表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

しるし2(詩集)

風のうた

作者: さゆみ

瓶を叩き割るような激しさはもうないんだ

吹けば吹くほど生物は防御する

熱かろうと冷たかろうと

向きを変えても渦を巻いても

沁み入るものなんてない

孤独な一号さ


キュートな春風が欲しい?

桜色の温もりみたいな

ウェットな潮風はどう?

波色が騒ぐ夕べ

それとも

秋風に身を任せる?

ポエム色な甘いクリーム

そして

木枯らしのうたをうたい

寒風の中で人は強くなる


かなしみはかなしみと

よろこびはよろこびと

受け容れることが

素直に出来ないって

いちばんつまらないね


瓶を叩き割るような激しさはもうないんだ

吹けば吹くほど生物は防御する

熱かろうと冷たかろうと

向きを変えても渦を巻いても

沁み入るものなんてない

孤独な一号さ


どこにだって風は吹く

自由自在に吹かせてみてよ

キミだけの四季の中で





評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
[良い点] 風の表現から入り、風の印象を与え。 四季の風に想うことで、風に色を与え。 人の感情を入れることで、違う目線で共感し。 最後は読者へのメッセージ。 そんな風のうたを感じました。 [一言] 孤…
2015/10/04 06:42 退会済み
管理
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