第34話 ロンフォード盗賊掃討戦1
・コスモ(女)=モウガス(男)
元騎士団の39歳のおっさん冒険者
職業は【ソードアーマー】
領主騎士団時代に負傷した右膝を治す為に飲んだ森の魔女の秘薬、万能薬の効果により39歳のおっさんモウガス(男)から見た目が20歳前後のコスモ(女)となる
上皇アインザーによって<インペリアルオブハート>の称号を得るが、それを象徴するハート型の盾と共にビキニアーマーがますます外せなくなる、ある意味呪われた装備と化していた
ロンフォード領からの盗賊を一掃する為に未開の森へと進軍する。
カルラナに戻ってから一週間経った頃、魔法学院で破損したビキニアーマーやハート型の盾の修復も終えて、コスモの日常が戻ったところに仕事斡旋所へと1件の緊急依頼が入って来る。
依頼の内容はガジェインが言っていた盗賊掃討戦である。
以前とは違い緊急依頼が出されたのと同時に、中央都市アプリニアから派兵された【デュークナイト】100騎の中央騎士団がカルラナへと到着して、城壁の外で野営をしていた。
今度はこちらの番だと言わんばかりの先手を打った進軍だ。前回の雪辱を果たしたい事もあって中央騎士団の士気は高く、盗賊を全て領地から追い出そうという本気の気概も伝わる。
その中に今回の立役者であるロンフォード領の領主ジルト・ロンフォードの姿もあった。
「ジルト様、出立の準備は整いました、いつでも行けます」
「うむ、今回はこちらが先手を打つ番だ。冒険者達に作戦を伝えたらすぐにでも出発する」
「ははっ!」
目的は前回逃した盗賊達の残党勢力のロンフォード領からの掃討である。
ロンフォード領騒乱に捕らえた盗賊から、未開の森に築かれた盗賊の拠点を聞き出し、それを元に皇帝ウェイリーとジルトが作戦を考案していた。
主力の抜けた中央都市アプリニアの防衛には、カーク率いるアーマー部隊の他に帝国からの援軍を駐屯させていた。その援軍には自ら名乗りを上げた、魔法学院のユリーズとルイシュも参加していた。
前回と同じ轍を踏まない様、盗賊からの反転攻勢を警戒しての対応である。
盗賊掃討戦の主軸となるのが、領主ジルト率いる騎兵を中心とした中央騎士団100騎と、カルラナの冒険者コスモとセリオス、オルーガ達であった。冒険者の数もコスモの称号の影響で以前よりも増して100人が集まっていた。
その人数だと仕事斡旋所内では手狭になるので、中央騎士団が野営していた場所に冒険者達が集められていた。
「こんだけの大所帯、初めてだぜ……領主様も気合入ってるねえ」
「前は先手を取られていたからね、今回は陛下も父上も本気の様だ」
冒険者のオルーガとセリオスが集まった冒険者達を見て、今回の戦に対する皇帝ウェイリーとジルトの意気込みを感じ取っていた。
仕事斡旋所の所長ウドガーがジルトとの打ち合わせが終わると広場に集まった冒険者達の正面に立って、ジルトの代わりに今回の作戦を伝達する。
「今回の作戦だがジルト様の中央騎士団と冒険者の戦力を2つに分けて進軍する。中央騎士団には盗賊の拠点で正面から敵を引き付け、冒険者達は山に有る裏道を回り拠点を裏から叩く、挟撃戦となる予定だ」
簡単な説明を行うと、サラとシグネを含む受付嬢達が冒険者達に盗賊拠点を記した地図を配り始める。
「予想より参加者が多いので地図が無い者は持っている者と一緒に確認してくれ。我々の進軍先にはいくつか盗賊の砦が築かれている、だが先の戦いで盗賊達の数は少ない、恐らくは砦の中でも一番守りの固い最後の砦に戦力が集中する筈だ」
