第1話
(この世界の名前はクロスト
そこに一つのパーティーがあった。)
ラトス「おーい、エミス!早く行くぞ!」
エミス「は、はい、すぐ行きます!ラトスさん。」
エルメダ「ったく、あんたは遅いわね…」
ナツミ「まぁまぁ、エミスは荷物持ちなんだから、荷物をまとめる時間くらいあげましょう?」
ラトス「まぁ、今回挑むのはまだ誰も調査をしたことがない、新しいダンジョンだしな。念の為、回復薬を多めに入れとけよー」
~~~~ダンジョンへ~~~~
エルメダ「ここが調査依頼された新しいダンジョンね………なんだか、変じゃない?」
ラトス「ん、?変なところなんてあるか?、」
ナツミ「確かに、新しいダンジョンにしては、少し歪な形をしてるわね、」
エミス「もしかして、ダンジョンが《バグ》を起こしてるんですかね…?」
(バグとは、ダンジョンが生まれる時に非常に稀に起こる現象。 数千のダンジョンの中でも確認されているのは未だ3種類のみ。)
ラトス「もしそうだったら、かなり危険だな…」
エルメダ「だけど、攻略出来たら伝説級のスキルが手に入るかもかもしれないわよ?」
ナツミ「もしもスキルが手に入るならスキルがないエミスにあげたらバランスがいいんじゃない~?」
エミス「僕なんかが、もらっていいんですかね…?」
ラトス「まぁまぁ、まだここが《バグ》を起こしてるか分からないんだから、とりあえず入ろう」
ラトス「第1階層は普通のダンジョンみたいな見た目だな……第2階層に行く道が見当たらないな?」
エルメダ「あれ、モンスターかしら、?」
ナツミ「鎖がついた、オオカミの、、石像…?」
エミス「僕の荷物の中にボウガンがあるので、攻撃してみますか?」
ラトス「そうだな、確認もかねて遠距離から攻撃してみるか」
ラトス「……やるぞ、、、」
ドゴッ
エルメダ「石、石像がわれてなんか出てきたぞ?」
エミス「なんですかね、これ…何かの魔法陣、ですかね?……調べてみます。」
キンッ
ラトス「転…法陣…だ!… 」
ラトスさんの言葉は金属音のような音に掻き消されあたりがひかりに包まれた…………
エミス「………………ここは、、一体、、どこなんだ…?」
第2話に続く…
初投稿です。
反応よかったら続き書きます。