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第10話 初めての討伐依頼

・コスモ(女)=モウガス(男)


元騎士団の39歳のおっさん冒険者、職業は【ソードアーマー】

 領主騎士団時代に負傷した右膝を治す為に飲んだ森の魔女の秘薬、万能薬の効果により39歳のおっさんモウガス(男)から見た目が20歳前後のコスモ(女)となる

 本人は嫌々ながらも着る服が無いので、ピンク色で統一されたビキニアーマーにハート型の大盾を仕方なく装備する事になる


諸事情によりモウガスの姪という事になる




 コスモが登録部屋を出ると昼になろうとしていた。昼間の仕事斡旋所内は人もまばらでとても静かだ。 他の冒険者達は朝に依頼を受けて外に出て行っているのだ。


 仕事斡旋所に併設されている酒場では昼に食事を提供しており、依頼された場所が近い冒険者が数人戻って来て利用していた。食事を取りながら雑談をしていると、登録部屋から出て来るコスモに冒険者達が気付く。


「お、おい……なんかあの新人の子、凄く可愛くないか?」


「なんか、格好もやべぇな……分かんねえけど心にぐっと来る……」


 食事を取りながら登録部屋から出て来たコスモを見て、男の冒険者が小声で話題にしている。あれだけ桃色のビキニアーマーなのだ、目立つのも仕方ないだろう。


 そんな中、男からの視線にも慣れたコスモは仕事斡旋所の登録部屋を出てから、冒険者証が発行されるまで受付窓口の側にある椅子に座って、長い片足を高く上げると足を組み静かに待つ。コスモは特に意識してやっている訳では無いのだが、技能【魅力】もあってその仕草が妙に色っぽいのだ。


 それを見ていた酒場の冒険者達から、ちょっとしたどよめきが起こる。


「うっはー!すっごい!助平!」


「ふう!セクシーダイナマイッ!!」


 男の冒険者達が食事を忘れ興奮気味になるが、それに気付いて居ないコスモが憂鬱な表情を浮かべ冒険者証が出来上がるのを待っていた。モウガスの時に比べ何をしても絵になる。


 数分後、受付嬢のサラが受付窓口に現れるとコスモに声を掛ける。


「コスモさん、お待たせしました、発行出来ましたのでこちらへどうぞ」


「はいよ!待ってたぜ、サラ!」


 コスモがゆっくりと椅子から立ち上がってサラの居る受付窓口へと向かうと、サラが受付窓口の台に一枚のカードを差し出す。


「これがコスモさんの冒険者証になります、紛失及び盗難された場合は、窓口まで来て下されば、再発行は可能ですので、よろしくお願いします」


「ああ、分かった」


「コスモさん、まだ時間は有りますから、依頼をいっぱい受けてモウガスさんをびっくりさせちゃいましょうね!」


「もちろん、あの巨躯な体が雲の上にふっ飛ぶくらい驚かせてやるさ」


 サラからの声援を受けてコスモにやる気が漲る。元々モウガスの時に溜まっていた依頼を選べない鬱憤を晴らしてやろうと考えていた。それがサラ達にとっても恩返しになる。


 冒険者証をコスモが笑顔で受取ると依頼書が掲示されている掲示板に向かって歩き出す。掲示板は壁一面を覆う大きさで板には鋲で依頼書が留められている。依頼の種類は、採取に護衛、討伐に配達と様々だ。もちろん一番人気は冒険者の花形である討伐依頼だろう。


 討伐依頼が出来て冒険者は一人前という認識がある。だがカルラナの仕事斡旋所では実力不足だと受付嬢のサラから断られるという登竜門的なイベントがあった。今のコスモは能力値から言ってどの依頼でも選び放題である。


 何でも受けられる気持ちが嬉しいのかコスモが笑顔で鼻歌を歌いながら吟味している。


「フンフーン♪茶狼討伐に、商人護衛、盗賊討伐に配達依頼……どれにしよっかな♪」


 その様子は元男のおっさんとは思えない可愛い仕草であった。 


 コスモが依頼をゆっくりと見ていると、仕事斡旋所の入口の扉が開き、一人の女が慌てた様子で駆け込んで来る。


 女は年若く薄茶の短い髪に首に赤いスカーフを巻き、得物を狙いすます様な目付きの鋭い顔に肩掛けの革製の胸当て、太腿まで露出する丈の短い青の下穿きに走り易そうな皮の靴、背中には矢筒と鋼の弓を背負っていた。


