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第1話 無言の圧

小鳥遊和也視点

 エオンに来た。俺は今日家から出たくなかったんだが、幼馴染の明梨と妹の美月に引っ張られて外に出ることになったんだが。

「それで、どこに行くんだ?さっさと帰りたいんだが。」

「和也くんは外にでなさすぎ!私たちが連れ出さないとずっとゲームしてるでしょ!」

「確かに今日はずっとゲームする予定だったが、別に良いだろ。一昨日まで林間学校でしばらくできなかったんだから。」

「別に和兄は林間学校がなくてもずっとゲームしてるよね。ダメだよ。そんな引きこもりみたいな生活。」

 確かに休日はあんま外にでねぇが、引きこもりは言い過ぎだろ。平日は学校があるから、疲れるんだよ。

「和也くん、平日は学校があるからとか考えてるんだろうけど、春休みとかでもあんまり外に出ないでしょ!」

 なんで思ってることがわかるんだよ。エスパーか?俺はあまり顔にでねぇタイプのはずなんだが。

「わかったわかった。そんで、結局今日はどこ行くんだ?」

「ウィンドショッピングしよう!いろいろ見て、興味があるお店に入るの!」

 おい。なんも決まってねぇのに明梨は俺を連れてきたのかよ。

「明梨姉、ダメだよ!和兄は引きこもりなんだから、そんなに歩けないよ!だから、映画を見に行こうよ。ちょうど見たい映画があるの!」

 美月は美月で俺を舐めすぎだろ。流石にエオンを歩き回るくらいなんてことねぇわ。まぁ、映画の方がマシだから口にはしねぇが。そう思ってると、明梨が俺たちとは違う方向を見ていることに気づいた。

「どうした、明梨。」

「多分だけど、あっちにいるの優くんじゃない?」

 明梨が指差した方向を見ると、そこには、確かに如月がいたんだが、隣に髪色が似ている少女?がいた。おそらく兄弟だと思うんだが、性別に関しては如月があれだから見た目では判断できないが。

「隣にいる子、女の子みたいだけど、彼女とかなのかな〜。」

「いや、妹かなんかだろ。」

「わかんないよ?ここからじゃ、髪色しか見えないんだから、似た髪色の彼女っていう線もあるよ!っていうことで、話しかけに行こうよ!」

 そう言って、明梨は如月たちの方に突撃していった。いや、放っておいてやれよ。もし、恋人だったら迷惑だろ。

「そういえば、あいつ如月のこと優って呼んでたが、仲良くなったのか?」

「仲が良いかどうかはわかんないけど、この前の林間学校の帰りのバスで一緒に遊んだんだよ。和兄たちが寝ちゃって暇そうだったから、って楓姉が誘ったの。」

「へぇ、そんなことがあったのか。」

 如月のことだから俺らと一緒に寝てるもんだと思ったが、1人で暇してたのか。それは申し訳ねぇことしたな。

「それにしても、本当に彼女だったらどうする?」

「どうって?」

「和兄、嫉妬するんじゃないかと思って。」

 こいつ、また林間学校の話持ってきやがった。その話はしねぇって約束をさせたはずなんだがな。

「おい、その話はもうしねぇんじゃなかったのか?」

「あれ?私は彼女がいることに嫉妬するっていう話のつもりだったんだけどな。やっぱり、あの人のことそういう意味で気になってるんじゃない?」

 めんどくせぇ。

「しつこく聞かれたせいで、お前の話がそういう話だと思っただけだ。つまり、お前が悪い。」

「そういうことにしといてあげるね!」

 ウゼェ。これが学校の奴らなら学校だけの話で聞き流せるが、こいつのせいで家でも噂についてあれこれ聞かれるんだよな。それがクッソめんどくせぇんだよな。

 そんなふうに俺たちが話していると、明梨が如月たちを連れて戻ってきた。なんで連れてきた。

「連れてきたよ〜。」

「なんで連れてきたんだよ。聞くだけじゃなかったのか?」

「どうせなら一緒に遊ぼうかと思って!」

「僕たちは別に挨拶に来たんだけど、まぁ、食べ物を買いに来たくらいで特に予定はなかったから、一緒に遊ぶのは大丈夫だよ。あ、もしかしておじゃまだった?」

「別にそういうわけじゃねぇよ。それはそれとして、そっちのやつは知らねぇ奴らと遊んでも面白くねぇだろ。やめといた方が良いぞ。」

 そう言って、如月の隣を見る。水色のタレ目に肩まであるベージュ色の髪を持つ、おとなしそうな小柄の少女?だった。まぁ、如月が髪の長さが顎くらいまで短くなって、瞳の色が翡翠色で、あとはその少女と変わらんから、間違いなく兄弟だろ。これで違ったらビビる。しっかし、本当に似てるな。如月がいなけりゃぜってぇ女子って判断するんだが。

それにしても、なんかすげぇ圧を感じるんだが。しかも、如月と如月妹(推定)の両方から。すげぇ怖いんだが。なんでこんなことなってんだ、おかしいだろ。


 最近思ったんですが、後書きってそんなに長くない方が嬉しいですか?正直、僕は長く書かれてても短く書かれてても飛ばしちゃうんで、気にしてなかったんですが、自分の後書きを思い出すと、無駄に長いけどほとんど中身ないみたいなこと多いんですよね。かといって、何も書かないのもちょっと寂しいんですよね。どうすれば良いんでしょうか。

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