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第14話 テストの結果

遅れました。すみません。

 水曜日の放課後、僕は教室に残ってる。テスト勉強をしてたみんなに誘われて、コネクト(この世界のライン)のグループに入ったんだけど、そこで「テストが全部返ってきた日の放課後に結果をみんなに報告会したい!」って翡翠さんが言ってたから残ってる。カエデもいつもはテストが返ってくるたびに何点とったか教えてくれてたんだけど、報告会でみんなと一緒に言いたいのか教えてくれなかった。というか、あんまり話しかけてくれなかった。点数を言わないようにしてたんだと思うけど、カエデってそんなに口軽いかな?そんなことないと思うんだけど。


 ちょっとすると、みんなが帰ったり部活に行ったりして人が少なくなってきた頃、勉強会をしてた人たちで集まった。

「それじゃあ、報告会を始めます!」

 翡翠さんがテンション高めにそう言うと、カエデが「イェーイ!」って言って、拳を掲げた。そういうノリなのかと思って、僕もそれを真似て拳を掲げてみると、シルリアさんもおんなじことを思ったのか、僕のちょっと後に拳を掲げてた。鳥遊さんは何にもしてなかった。うん、別にしなくてもよかったみたい。

「それで!誰から発表する?!」

「どうしよっか。教えてもらってた私たちからか、教えてくれてた美月ちゃんたちからか、みんなはどっちが良い?」

 カエデが順番を尋ねると、翡翠さんにどの順番が良いか聞かれた。うーん、教えた人の点数を聞いて早く安心したいか、最後まで残しておいてドキドキしたいかってことかな?僕としては、教えた人がちゃんとテストで良い点数を取れたか気になるから、早めに聞きたいなぁ。

「明梨姉、低い点数は早めに言っといたほうが良いよ?高い点数から聞くと言いにくくなっちゃうから。」

「うぐっ、それは確かにそうかも。」

「私も明梨ちゃんの点数を早く聞きたい!私、人に教えるの初めてだったんだよね!」

「それなら私から発表するね!」

 小鳥遊さんとカエデが翡翠さんから点数を言うように促して、翡翠さんが発表することになった。

「私はこんな感じだった!」

 翡翠さんはカバンから返されたテストを取り出す。そのテストには40点台から60点台の点数が書かれてた。大体平均くらいの点数だね。

「明梨姉にしては良い点数ね。教科が増えてることを考えたら、楓姉と一緒に勉強を教えたのはかなり効果があったみたいね。」

「そうなんだ!よかった!」

「美月ちゃんも楓ちゃんも勉強を教えてくれたおかげで、赤点を取らないで済んだよ!ありがとね!」

「どういたしまして!」

「次!シルリアちゃん!」

「わかった。はい。」

 シルリアさんがテストを出す。テストには70点台80点台の点数が書かれてた、良い点数を取れてよかった。

「シルリアちゃん点数高!」

「如月のおかげ、ありがとう。」

「どういたしまして。でも、シルリアさんが頑張ったからだよ。」

 僕の話を真剣に聞いて、勉強に向き合ったから良い点数を取れたんだし。


 その後、カエデ、僕、小鳥遊さんの順番でテストを見せることになった。カエデはシルリアさんとおんなじくらいの点数で安心した。ハヤテもコネクトで良い点数だったって教えてくれたし、僕が教えた人全員良い点数でよかった。

 僕は80点台後半から90点台の点数だった。みんなすごいって言ってくれたし、カエデなんて抱きついて撫でてくれたけど、できればもうちょっとうっかりミスを減らしたかったなぁ。何個かはちゃんと見直ししてたらミスに気づけそうだったし。

 次の小鳥遊さんは僕とおんなじくらいの点数だったけど、1つだけ100点取ってたからすごかった。


「それで、提案なんだけど、これからお祝いにどこかに食べに行かない?!」

 みんなが点数を発表して、「このあとどうするんだろう?」と思ってたら、翡翠さんがそう言った。打ち上げってやつだよね。僕はそういうのにあんまり行った事ないから行ってみたいんだけど、今から何か食べると日向が準備してくれてるはずの晩御飯を全然食べられないと思うから、今日は無理だよ。あと、シルリアさんの事情を考えると、そんなに遠い場所は危ないし、帰る時間が遅いのも危ないから、今からはちょっと厳しそうだと思う。

「明梨姉、急に言われてもみんなが困っちゃうでしょ?この時間にご飯を食べると、晩御飯はあんまり食べられなくなりそうだし。」

「それは、確かにそうかも。ごめんね!じゃあ、土日のどっちか都合の良い日にしよっか!」

 結果、土曜日に打ち上げをするということを決めて、その日は解散になった。解散したあと、カエデに長い間、膝に座らされてた。最近、あんまり話してなかったから、寂しかったのかな?


 前回は、余裕を持って投稿できたのに、なぜ今回は同じ条件でこんなに遅いのか。すみません。

 

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