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第33話

 修正等完了しましたので投稿します。楽しんでいってね。





 レガーン領の中央街道は中央と言うには大きく東側に曲がっている。これは土地の起伏などの関係で真っ直ぐ街道を伸ばせなかった事が理由になっているのだが、そんな道を進むユウヒは頭を傾げていた。


「……おかしいな」


<?>


 彼の表情は実に訝し気であるが、険しいユウヒの表情や感情と違いバイクは実にスムーズな動きで街道を走る。


「昨日はあんなに止められたからゆっくり走っているけど、だからってこんなに捕まらないのはおかしくない? もう三回もすれ違っているのに……なんかやった?」


 なぜかと言えば、昨日以上に慎重に走るユウヒであるが、不思議と今日は一度も職質を受けていない。速度を抑えているからなど関係なく、すれ違う街道巡回の兵士がみんな視線を逸らすのだ。ここまでおかしいと思わず何かを疑いたくなるもので、その視線をバイクのフロントカバーに座る精霊に向けてしまうユウヒ。


≪!?!?!?≫


 思わぬ問いかけに驚き一斉に振り返る精霊達、唯の丸い光球にしか見えない精霊であるが、不思議と背中と正面が分かり、今も一斉に振り返って揺れる姿からは弁明と抗議の感情が、振り撒かれる意思以上に目で見て伝わる。


「ほんと? それじゃ何があったんだろ、あれは関所かな?」


 精霊の無罪をユウヒが納得したことで安堵の空気が流れ、精霊が心を乱したことで荒れていた周囲の風も穏やかな流れに戻っていく。しかしユウヒの疑問は晴れず、もやもやした気持ちを抱えたまま進むと進行方向に小さな石造りの砦が見えてくる。


「聞いてみるか」


 地図が正しければレガーン領とサンザバール領の間で人の出入りを監視している関所、街道巡回の兵士が必ず立ち寄る場所であり、そこでならユウヒの疑問も解消できるだろう。





 関所の人間を刺激しないように静かにバイクを走らせるユウヒ、モンスターバイクはタイヤが異常に大きく重心が低いためとてもバランスが良い。


「すみませーん!」


「ん? うお!?」


 ゆっくりと静かに走ってもバランスを崩すことは無く、サンザバール領側を注視していた兵士の背後から忍び寄って驚かせるくらいには静かなようだ。少し離れた位置からユウヒが声を掛けるも、振り返った先でたたずむ予想外の巨体に思わず驚きの声を洩らす男性兵士は、ユウヒの姿を認めると少し息を吐いた。


「サンザバール側へ通りたいんですけど」


 魔物か何かと一瞬勘違いされたユウヒは、バイクのフロントカバーに手を着き乗り出しながら関所の通過について許可を求める。


「あ、ああ……君はサルベリスからの冒険者のユウヒで間違いないか?」


「え? はいそうですけど」


 身を乗り出し見下ろしてくるユウヒの姿に思わず後退りながらバイク全体を確認する男性兵士は、二輪で停まったまま微動だにしないバイクにほっと息を吐くと、確認する様に話し始めた。どうやらユウヒに関して何らかの情報提供があったのか、キョトンとしながら頷くユウヒの姿に苦笑を漏らしている。


「そうか、昨日はずいぶん失礼な真似をしたらしく申し訳ない」


「え? え? どういうことですか?」


 一方でユウヒは困惑し続け疑問符が頭の上に飛んでいるかのようだ。いきなり兵士に頭を下げられ驚くと、すぐにハンドルのスイッチを切り替えバイクから飛び降りるユウヒ。少し兵士は驚くが、軽い足取りで歩いてくるユウヒの表情を見て困った様に頬を掻く。


「昨日は何度も止められたのだろ? しかもずいぶん酷い言葉を使われたはずだ。全て報告は受けている、うちの巡回兵士が申し訳ない」


 どうやら、昨日何度も職質をされたユウヒの情報は巡回兵士の間でまとめられ、その結果随分ひどい扱いをしてしまった事、またサルベリス公爵の信用状を持っている事、手紙を見る限りかなり丁重にもてなされた事などが判明、その日のうちに必ず通るであろう関所に報告が入ったと言うのが、今の状況を作った原因である。


「あー……まぁそうですね」


 苦笑いを浮かべるユウヒは、今日の朝からここに来るまでに会った巡回兵士の表情が強張っていた理由を察し、何とも申し訳なさそうに返事を返した。


「サルベリス公爵の信用状もあると聞いている。一応確認させてもらって良いだろうか」


「これですか?」


 昨日起きた一連の出来事に関して纏められた方向は受けている。しかし何の確認もしないまま通すわけにいかないのが関所と言うもの、


「中を見ても?」


「いいですよ?」


 ユウヒから大事な物である紹介状を受け取った男性兵士は、若干窺うようにユウヒに目を向け、グローブの奥で指に汗を掻きながら慎重に紹介状を扱う。それほどに兵士という身分にとって、貴族と言うのは恐ろしい存在のようだ。より正確には、公爵が信用した相手をぞんざい扱ったと言う事実がであろうか……。


