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ビースト・クロニクル  作者: エディ
1/1

第2章-邪心(Evil)-

登場人物


(スバル):(男)

(シズカ):(女)

(ソウ):(男)

N(ナレーション):兼役あり

━━━━━━━━━━━━━━━

N:『異種間遺伝子交配(いしゅかんいでんしこうはい)』で生まれた能力者は、(ツバサ)達だけではなかった。彼らが知らない間にもう1つの能力者集団“デビルズクラブ”は活動を開始していた。


ビースト・クロニクル 第2章-邪心-


ーとある夜ー

静:ごめんなさい。あなたにはなんの恨みもないんだけどね。眠っててもらうわね。ずっとね♡


壮:おらぁ!


静:はぁ…品がないわね…(ソウ)


壮:品なんてわかんねーし。そーゆう(シズカ)なんて毒のキスだろ?そっちの方が恐ろしいわ


N:(ソウ)。チーターの遺伝子による超高速移動の能力者である。そして彼女は(シズカ)。融合遺伝子は蛇で能力は毒という厄介な女である


静:分かんないかなー。女の魅力ってのは基本どれも毒なのよ?


壮:おー怖っ


静:急ぐわよ。(スバル)が待ってる


壮:“急ぐ”?


静:そうだった。あなた速いのよね。とにかく行くわよ


壮:あいよ


ー数分後ー


昴:来たか


静:どうも〜♪


壮:やっと追いついたぜ


静:“スピード”名乗ってる割には来るの遅いじゃない


壮:うるせぇよ


昴:2人とも、俺達能力者の力を示すのならば今だ。俺達を作り上げた研究機関を壊滅させる


N:後日

━━━━━━━━━━━━━━━

壮:俺さ、なんかとある噂聞いちゃったんだよね。あ、お姉さん、クリームソーダを1つ


静:で、これからどうするの?アイスティーを1つお願いします。チーズケーキ頼んでもよかったかなぁ


壮:太るぜ?(笑)


静:お黙り


壮:くっ…さりげなく…力使うなよ


静:あんたが悪い


昴:行動を起こすまでには時間がいる。関係ない人間を巻き込むのは面倒だからな。アイスコーヒー1つ。んで、噂だって?


壮:あぁ。どうやら俺達以外にも能力者がいるようだぜ


静:本当に!?


壮:なんか俺達を探してるらしいんだよ。


昴:何故だ?何故俺達と出会う必要がある?


壮:理由は知らねえ


静:どっちにしても邪魔な連中じゃない


昴:いや、これは面白くなりそうだ


壮:へっ、どんな奴でもかまわねぇ俺がぶっ潰す


静:発言に気をつけな


壮:お前は俺の姉ちゃんかよ(笑)


静:うるさいわね。そういうあんたも私の弟なの?


壮:ちげーし


昴:兄弟…もしかしたら、そのもう1つのチームは互いを兄弟として認識しているかもな…壮、静。まずはそのもう1つのチームに会ってみようじゃないか。どんな奴らなのかも気になるしな。だがどこにいるのかが分からん


静:遺伝子交配実験で生まれた能力者なら私達と一緒ね。風間修(カザマオサム)が関係してるかも


昴:それなら次の金曜日に討論会がある。生命進化学についての討論会だ。風間も出るらしい


壮:なら、そこに行きゃ風間もいるしワンチャンそのチームも来てるかもしれないってことか


昴:かもなぁ。いたら挨拶してやるか。『俺達流』で


壮:やる気満々じゃん


昴:当然だ。彼らが俺達を理解しなけりゃそれでいい。どんな奴らと出会えるのか楽しみだ


━━━━━━━━━━━━━━━

昴(N):こうして、俺達デビルズクラブは、もう1つのチームとの接触を試みることにした。本来の目的からはズレるが、能力を見る価値はある。フッフッフッ…待ってろよ…


昴:ビースト・クロニクル 第2章 -邪心(Evil)- 閉幕

To be continued


__________________________


静:予告! 生命とはなんなのか。進化とは何なのか。生物の進化に限界はあるのだろうか。討論会の日に向けて時計が走る!そしてあの3人組は…まさか彼らなの!?

次回!『対峙(Encounter)』。お手並み拝見といきますか♪

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