中央騎士団の斥候部隊がすでに盗賊の拠点までの偵察を終えており、その情報が捕まえた盗賊の言う通りの内容と一致する事を確認している。そしてそれを元に地図が作成されていた。
盗賊の拠点は左右を天然の反り立つ土塁に囲まれた難所であった。前面の大きな門の周りには巨大な丸太の柵で壁が造られ防衛に特化していた。
その拠点の裏側通じる狭い山道には、いくつか砦が築かれ敵の進軍を阻むようになっていた。
続けてウドガーから今回の報酬についての説明に入って行く。
「この作戦は互いの連携が重要となるので報酬は討伐した盗賊の数では無く、参加した者に金貨10枚が与えられる。くれぐれも独断専行をしない様に注意してくれ、それでは皆の健闘を祈る」
報酬が冒険者の平均年収の半分の金貨10枚で破格の報酬である。それだけジルトが今回の掃討戦に力を入れている事が伝わってくる。そしてウドガーの説明が終わるとすぐに、ジルト率いる中央騎士団の騎兵達がカルラナを出発、それに合わせて冒険者達も移動を開始する。
今回の目的地、盗賊の拠点はカルラナから歩いて一週間は掛かる場所にある。これだけの大人数なので、途中の開拓村に寄りながらの進軍となる。
道中、冒険者達が今回の緊急依頼の盗賊掃討戦の話題に話が盛り上がっている中、1人だけ物凄い機嫌の悪い冒険者が居た。
「……」
「なんかコスモ師匠、すんげえ機嫌が悪いっぺな……なんかあっただか?」
「……何もねえよ!」
「わかった!呪いのビキニアーマーの件だな!でも自由に外せるなら何も問題ないっぺ」
「外したら呪われるんだよ!このビキニアーマーは!」
機嫌の悪いコスモに、いつも通り話し掛ける黒騎士セルシルだが、さらにコスモの機嫌を悪くさせる。ビキニパラダイスの件から数日経っていたが、セリオス以外全員がビキニアーマーでコスモを認識していた事に、相当にむかっ腹が立っていた。
「おい、セリオス……コスモちゃんをどうにかしてくれよ」
「あれはオルーガが悪いよ、どうみたってコスモなのに気付かないんだからさ」
「悪いのはあのピンクのビキニアーマーだろ、誰だよあんなの装備させたのは……」
「うーん……それは一理あるかも……」
セリオスがオルーガからコスモの機嫌を取る様に懇願されるが、自身の責任として一蹴する。だがオルーガの申し分も何となく理解が出来る。
普段ピンクの服装を着ている者が、普通の服を着れば誰にも気付かれない。トレードマークが無いと只の人となるのは、有名人には良くある事だ。
それに鍛冶屋【覇者の剣】のミリットの悪癖が全開になったビキニアーマーだ。セリオスの頭の中にミリットの悪巧みする笑顔を浮かぶとオルーガに少しは同情をする。
そんな機嫌の悪いコスモに大きい木箱を背負った男が声を掛ける。
「コスモ殿、お久しぶりです」
「おー、ペイタじゃねえか元気にしてたか?」
「はい、コスモ殿のお陰で私の道場には多くの門下生が集まり助かっています」
コスモに決闘を挑み、引き分けた東の国の剣士ペイタであった。今はカルラナで剣術道場を開き、流派名を愛心一刀流に変え剣を門下生に教えていた。今回の緊急依頼を受けて、少しでも自身の剣術が役に立てればと思い馳せ参じていた。
「その背中に背負ってる箱はなんだ?」
「これは私の故郷で一領具足と呼ばれるものでして中には防具が入っています」
「東の国の剣士はそうやって戦に向かうんだな」
「はい、今回の依頼でお世話になったカルラナの人々に報いる為、参加した次第です」
「理由が真っ当過ぎるな……だがペイタらしくて嫌いじゃないぜ」
