第12話 小さい変化
小鳥遊和也視点
結局、檜山と一緒に行くことになったんだが、はっきり言ってヤバすぎた。マシなやつだと叫び声がドッカから聞こえてくるうえ、そこら中に血溜まりがところどころできてたし、やばかったやつだと、突然地面から手が伸びて足を掴まれたり、暗くなったと思ったら突然貞子みたいなやつが目の前に出てきて、「お前かーーーーー!!!!」と大声で飛びかかってきた。特に貞子のやつはヤバすぎて、トラウマになった。ちなみにだが、檜山はホラーがダメだったのか、終始ビビりまくっていた。結果、俺たちは貞子のやつで心が折れてリタイアした。
校舎に戻ってきて、人が多いキャンプファイアーの近くに行くと、泣き声が聞こえてきた。さっきの肝試しで泣き声も聞こえたから、泣き声も割と怖いんだが。ひとまず、知り合いを探すため辺りを見回していると、如月が誰かを抱きしめて頭を撫でているのが見えた。確か、如月と一緒に行ったのは檜山の姉妹だったか?さっきから聞こえてた泣き声ってあれだったのかよ。
「おい、檜山。あれ如月とお前の妹だろ。行ってきたらどうだ?」
「おう、そうさせてもらうぜ。」
いつもの檜山では考えられねぇくらい声に覇気がねぇな。檜山の妹もあの様子だし、双子でホラーが苦手らしい。まぁ、それはいいか。俺も誰か知り合いを探すか。その後、俺は美月と明梨を見つけ、2人と話して過ごした。
「なぁ、今日の肝試しかなり怖かったんだが、和也たちはどうだった?」
夜、俺らは寝る部屋に戻ってきたんだが、肝試しがヤバかったせいで全然寝れそうになかった。それは如月以外のやつも同じだったらしく、全員で起きている状態だった。
「俺たちは怖すぎてリタイアしたぜ!」
「俺もだよ。彼女の前だから頼りになる彼氏になろうと思ってたんけどな。途中からそれどころじゃなくなったぞ。まぁ、怖がってるヒナは可愛かったけどな。」
「よく彼女さんのことを気にかけながらあの肝試しを回れたな!俺なんか怖すぎて和也の存在を忘れてたぞ!」
「おい!」
「悪い悪い!」
檜山は調子が戻ったのか、声の覇気が戻ってきた。まぁ、眠れねぇ今の状態で聞くとウルセェけどな。それはそれとして、俺たちに付き合っておきてた如月がかなり眠そうなんだが。
「優、眠いなら俺らに構わず寝ても大丈夫だからな。俺らとしても無理に付き合ってもらうのは申し訳ないし。」
「じゃぁ、寝るさせてもらうね。」
如月が寝た後、俺らは雑談やトランプをし、だいたい2時に全員ねむくなり、解散して寝た。
翌日、昼頃に俺らは学園に帰ってきた。3日目は特にイベントもなく、午前中はバスで移動していたんだが、寝不足でバスの中で俺らは寝た。それで寝てたんだが、いつの間にか学園についてたんだよな。
「それじゃあ、お前らー!今日は部活もないし、さっさと帰れよー!」
先生のその号令で解散になった。
「和也くん!一緒に帰ろっ!」
「和兄、早く帰ろっ!私お腹すいたぁ。」
「はいはい、わかったわかった。」
解散してすぐ、幼馴染の明梨と義妹の美月が俺の手を引いてきた。
「そういえば和兄、気になるって言ってたあの子とは仲良くなれたの?」
「まぁ、多少はな。」
「和兄、積極性が足りないんじゃない?もっとガンガン行かないと!」
美月がニヤニヤしながらそう言った。こいつ、わかってて言ってるだろ。
「どんなやつか気になるだけで、そういうのじゃないって何度も言ってるだろ!」
「え〜、ほんとかな〜。ねぇ、明梨姉知ってる?その子可愛いくって、男の人から何回もラブレターとかもらってるんだって。」
「へっ!?そうなのっ?!」
如月、男からラブレターとかもらってたのか。如月が悪いわけじゃねぇんだが、今は色々言いたい。
「しかも和兄、その子と一緒に寝たらしいよ!絶対何かあるよね!」
「か、和也くん。流石に、嘘だよね。」
めんどくせぇ。実際に添い寝したせいで否定できねぇのがよりめんどくせぇ。
「確かに一緒に寝たが、あれは間違えて一緒のベッドに入っただけだ。変なことは何もなかった。」
抱きしめられて頭撫でられて子守唄を聞かされたが、こいつらの思うようなことはなかった。あぁでも、あれのせいで人に甘えるのが良いと思ったか。まぁ、黙っとくか。
その後も、明梨と美月に色々言われながら、俺たちは家に帰った。
僕は、色々なろうで小説を読むんですけど、毎日更新とかの人たちをたまに見るんですよね。それを見るたび、すごいなぁと思いながら読んでます。僕の場合、どんな話にするかで1日以上かかるんですよね。しかも、書き始めるとそこから逸れていったりとかするし。ちなみに、今回もそのパターンです。しかも、今日全部書き直してたりします。僕にしてはよく間に合ったなぁ(ギリギリ)。僕も1日で書き上げられるようになりたいですね。