 その格好からして女はアーチャー職である事が分かる。


 駆け込んできた女はそのままコスモの後ろを通り過ぎると、受付窓口に居た受付嬢のサラに方へと一直線に勢い良く向かって行く。


「ねえサラ!ちょっと腕の立つ前衛職っていない?」


「ど、どうしたんですか?シノさん?」


 シノと呼ばれる女が額に汗を流し、せっつく様にサラに話しかける。


「今回の討伐依頼なんだけど、対象が1頭じゃなくて2頭いたんだよ、とてもじゃないけど私一人じゃ敵わなくてさ、それで応援を求めに来たって訳なの!」


「ええと、シノさんの討伐依頼は……」


 サラが討伐依頼の対象を確認しているとシノが待ちきれないのか、酒場で食事を取っている冒険者に向かって声を掛ける。


「ここに居る奴で前衛に自信のある奴は居ないか?討伐の応援をお願いしたい、報酬は金貨10枚だ!」


 高額な報酬を聞くと冒険者達の視線がシノに集まる。その中の1人の男が椅子から立ち上がり質問する。


「おい、シノ!討伐対象を先に言えって!」


 シノはカルラナでは有名なのか冒険者の男から名前を呼ばれると討伐対象について問われる。少し渋りながらもシノが返答をする。


「討伐対象は……巨大赤猪(ビグレッドボア)だ!2頭居るが1頭を引き付けて欲しい、後は私がやる!」


 巨大赤猪の名が出た瞬間にシノに集まっていた視線が一気に消える。立ち上がった男も巨大赤猪の名を聞くとシノに断りを入れる。


「要は囮って事だろ、しかも、前衛殺しの巨大赤猪なら話にならないぜ」


 立ち上がっていた男も椅子に座り食事に戻ってしまう。冒険者は命あっての物種、我が身が第一なのだ。


 それに巨大赤猪は自身の体重を武器にした一撃必殺の体当たりをしてくる魔獣だ。体当たりの威力はアーマーの上級職であっても重傷を負わせる程だ。その為、【前衛殺し】と呼び名が付き、中級以上の依頼となっている。その討伐難易度から高額な報酬が設定されていた。


 酒場の反応が無くなるとシノが悔しそうな表情を浮かべて立ち尽くす。


「くそっ、今回は諦めるしか無いか……」


 諦めかけていたシノに受付窓口から出て来たサラが寄って来て肩を叩くと笑顔で指を指し示す。


「シノさん、前衛ならそこの【ソードアーマー】のコスモさんにお願いしてみては?」


「コスモ?」


 サラの指差す方向にシノが視線を向けると、桃色のビキニアーマーを装備したコスモが依頼書を楽しそうに見ている姿が映る。


「……何だアレ、冒険者なのか?そもそも、あの守備も無さそうな恥ずかしい格好で【ソードアーマー】なのか?」


 シノがコスモの姿を見て率直な感想を漏らすが、ごもっともだと言いたい。アーマー職としては心許ない装備で誰もがそう思うシノの疑問をサラが答える。


「先ほど、登録が終わったのでそうなりますね」


「しかも、新人(ルーキー)か……」


「でも実力は私の折り紙付きですよ、シノさん」


 アーマー職とは思えないコスモを頭を抱えながらシノが見つめるが、冒険者の能力値によって討伐依頼を断る事もあるサラの強い推薦もあって興味を示すと、駄目もとでコスモに声を掛けてみる。


「なあコスモって言うんだろあんた、ちょっと私の依頼を手伝ってくれない?」


「ん?なんだ、シノじゃねーか、久しぶりだな!」


「ひ、久しぶり??」


 モウガスの時にシノとは稀に仕事斡旋所で会う事があった。朝の依頼受付でたまに見かけ、依頼が終わった後はほとんど会う事が無かった。たまたま夜の酒場に居た時に近況なんかを簡単に話しただけだ。


 それに女の冒険者は珍しく数が少ないので印象に残りやすい。


 だがシノはコスモを知らない、困惑した表情で思い出そうとしているシノに気付くと、コスモが慌てて言い訳を考え話し出す。


「あ……えっとシノだっけか?仕事斡旋所で良くお見みかけしたので、つい……」


「えっ?そうなんだ……」


(そんな目立つ格好してたら気付くんだけどな……)


 コスモは見覚えがあると言うがシノには全くない、その独特な格好であればすぐに分かるからだ。しかし今はそんな事を考えている暇は無かった。直ぐにでも戻って巨大赤猪を討伐したかったからだ。


 するとコスモがシノの話しを全て聞いていたので直ぐに本題へと入る。


「巨大赤猪の討伐依頼だっけ?俺で良かったら手伝ってやろうか?」


「なっ!巨大赤猪だぞ、大丈夫なのか?」


「囮で良いんだろ?それなら俺でも何とかなるさ」


 もちろんコスモは巨大赤猪を知っていた、騎士団時代には何度か討伐した魔獣だ。右膝の怪我が治ってすっかり足に自信の付いたコスモが快く討伐依頼の手伝いを申し出る。


 新人とは思えないコスモの自信にシノが心配になるが、コスモの顔を見ると冗談では無い事を確信させる程の気迫があった。物は試しと言う事でコスモに討伐の手伝いをさせる事を決めるとシノが受付嬢のサラへと目をやる。