「では失礼して……」


 受け取り手古摺る事ようやく包みから手紙を取り出した兵士は、数枚の紙束をそっと開き目を通し始める。よく確認するように目を凝らす男性を見詰めるユウヒは、明るく人当たりの良いサルベリス公爵を思い出し、宿の紹介状を書いてもらった事を感謝すると、お土産はどうするべきかと悩む様に目を閉じ小首を傾げた。


「むむむ?」


<……?>


 ユウヒがお土産の報告性を決める為に頭を悩ませる一方、男性兵士は小さく唸り、その頭上では精霊達が男性兵士と共に手紙を覗き込んでいる。どうやら昨日から何度もユウヒを呼び止めては同じように唸る人々を見て、精霊達は紹介状に興味を持ったようだ。


「ありがとう、確認させてもらった。我が領はサルベリスとは同盟関係、どちらかと言うと頭が上がらない。そんな貴族様の信用状だからな……まぁ後々色々あるらしい」


「いろいろ?」


 一枚目の半分ほどを読んで何かを理解した男性兵士は、目を瞑り鼻から大きく息を吐くと手紙を仕舞いユウヒに返却する。ありがとうと礼を述べながら手紙を返した兵士曰く、彼の所属するレガーン領はサルベリスに頭が上がらないらしく、そんな相手の領主が信用する人間に非礼を働いたことで、少し問題が発生していると言う。


「まぁ気にするな、とりあえずその信用状については記録しておくので、それを見せれば犯罪を行わない限り不躾な対応をされることは無いだろう」


 兵士の言葉に全く状況が理解出来ないユウヒ、そんな不思議そうな表情に苦笑を漏らす男性兵士は、今後何かあれば信用状を見せるだけで問題は起こらないと話すが、それも犯罪を犯さない限りであり、免罪符にはならない様だ。


「なんだか特別扱いみたいで申し訳ないです」


 それでも特別扱いされているのは確かであり、その事に申し訳なさを感じるユウヒであるが、


「事実として特別なんだよ、さぁ通って構わんよ」


 事実としてサルベリス、またサルベリスと友好関係にある場所においてユウヒは特別な存在となっており、そこに引け目を感じる必要は無い。そう話す男性は少し呆れた様に笑うと、関所に手を振ってバイクが通りやすい様に門の開口幅を広げさせる。


「ありがとうございます」


 バイクを囲む様に集まっていた数人の兵士は、見送る様に距離をとると会釈するユウヒに対して、自らの胸に拳を当てる敬礼で返す。


「……すごい遺物だな、あれで谷を突っ切ったらしいが」


「出来るんですかね?」


 ユウヒに誰何を行った男性兵士は、ユウヒに関する情報をいくつか有している様で、若干ねじ曲がった経緯を口にして感心した表情を浮かべている。ユウヒを見送っていた兵士も彼の下に集まって来ると、互いに遺物の感想を口にしている様で、敬礼を返していた女性兵士は男性兵士の呟きに対して信じられないと言った様子で問いかけ、もう一度バイクに目を向けた。


「戦車でも難しいが、あれなら出来そうな気もしてくるな」


「硬そうですもんね、それよりサンザバールで大丈夫ですかね?」


 サルベリスやレガーンを有するトルソラリス王国にも戦時に戦車が使われることがあるが、それは動力を生き物に任せた馬車の様な物に近く、遺物の様な装甲に覆われた機械とは違う。ゆっくりとそして安定して進むバイクを見詰める女性兵士は、その威圧的なバイクの迫力に納得してしまう。一方でバイクの存在感による不安な事もあるようだ。


「一応連絡は入れているが、サンザバールだからなぁ……スタールなら問題ないと思うが、あそこは貴族優遇なサンザバールでも特殊だから」


 どうやらレガーンに住む人々にとってサンザバールは色々と問題がある領と見られている様で、男性兵士は悩まし気に眉を寄せると、頭を掻きながらため息交じりに呟く。救いなのは彼がスタールを目的地としている事であるようだが、それでもその表情を見る限り不安要素は少なく無さそうである。





