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第9話 テスト前の変化

先週に引き続き1日遅れて申し訳ありません。

如月日向視点

 テストまで2週間になりましたが、私の平日の生活は全然変わりません。晩ごはんの後の勉強の時間が1時間くらい増えるくらいです。まぁ、兄さんはちょっと私のせいで忙しくなっちゃいますけど。

兄さんはいつも勉強の時間に私と同じ机で勉強して、何かわからないところがあると解き方や考え方を丁寧に教えてくれるんですが、テストが近くなるとそれ以外に兄さんが問題集を作ってくれるんですよね。しかも、簡単な問題だけではなくて、テストに出てくるような応用の問題もあります。そのすべての問題にわかりやすい解説と覚え方も答えが書かれノートに書かれていて、おそらくですけど、全教科で20点以上は上がってる気がします。

勉強を教えてもらうときもわかりやすい例えを使ったり、複雑な内容をシンプルにしてどういったふうに考えるかを実践したりして、わからないところもすぐに理解できるくらい教えるのが上手いですし、わからないところができるようになったら笑顔で褒めてくれるので、兄さんは教師とかに向いてるのかもしれません。・・・教師になったら、いろんな生徒にモテそうなので、兄さんに薦めはしないですけど。恋愛関係でいろいろトラブルが起きそうですしね。

 そんな兄さんはカエデさんとハヤテさんの問題集も作っていたりします。なんであの2人の問題集を作ってたのかと思うんですが、兄さんによると「いつもお世話になってるから、少しでも返せれば良いなと思って。それにこういうの作ってると、テスト対策になるしね。」と言っていました。昔、ちょっと問題集を見せてもらったんですけど、2人に渡す問題集は私がもらった問題集の半分くらいしかありませんでした。そして、問題を見たら、特に重要な問題だけに絞っているみたいでした。あの2人は稽古で忙しいので、短い時間で基礎を固められるようにしてるんだと思います。

 そして、休日は普段の生活とは全然違うんですよね。それはなぜかというと・・・。

『ピンポーン』

 私と兄さんは大きな門についてるインターフォンを鳴らしました。すると、すぐに人が出てきました。

「優くん、日向くんおはよう!」

「カエデおはよう。今日はよろしくね。」

「よろしくは私のセリフだよ!今日、優くんは私たちの勉強を見てくれるんだから!」

 さっき、カエデさんが言った通り、私と兄さんはテスト期間の休日になると、カエデさん達の家に勉強をしに行くんですよね。


 カエデさんが私たちを迎えにきて、そのままカエデさんの案内で家に向かいます。それにしても、相変わらずこの家は大きいですね。広い和風のお庭に、剣の修練をしている道場、そして、横幅だけでも大きいってわかるほどの2階建ての家があります。カエデさん達の家の道場はかなり有名な流派みたいなので、道場も大きいですし、住み込みで稽古をする人もいるみたいなので、それで家も大きいと前に言っていた気がします。

 そのまま、家の玄関に入ると、1人の女性が出迎えてくれました。

「優さん、日向さん、子供達のために来てくれてありがとうね。」

「いえ、僕も2人と過ごすの、大好きですから。」

「ふふっ、これからも2人と一緒にいてちょうだいね。」

 カエデさん達のお母さんですね。あまり話したことはないですが、いつもお昼になるとごはんを持ってきてくれて、そのごはんがとても美味しいんですよね。なんでも、住み込みの人の分も全部ごはんを作ってるらしいです。そんなにたくさんの人のごはんを毎日作ってるなんてすごいですよね。

 そんなカエデさん達のお母さんに軽く挨拶をして、洗面所で手洗いうがいをした後、階段を上って2階の部屋に移動しました。そこにはハヤテさんがすでに勉強をしていたのか、教科書やノートを開けながら、苦しげな表情をして、机に突っ伏している姿がありました。

「ハヤテ、おはよう。もう勉強してるんだ。」

「おう、おはよう、優!日向!俺も流石に教えてもらうためにな!色々わからないところがあるから!今日はよろしくな!」

 ハヤテさんはそう言いながらニカっと笑いました。わからない問題があって、あんな表情になってたんですね。兄さんはハヤテさんの勉強を早速見るために、すぐにハヤテさんの隣に移動して、勉強を教え始めました。私も勉強を始めよう。カエデさんもそう思ったのか、早速勉強を始めました。


「かなりわかったぞ!ありがとうな!」

「うん。それなら良かったよ。さてと、カエデはわからないところある?」

「いろいろあるよ!見てくれる?!」

 兄さんがハヤテさんに教え終わったみたいで、次はカエデさんに教えようとしているみたいです。でも、私は少し気になっていたことを言うのでした。

「そういえばなんですが、兄さん。」

「どうしたの?日向。」

「作った問題集ってもう渡しましたか?」

「あ、まだだったかも!」

 そう言って、兄さんは問題集を出し、2人に渡しました。

「これで、勉強頑張ってね。」

「いつもありがとな!」

「優くんありがとう!これがあったら、全教科50点くらい上がるよ!」

 全教科50点って、これがなかったらどれだけ低い点数なんですか。

 そんな明るい雰囲気で、私たちは勉強を頑張るのでした。



 平日の様子を入れるか、平日をとばして休日にするか悩んだ結果、日曜日の半分が終わった時点で全く進んでいないとかいう酷い状態になりました。

 流石に来週からはちゃんと日曜日に投稿できるように、よりいっそう気を引き締めます。

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