ペイタの真っ直ぐな参加理由を聞いてコスモが笑顔で歓迎すると機嫌が直っていく、そしてペイタの母親の話を含めた道場生活の世間話に花が咲く。
それを見てオルーガや、他の冒険者達が安心した様に溜め息を漏らす。安心したのはオルーガだけでは無い、あの時ビキニパラダイスに居たのに、コスモに気付かなかった冒険者達もであった。
そんな会話を交えつつ日が暮れ始めると経由地の開拓村に到着する。冒険者達は各自で用意した天幕、寝袋などを準備していると、開拓村の一画で夕食を作り始める集団がいた。
トールネ商人連合の者達だ。今回の糧食の運搬、配膳は全てトールネ商人連合が請け負っていた。トールネ商人連合の特徴は完全現場主義、戦だろうが災害だろうが、どこからともなく駆け付けて商売を始める、そんな者達で結成されている。
「初日の移動で汗をかいたでしょう?今日は濃いめの味付けをした肉汁ですよ!それとパンは1人2つまで持って行って下さい!騎士団、冒険者の方は無料となってます!」
恰幅の良い達磨の様な形をした体型で、青い髪に青い口髭で白の長い衣服に身を包んだ男が、給仕をしながら冒険者達に声を掛けていた。
すでに夕食の代金は料金はジルトから受け取っていて、一生懸命に炊き出しを行っていた。
「これは盟主自ら配膳とは精が出ますな、トールネ殿」
「いやいやこれはジルト様、今回はトールネ商人連合を贔屓にして頂きありがとうございます」
「何を仰る、この様な戦にはトールネ商人連合しか頼れませんからな」
「そう言って頂けると商人冥利に尽きますなあ、はははは!」
商売をする場所を選ばないという事は、それなりの武力を持たなければならないが、それを含めてジルトがトールネ商人連合を頼りにしていた。自軍の戦力を割いて護衛する必要が無い兵站部隊は本当にありがたいのだ。
ジルトも配膳された肉汁とパンを受取ると騎士団の野営地へと戻って行く。そしてこのような日々が過ぎて行き、進軍が続いて行った。
~
一週間後、盗賊の拠点近くに全軍が到達する。
ジルトが全軍の進軍を停止させると、地図を開き老騎士ガジェインと共に目的地を確認する。
盗賊の拠点は街道からそう遠く無い場所にあった。盗んだ物を効率良く運ぶのに適した場所だからだろう。人目に付かない様に、その周囲は鬱蒼と茂った森と山に囲まれていた。
そして襲った馬車を移動させる為に人が造った幅の広い道が1つ続いている。もう1つ離れた場所に山に続く獣道の様な山道があるが、大人数では一気に通れない手狭な道となっていた。
盗賊の拠点へ向かう道はその2つであった。
ここで領主のジルトが乗馬したままコスモ寄って声を掛けてくる。
「コスモ嬢、陛下からの書状は見て貰えたかな?」
「はい、ジルト様、しかし……俺の責任は重大ですね」
「陛下たっての願いだからな、頼りにしているぞ」
「分かりました、期待に応えて見せましょう!」
「今は早朝、日が真上に登る頃にはこちらも盗賊の拠点へ着く予定だ。そちらも時間を合わせて進軍して欲しい、頼んだぞ!」
「は!また後ほどお会いしましょう!」
そうして話が終わるとジルトは騎兵100騎を引き連れ盗賊拠点へと続く広い道を進軍する。コスモも冒険者に指示を出し、冒険者達を20人づつの集団に分け、山へと続く獣道へと進軍を開始する。
トールネ商人連合はその場で待機し、ジルト達の帰りを待つ事となる。
その中でコスモが密かにセリオスとセルシルを呼び出し耳打ちをする。真剣な表情で聞くセリオスとセルシルが頼み事を承知すると、コスモが持っていた特別な地図を2人に渡す。