 前日と違い順当すぎる道程を予定よりゆっくり走るユウヒは、問題がなくても何故か眉間にしわを寄せていた。


「むむ、順当に行きすぎるのもそれはそれで怖いな」


<……?>


 落差によるものか、社畜の習性か、順当すぎる状況に思わず不安を感じてしまうユウヒ。そんな彼の様子を見詰める精霊達は、その不安の出所が分からないのか不思議そうにゆっくりと瞬いている。


「とりあえず周りを刺激しないようにゆっくり進むか」


 その瞬きに何とも言えない表情で目を細めるユウヒは、少し気合を入れる様に鼻息を強めに鳴らすと、スロットルを心地よいそよ風が頬を撫でる程度に少し緩めるが、その様子に周囲の精霊は怪訝な意思を洩らす。


<……>


「……あぁうん、バイクがでかいのは、考えない事にしよう」


 どうやらバイクが大きい時点で刺激しないと言うのは無理だと、そう精霊達は言っている様で、そんな精霊達に目を向けたユウヒは、視線を前方に向けると精霊を視界に入れないようにして妙にきりっと引き締まった表情で現実逃避の言葉を洩らす。


<……>


 そんなユウヒをフロントカバーの上で見上げる精霊達は目があればきっと生暖かい視線を浮かべていただろう。


「もうすぐ今日の休憩場所が見えてくるらしいんだが」


 何となく顎下あたりに突き刺さる精霊の視線を感じつつ、数時間ほど安全運転を心がけ、レガーン領と打って変わって巡回兵士が居ないサンザバール領の街道を走り続けたユウヒ。どうやらそろそろ今日の休憩予定であるサンザバールで最初のオアシスが見えてくる辺りらしく、首から下げられた地図の折り目を捲りながら前方に目を凝らす。


「分かれ道のオアシス、右に行けば別の領地左に行けばスタールに続く道」


 目を凝らした先の道の脇、背の低い草地に刺さった木製の道標、地図にも書き込んでいた目印を指差し確認するユウヒはバイクを停めて周囲を見渡し、少し先に見える石造りの壁を確認して一つ頷く。


「三叉路のオアシスか、なんだか歴史とかありそうだよね」


<……>


 三叉路を飲み込む様に作られた大きな石造りの休憩所、その壁は厚く高く古く、如何にも歴史がありそうな雰囲気を醸しているが、精霊達はあまり興味がなさそうである。


「精霊はあまり歴史とか興味無いか」


<……!>


 フロントカバーの上に乗る精霊達の反応の無さに苦笑を漏らすユウヒであるが、その言葉の何かが精霊達の心に対抗心を生み出したらしく、勢い良く飛び上がる精霊達は不満そうな感情を振りまき始めた。


「調べる事は出来るの? ……行っちゃった。なんだか悪いことしたかな?」


 怒っているわけではなく、ユウヒの言葉を挑戦と受け取ったらしい精霊達は、知らないなら調べればいいと瞬くと、ついでに勝負だと言わんばかりに散り散りに飛び立ってしまう。一体何が精霊達の心に火を点けたのか、何気ない言葉で感情をあらわにした精霊達を見送るユウヒは、バイクを走らせながら申し訳なさそうに空を見上げる。


「止まれ!」


「どうも、ここで休憩したいんですが」


 そんなユウヒを呼び止めるのは門前で槍を手にする兵士の男性、ひょろりとした兵士は槍の切っ先をユウヒに向けながら叫ぶと、返事をされてもじろじろと睨む。


「その遺物、報告が来ていたな……小銀貨1枚だ」


 ユウヒのバイクに目を向ける男性兵士の言葉を聞く限り、何らかの報告は受けているらしく、何事がぶつぶつと呟くと広げた手を突き出し小銀貨1枚とぶっきらぼうに声を投げつける。


「あ、こっちはお金がいるんですね」


「そうだ! 出すのか出さないのか?」


 どうやらオアシスに入場するにはお金が必要らしく、左ハンドルのスイッチを押してハンドルから手を離すユウヒは、了承する様に頷き呟くが、その返事に男性兵士は声を荒げた。


「え? 必要なら出しますけど? ちょっと待ってくださいね」


 なんだって施設を維持する以上はお金がかかるもの、入場料を請求されても特におかしいと思わないユウヒは、妙に敵愾心を剥き出しで話す門番の男性を不思議そうに見詰めると、バイクから飛び降りて折り畳みのサイドカーカバーを少し開けて荷物を漁る。


「変な事をするなよ」


「しませんよ」


 お金は手荷物に入れていると他の荷物と干渉してしまうからと荷物入れに押し込んでいたユウヒは、目的の革袋を探すために荷物を漁るが、彼を囲む兵士は妙に険しい表情で槍を構え囲む。