 にっこりと微笑むサラのその手にはすでにシノの討伐依頼書が握られていた。


「では、コスモさんの受付処理もこちらでしておきますねシノさん」


「さすがサラだね、本当に助かるよ!」


 シノがコスモを連れて行くと確信していたサラがすでに段取りを終えていた。相変わらずのサラの仕事振りにシノが笑顔で礼を言う。


 話がまとまった所でシノがコスモの腕を掴むと、急いで仕事斡旋所の扉へ歩き出す。時間は昼だがシノの焦りから見て時間は余りかけられない様子だ。討伐依頼の説明も無く外へ引っ張り出されると、コスモの腕を掴んだまま走り出す。


「目的地までは早足で1時間位掛かる、その間に依頼の内容説明するから!しっかり付いて来て!」


「分かった!よろしく頼むぜシノ!」


 こうしてコスモの初依頼が慌ただしく始まった。まるで騎士団の新人の頃を思い出す様な無茶振りであるが、コスモはそれを懐かしく思い出し楽しむ気持ちでシノの後を付いて行った。





 カルラナを出てからしばらくして街道を走りながらシノから依頼内容を聞かされる。


 なんでも開拓村の近くで巨大赤猪が出没して人を襲い始めたと言う。元々は巨大赤猪の縄張りだったのだが開拓作業が進む内に気付かずに進入してしまったのが原因の様だ。


 長い間、開拓作業が滞っているので巨大赤猪を討伐して欲しいという良くある討伐依頼だ。


 ただ依頼された時点で確認されたのが1頭だけだったが、シノが現地に来た時には2頭になっていた。こう言った不測の事態は稀に起こる、手に余ったシノが一度カルラナへ引き返し応援を頼みに戻ったという事だった。


「……大体、こんな感じなんだけど、巨大赤猪を1頭だけ引き付けて欲しいんだ」


「ああ、依頼内容は理解した、足には自信がある任せてくれ」


(仕事斡旋所から走り続けているけど【フォレストアーチャー】の【速さ】が35の私に平然と付いて来れるなんて……本当に【ソードアーマー】なの?)


 【フォレストアーチャー】は主に森で狩猟を生業にする職業だ。特長は速さと技の能力値が高く、素早さ、移動や回避に優れ、離れた獲物に弓で一撃を加えるといった狩人としての能力に特化している。


 シノも【ソードアーマー】の特長は理解している。そんなシノに平然と余裕を持って付いてくるコスモに驚きを隠せないでいた。


 当の本人であるコスモは全く別の事に驚いていた。


(さすがミリットが自信を持って設計した鎧だ、説明通りに走るのに邪魔にならないし、胸も全然揺れないし痛くない、これなら前以上に早く走れるぞ)


 恥ずかしい見た目の桃色のビキニアーマーが予想に反して実用的で驚いていた。金貨10,000枚の価値がある鎧なのだ、これで実用的で無かったのならミリットに助走を付けて殴りつけている所だ。


 そして走り続けて1時間も経たない内に目的地の森へと到着する。


 本当であれば1時間を掛けて遅いと思っていたコスモに合わせて移動しようとしたが、簡単に付いて来るので意地になって全力で走ったせいでシノの息が上がっていた。


「ぜぇぜぇ……」


「確かに魔獣の居る気配があるな、少し獣臭もする」


 疲労困憊のシノとは反対に冷静に到着した場所から辺りの様子を窺うコスモが魔獣の存在に気付く。


(何なのこの子……汗一つかいてないじゃない)


 野生児の様なコスモの無尽蔵な体力に、本職であるシノが息を切らせて信じられないでいた。無理をして走ったシノの息が整うまでその場で小休止をした後、本格的に巨大赤猪の足跡を辿り始める。


 シノが目撃した場所に到着するが、すでに2頭の巨大赤猪の姿はなかった。だが巨大赤猪は自分の縄張りの中でしか行動しない習性がある。まだ遠くへは行っていない筈だ。もし遠くへ行く事があるのなら、それはより強い個体が現れた時なのだ。