受取ったセリオスがセルシルの愛馬"宝船"に乗って2人乗りになると、冒険者の集団から抜け違う場所へと走り去って行く。
それを見送るとコスモが急いで先頭集団に合流する。先頭集団を歩いていたオルーガが、セリオスとセルシルの姿が無い事に気付く。
「あれ?コスモちゃん、セリオスとセルシルはどうしたんだ?」
「ああ、あの2人には重要な任務を与えたんだよ」
「えー!俺じゃ駄目なの?」
「安心しろオルーガ、俺でも駄目なんだ、あの2人だから最適なんだ」
「んーコスモちゃんも駄目なら仕方ないか」
「ほらオルーガ、ジルト様達に遅れちまう先を急ぐぞ!」
冒険者達が急ぎ足で山道を駆けて行く、ジルト達と歩調を合わせる為だ。狭い山道を進んで行くと、砦が見えて来るが多勢を防げないと見たのか無人のままで放棄していた。
ここの砦に体力的に厳しい者と防衛に長けた者を20人残して行く。何かあった場合の予備戦力と後方からの挟み撃ちを避ける為である。砦は山の尾根に沿って造られているので一本道が続いていた。
その道を残りの80人で進軍を続けいくつかの無人の砦を抜けて行くと今までの砦より強固な造りの砦が見えてくる。情報通り盗賊達がそこに集結していた。
門の上で歩哨をしていた盗賊がコスモや冒険者達の姿に気付き、砦の門前に20人で布陣するリーダー格の男に声を掛ける。
「くそ!やはりここを狙って来たか!おい!バラーナ出番だぞ!」
「ああ、分かっている」
「もし逃げたり投降したりしたら分かってるな?」
「くどい奴だ、お前達行くぞ!」
バラーナと呼ばれる男は茶色の長髪に、冴える様な目付き、皮鎧を装備した軽装備で盗賊らしからぬ風貌、年齢は20代程の若者、手には鉄の剣を握っていた。
同じ様な格好をした仲間20人に声を掛けると、砦の門の前の開けた場所でバラーナを中心に、横一列に展開してコスモ達を待ち構える。
その様子を見たコスモがオルーガとペイタに声を掛ける。
「オルーガ、ペイタ頼みがある!いいか?あいつらの攻撃を受け続けて時間を稼いでくれ、そして俺に何が有っても絶対に動揺するなよ!」
「コスモちゃんに何か有ったら動揺しちゃいそうだけど……分かった!」
「私はコスモ殿を信じておりますのでご安心を!」
2人がコスモの頼みを聞くとコスモが先に立ち、先頭集団の冒険者20人が砦の門の前の開けた場所へ相手と同じ様に横一列に展開する。しばらく睨み合うとバラーナ達が攻撃を仕掛けてくる。
「お前達に恨みは無いが……これも定め、覚悟して貰おう!」
「へっ盗賊風情が偉そうにキザったらしい口の利き方しやがって、とっととかかってこい!」
バラーナがコスモに飛び掛かる様な上段切りを放つと、コスモがハート型の盾で受け止める。続けてバラーナの他の仲間達も一斉にオルーガ達、冒険者に切り掛かって行く。
コスモの言い付け通りオルーガとペイタは受けに徹してくれてはいるが、他の冒険者達は苦戦をしていた。
「こ、こいつら出来るぞ!中級以上の能力値がありやがる」
「俺達をただの盗賊だと思って、舐めるなよ冒険者共め!」
冒険者の先頭集団は中級以上の戦闘に長けた能力値を持った者で固めていたが、それでもバラーナの仲間達の攻撃を受けるので精一杯であった。バラーナの仲間達の動きは無駄が無く訓練された動きだ。盗賊の中では精鋭と言っても良い実力を持っていた。
それに加えてバラーナ達と戦っている場所が山の尾根なので、道幅も狭く人数の優位を活かせないのも苦戦の要因となっていた。打ち合いが続く中で、コスモもバラーナに苦戦をしていた。