「杖が邪魔だな、よいしょっと」


 妙な様子に首を傾げながらも、面倒だからと押し込む様に入れた荷物に苦戦するユウヒは、手前にある長い杖を邪魔そうに抜き出し地面に突き刺す。その行動に周囲の兵士は驚いた様に後退る。


「なんだそれは!」


「え? 杖ですけど?」


「杖、だと?」


 妙におびえた様子を見せる男性兵士は、怯える兵士を代表する様に槍を構えて声を荒げ、その質問にユウヒはキョトンとした様子で杖だと答えた。一見槍にも見えるが一応ユウヒは杖として使っている。


「そうですよ?」


「……」


 長い杖を前に周囲の兵士はざわめき始め、その様子を見る限りユウヒが魔法使いであると言う情報はまだ伝わっていない様だ。


「はい、小銀貨1枚」


「あ、ああ……さっさと通れ!」


 杖を取り出したことで探しやすくなった荷物入れからユウヒは無事小さな小銀貨を取り出し男性に渡す。小銀貨を一枚渡された男性兵士は、震える手でしっかり小銀貨を握り締めると、ひったくる様に懐へとしまい込む。


「はいはい」


 小銀貨を受け取ると兵士たちは一斉にバイクから距離を取り、槍を振って通るように促す男性兵士に肩を竦めるユウヒは、自分以外に入場する人間の見当たらない門前をバイクに登り見渡す。


「荒っぽい門番だったなぁ」


 安全確認後すぐにバイクを発進させたユウヒは、門を潜りながら門番の気性の荒さにため息を吐いて疲れた表情を浮かべた。


「さてさて、どこに停めようか」


 入場料を払って入れと言われたなら、あとは休める場所を探してゆったり過ごしたいと周囲を見渡しながら広い場所を探してバイクを走らせるユウヒ。


「まて! そこの遺物乗り!」


「はい?」


 しかし門を潜ってしばらくオアシスの奥に向けて走っていたユウヒは、再度兵士から鋭い声を掛けられる。


「そっちは有料のエリアだ。そのサイズの遺物を停めるなら向こうのエリアが良いだろう」


 どうやらユウヒが向かおうとしていた広く見通しが良い場所は有料の宿泊場所であるらしく、入場料だけでは止められない場所のようだ。そんな説明されていないユウヒは、少し驚きながらもバイクのハンドルを切って、声を掛けられた方へとバイクの頭を向ける。


「あのサボテンの辺りですか?」


「そうだ」


 ぞろぞろと数人の兵士と共に現れた男性は、兵士と言うより騎士と言った方が説得力のある格好をしており、整備の行き届いた鎧を着こなす男性は、真っすぐ西側のエリアを指差す。その指の先には複数の大きなサボテンが生えるオアシスの畔が広がっており、砂浜の広くなった一画に目を向けるユウヒは、頷く男性に笑みを浮かべる。


「わかりました。ありがとうございます」


「構わん仕事だ、むしろ有料エリアの貴族といざこざがある方が面倒だ」


 どこに停めるか迷っていたユウヒとしては彼の注意はありがたく、しっかりと礼を述べると男性兵士は少し高くなった声を兜の奥から響かせながら首を横に振って見せた。どうやら有料エリアには貴族が多いらしく、下手に接触するようなことがあれば面倒なことが起きかねないと話す騎士然とした男性。


「貴族……だから入場にもお金がいるんですね。それじゃ失礼します」


 貴族が利用するオアシスは基本的に警備兵が多く、安全なオアシスが多い。その維持には当然お金がかかるので、国から支援されている辺境のオアシスなどと違い、各地の領主によって管理されるオアシスでは様々な工夫が必要になってくる。


 その一環が入場料なのだろうと納得するユウヒであるが、ユウヒの言葉を聞いた騎士と兵士は急にざわつく。


「入場に金? ちょっとまて!」


「へ?」


 ゆっくりとバイクを進め始めるユウヒを慌てて追いかけてきた騎士然とした男性は、去ろうとするユウヒを大きな声で呼び止め、周囲の兵士も慌ただしく動き始める。顔の半分ほどを隠す兜を被る男性の表情は少し険しく、どうやらユウヒの発言は問題のあるものだった様だ。



 いかがでしたでしょうか?


 入場料を払ったユウヒであるがどうやら可笑しなことに巻き込まれたようです。


 それでは、今日はこの辺で、皆さんの反応が貰えたら良いなと思いつつ、ごきげんよー

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― 新着の感想 ―
[良い点] いつも楽しく読ませていただいてます。 [一言] 歴史に反応した精霊みてると、ちっちゃい子の「ぼく、できる」っていう挑戦させてあげたいけど同時にわりと心配っていうの思い出す。
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