 再び巨大赤猪の足跡を辿り始めるとコスモとシノが更に森の奥へと足を進める。


 しばらくして、森の中を歩いていると木の実が実った背の低い樹々や、大木の根本に自生している茸が見つかる。そのどれもが齧られた後があり魔獣の餌場だと解った。


 シノが背負っていた鋼の弓を手に取ると、小声でコスモに指示をする。


「ここに巨大赤猪が居る……私は木の上から狙うから、コスモは引き付けをお願い」


「分かった、任せておけ」


 そう言うとシノが素早く近くにあった木に登り太い枝の上で、鋼の弓に矢筒から取り出した矢を添えて構えて待機する。コスモも背中から桃色のハート型の盾を左手に持ち辺りを警戒する。


 静かな森の中で、静寂の間が続くと少し離れた草むらから音がする。その中からコスモと同等の背丈がある巨大赤猪が現れるがその数は1頭だけであった。


 すかさずコスモが巨大赤猪に向かってハート型の盾を構える。


(これは絶好のチャンス、1頭でも仕留められたら討伐も楽になる)


 シノが矢を握り弓の弦を強く引き構えると巨大赤猪の頭部に狙いを定める。


 するとコスモが鉄の剣を鞘に収めたままハート型の盾を構えて巨大赤猪との距離を詰める。コスモの圧力に巨大赤猪が痺れを切らしたのか、勢い良く突進してくる。


「ブゴォッ!」


(危ないっ!!)


 シノが矢を放つ間も無く巨大赤猪がコスモのハート型の盾に全力でぶつかる。


ドンッ!!


 終わったと思ったシノが、鈍い衝突音が聞こえる方を見ると、コスモがハート型の盾でしっかりと受け止めていた。恐ろしい事にコスモは一歩も引かず、巨大赤猪がまるで巨大な城壁にぶつかったかの様に停止させていた。前衛殺しと言われた巨大赤猪の一撃を抑え込んだのだ。


 それにシノが驚くが仕留める機会には変わりが無い事に気付くと鋼の弓から矢を放つ。


(巨大赤猪を止めた?だけど今が狙い目!)


 シノの弓から矢が放たれると鋭い風切り音を立てながら巨大赤猪の頭頂部へと向かって行く。するとシノを一瞥もせずにコスモが右手を素早く差し出すとシノの放った矢を掴む。


 突然のコスモの行動にシノが驚くと大声で問い詰める。


「なっ!……何してんのコスモ!」


「おーいシノ!こいつはお前の狙ってた巨大赤猪じゃねーぞ」


「何を言って……うん?」


 コスモにそう言われるとシノが巨大赤猪を良く観察する。確かに狙っていた巨大赤猪より少しだけ体格が小さい事にシノが気付く。


「た、確かに私が見た個体と比べて少し小さい……コスモあんたどうやって」


 コスモが掴んだ矢を地面に置き、ハート型の盾を背中に背負うと巨大赤猪の頭を優しく撫でる。


「……食事の邪魔をして悪かったな」


 すると落ち着いた巨大赤猪が草むらの中へ戻って行く。その後ろには草むらに隠れていた巨大赤猪の子供が数頭付いて行く。巨大赤猪の親子の姿が完全に見えなくなると木の上からシノが降りて来る。


「あの巨大赤猪の親子も、2頭の巨大赤猪から逃げて来たみたいだな」


「なんで分かるの?私でも気付かなかったのに……」


「なんというか、まあ俺の技能だけど、あの親子は何かに異様に怯えていたしな」


 コスモが巨大赤猪をハート型の盾で受け止めた時に、技能【慈愛】によって巨大赤猪の色の形が見えていた。中心に警戒の黄と赤が交差し、周りを不安の黒が覆い、形は丸の枠が波打つような緊張した形をしていた。


 それを見てコスモが瞬時に依頼内容とは違う個体だと気付くと、シノの放った矢を止めたのだ。


 冒険者の中には同じ種であれば何でも良いと言う雑な仕事をする者も居るが、今回の依頼は開拓村の開拓民の命が懸かっている。対象でなければ例え魔獣だとしても、無意味に狩る必要は無いとコスモが判断したのだ。


「……」


 コスモの行動と判断と技能にシノが絶句する。とても新人だとは思えない熟練した【フォレストアーチャー】の様な振舞いである。


 何よりシノが信じられないのは渾身の力を込めて放った矢が、見向きもせずに右手だけで受け止められた事だ。どんな力があれば、あのような芸当が出来るのか見当がつかない。


 森の狩人を生業とする【フォレストアーチャー】のシノが自信を失いそうになる。受付嬢のサラが自信を持ってシノにお勧めした事が今になって分かった。


「さあシノ、あの親子の巨大赤猪の逃げて来た先に目的の奴がいるぞ」


「ええ、足跡を遡って追って行きましょう」


 すぐさま気を取り直すと、巨大赤猪の親子が来たであろう足跡を辿り、森の奥へと進んで行く。


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