3 始まる、不気味な不調③
月のものに関する記述があります。
苦手な方はご注意下さい。
F病院での検査の日。
季節は晩秋から初冬。
夫はちょうど仕事が暇になってくる時期でもあるので(夏場の方が忙しい職場)、有給を取って付き添ってくれることに。
健康保険証と紹介状を手に、開院と同時に受付へ向かいます。
お約束通り(笑)に待たされた後、血液内科の医師による問診 → 採血。
貧血の人間からそんなに採るのか? とツッコミを入れたくなるほど多く採血され(あくまで一患者の主観)、結果が出るまで一時間強ほど待つように言われました。
ずっと病院内にいても息子が退屈するので(この日は幼児の息子を連れていくしかない状況だったので、夫が有給を取ってくれたという事情もありました。それまでは私の両親などに息子を看てもらったりして通院していました)、病院のそばにある小さな公園へ向かいます。
初めて来た公園の、初めて遊ぶ遊具類に息子は喜び、いそいそと遊び始めます。
息子を看ながら公園にいる私たち夫婦。
夫はやはりテンション低め。
彼が、検査の結果『悪性の貧血です』と確定したらどうしようと思いつつ、ぼんやり息子の遊ぶ様子を見ているのが、なんとなく伝わってきます。
(うーん。絶対、とは言えんけど。貧血の原因は目星がついてるねんけどナ~。でも『絶対』そうとまでは言えんから、言えんしな~)
落ち込み気味の夫を横目で見つつ、ごにょごにょ考える私。
実は、いつも通院している病院からF病院への紹介状をもらった後に、思い出したことがあるのです。
生々しい話で恐縮ですが……月のものについてのことです。
(鮮血系?の生々しい話が苦手な方は、しばらく飛ばしてお読み下さい。要するに、月のものが重くて出血多量気味だった、と理解していただければ十分ですので)
以下、閲覧注意。
しばらく行をあけますので、苦手な方はラスト付近まで飛ばして下さい。
……もういいでしょうか?
ではそろそろ始めます。
体調不良がここまでひどくなる前。
そういえばだるいカモ? 季節の境目のせいでバテてる? とか思っていた、春先のこと。
いつになく重い月のものに、私は困惑していました。
もっとも、月のものの『重い』とか『軽い』とかは個人差もありますし、どの辺が普通か、素人にはよくわかりませんが。
少なくとも普段とは違う出血量に、私は困惑していました。
普段なら日中、生理用ナプキンの『重い日用』『軽い日用』の併用で問題なくその時期を過ごせていました。
しかしとある月から3~4回、とてもそんなものでは過ごせないくらいの出血があったのです。
三十分から一時間程度で、『重い日用』のナプキンでさえずっしりと重くなるほどの出血量、結果、当然ながら頻繁に取り換えなければなりません。
子供を連れて買い物や公園へ行こうとすれば、『多い日も安心・夜用』を使用しても心配なほど。
最終的にはタンポンを利用しつつ下着側はナプキンでガード、という、変則技を編み出して、二時間以上の外出に対応していました。
一回の月のもので三回分の出血はあったのでは? と疑いたくなる状態が、以後3~4回、繰り返されました。
おそらくまあ一時的なことだろうと、私は様子を見ていました。
(出血過多以外、変わったことはなかったからです)
が、余りこの状態が続くようなら婦人科へ行くべきだろうなと思い始めた頃、何故かピタッと元の状態へ戻りました。
……一体、何だったんだアレは。
原因は不明です。
おそらく、ホルモンのバランスがうんちゃらかんちゃら、的な原因が第一だったのでしょうが。
個人的には、この頃から(自覚はないものの)急に血圧が(それもかなり)高くなっていたからではないか? とも思っています。
(以下、しばらく行をあけます)
私の予想が当たっていたのかどうか。
検査の結果、血液内科的には『問題なし』のお墨付きをいただきました。
夫も一安心。
そしてこの頃くらいから、彼の中にあったであろう
『は? 体調不良? そんなもん気合が足りんからじゃ!』
的な、健康に自信のある人特有の、無意識の傲慢さが影を潜めましたねえ(笑)。
彼の認識が変わってくれて、私としては有り難いきっかけとなったエピソードです。