「おらああああ!」
「ふん、その程度の剣速では俺を捉えられないぞ!」
コスモが魔剣ナインロータスをバラーナに向かって何度も振り下ろすが、華麗な足捌きによって難なく避けられていた。バラーナだけは仲間内でも特に能力値が優れていた。特に【速さ】、【技】だけは上級の能力値を持ち、コスモ相手に遺憾なく発揮されていた。
「何時までも、お前を相手にしている訳にはいかない。ここで決めさせて貰う!」
「へっ、面白れえ!やれるものならやってみろ!」
するとバラーナが鉄の剣の切先を下に下ろし腰を落とし構えると、剣が紫色に輝き剣奥義を出して来る。
「剣奥義、紫死三連撃!」
特殊技能【紫毒】相手の体力を徐々に奪う効果と、剣技【三連撃】を組み合わせた奥義である。効果は攻撃を受けた相手は無条件で、徐々に体力を奪われて行く。
バラーナがコスモの正面から横薙ぎに切り掛かると同時に上段、中段、下段の剣戟が襲い掛かってくる。上段と中段の直撃は盾で防ぎきれたが、下段だけがコスモの太腿に掠り【紫毒】を受けてしまう。
「ぐっ……俺とした事が……油断した」
「俺の【紫毒】を受けた者は数秒で毒が全身に回る。そして【体力】が尽きてお前は動けなくなる、勝負あったな」
コスモが片膝を付き、魔剣を地面に刺して体を支えるが、紫色に変色した傷口から徐々に体力が奪われて行く。それを見ていた冒険者達が動揺するがオルーガが必死に鼓舞する。
「お前ら!コスモちゃんならなんとかする!自分の敵だけをしっかり相手にするんだ!」
「しかし、私達も相手の攻撃を受けるので精一杯、コスモ殿を助ける余裕が無い……」
オルーガとペイタも予想以上の敵の攻撃に苦戦をしていた。膝を付いて倒れまいと耐えていたコスモに、完全に毒が全身に回るとコスモが意識を失い、ハート型の盾と魔剣ナインロータスを手放してその場に倒れる。
「くそ……こんな所で倒れる訳には……」
「これが大陸全土に響く<インペリアルオブハート>のコスモなのか……呆気無いものだな」
バラーナが鉄の剣を振り上げてトドメを刺そうとコスモに切先を向けた時に、砦の門の上から盗賊の男が叫ぶ。
「待てバラーナ!そのまま殺すには惜しい……その女を門の中に連れて来い!」
倒れたコスモの体をまじまじと見つめた盗賊の男が、バラーナに連れて来るように命令を出す。バラーナがその声で手を止めると、命令に従いコスモを砦の門の中へ連れて行く。
(この下種共が……)
門の中の盗賊達がコスモに何をするのか想像が付くとバラーナが軽蔑の言葉を頭の中で言葉にする。そう思いつつも意識の無いコスモを門の中へ運び入れると、盗賊の男が門の裏側へと降りてくる。
「【紫毒】はちゃんと効いてるんだろうな?」
「ああ、間違いは無い、あと数分の命だ」
「よし、お前は戻って外の冒険者共の相手をしていろ」
「……」
バラーナが軽蔑の眼差しで盗賊の男を見るが、すぐに目を逸らして命令に従い、再び砦の門の外へ出ると盗賊の男が門を内側から閉める。そして周りにいた数人の盗賊達が、倒れて気を失っているコスモの周りを囲い始める。
「こいつのせいで、ここまで追い詰められたんだ、その分楽しんでも文句はねえよな」
「早くしろよ、この妙に色っぽい体が自由に出来るなんてそうそう無いからな!」
気を失っていても技能【魅力】が発動しているのか、意識の無いコスモから妙な色香が漂って来る。その色香に興奮した盗賊達がズボンを脱ぎ、気を失っているコスモへと迫って行く。




