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第14話

 修正等完了しましたので投稿します。楽しんでいってね。





 貴族との食事を終えたユウヒは、そそくさと与えられた部屋に避難し、直後やって来て居座ろうとするシャラハをやんわり送り出し二時間ほど、使用人が灯したオイルランプの光量に見切りをつけたユウヒは、部屋に魔法の蛍を浮かべながら椅子に座り革張りの本を読み更けていた。


「ふぅ……大体理解した」


 写本と思われる手書きの本は紙ではなく羊皮紙で作られており、何度も手に取って読まれた跡が見受けられる割に痛みは少ない。シャラハが小さい頃から大事に読んでいたという本を受け取ったユウヒは、その中に書かれている事を右目と魔法の併用で読み進め、その内容について問題なく理解出来たようだ。


「巨竜山脈の麓に洞窟か」


 本の内容は、サルベリスから巨竜山脈の辺りに伝わる伝承を纏めた物であるらしく、そこにはユウヒが今いる国であるトルソラリスの建国時の話もあり、かつて巨竜山脈の麓には巨大な洞窟があったと書かれていた。


「トミル王国と繋がっていたのか、もしくはもっと別の国にあったのか、戦争で閉ざされたのは痛いな」


 巨竜山脈の巨大洞窟は山脈の向こう側まで続き、山脈の向こうにあるという魔法使いの王国との間では、様々な貿易や人材交流が行われていたようだ。しかし平和な交流は戦争により断絶、洞窟は物理的に閉ざされたという。


「その当時こちらに移り住んだのがドワーフ、流石だな、ご丁寧に洞窟を火の力で爆破してしまうとは、解釈一致な豪快種族め」


 戦争を回避する為に砂の海へとやってきた種族がドワーフであり、巨大な火の力を操ったという彼らはその力で巨大洞窟を爆破、洞窟は完全に使い物にならなくなり、その際には山脈の山一つが崩落したとも書かれており、あまりの豪快さに想像通りの種族だと悪態を洩らすユウヒ。


「予想だと神様除けの危険物らしいからな、神様の力に頼ろうとしないところに何かヒントがあるかもしれないな」


 ほかにもドワーフの逸話やサルベリス周辺で起きた物語が書かれる本を膝の上に置き見下ろすユウヒは、その中で魔法の活躍がほとんどない事に小さく唸ると、同時に存在は否定されていないがその影が薄い神様に何かのヒントがありそうだと呟く。


「あとは遺物、その辺に目的の物が転がってたりしないかな? さっさと終われば暇な時間であちこち回れるのに」


 代わりによく出てくるのが遺物や超古代文明が残した奇跡、ふんわりと書かれた本の中の遺物はとても強力な物のように思え、いっそ危険物はそれら遺物なのではとすら思うユウヒは、砂漠からひょっこり頭を出す危険物風遺物を思い浮かべ溜息を洩らす。


「そろそろ寝るか、明日はとりあえず依頼の場所に向かってみよう」


 意味の無い妄想を始めた自分の頭に呆れて首を回すユウヒは、疲れて横道に逸れ始めた自らの頭を休める為にベッドへと向かう。数日ぶりの柔らかな感触はユウヒの体全体を包み込み、彼の指先の動きに合わせて部屋の照明となっていた魔法の光球は解けるように消えて行き、それから十分もかからず室内には寝息が聞こえてくるのであった。





 一方その頃、ランシュードは書斎の一人掛けソファに身を沈めながらランプの灯りを見詰めていた。


「急に現れた謎の魔法使いか……」


「ジェギソンは怪しんでいるようですな」


 何を考えているのかは、その小さな呟きからユウヒの事であるのは明らかで、側で給仕を行う老紳士然とした執事は、彼の呟きに目を細める様に微笑むと可笑しそうにジェギソンの名前を持ちだす。


「そうか、何でも結界で昏倒させられたとか」


 どうやらユウヒとの仲を深めたとはいえ、ジェギソンの中でユウヒに対する不信感は完全に拭うことの出来ない感情として残っている様で、ユウヒの話をするジェギソンの姿を思い出し可笑しそうに話す執事に困った子供を見るような目を向けるランシュードは、ジェギソンの気持ちも分からなくはないかと娘から受けた報告の内容を思い出す。


「ふっふっふ……その事も引っ掛かっているのでしょう、まだまだ若いですな」


「お前はどう見たのだ」


 執事はそれまでの微笑みを崩し本格的に笑いだすと、ジェギソンを若いと評しながら主の問いに細めていた目を開き、少し考える様に息を吸う。


「私はまだほとんど話しておりませんからなぁ?」


「それでも悪いものではなかったと?」


「邪気は全く感じませなんだ……ただまぁ魔法使いとしてはどうなのかと」


 サルベリス邸で長く働く執事は、シャラハが帰ってきてから忙しくしていたことでユウヒとそれほど話をしていなかった。しかしそんな少しの時間でも話せば相手の為人は分かるものであるらしく、その評価は善人ではあるが魔法使いかと言われると疑問が生まれると言う。


「魔法使いか」


「魔法使いはその力を身にする為に様々な事に手を付けますからな、精霊との契約が切れない程度には黒いものです。どちらかと言うとユウヒ殿は純粋な戦士と言った雰囲気でした」


「ふむ」


 砂の海や巨人の砂場と呼ばれるこの地における魔法使いと呼ばれる人種は、良くも悪くも探究者であり善か悪のどちらかに傾くものでは無いようだ。確かに精霊は善性を好むもののそれだけで高度な魔法を使い熟すことは、この地では難しいとしか言えず、精霊に嫌われない程度には進んで悪いことにも手を染めるものだと言う執事は、ユウヒの姿にはむしろ純粋に己が力を示す戦士のような雰囲気を感じたと言う。


「……あまり難しく考えない方が良いと思いますぞ?」


「しかしだな、水不足は年々深刻になっていたとは言え、昨年からの急激な水不足は異常だ。それによって他家から様々な干渉が増えたタイミングで魔法使いだ……怪しくも思う」


 何故そんなユウヒが怪しまれているのか、人当たりの良いランシュードですら怪しまなければならに理由は、現在の水不足がどう考えても異常であり、今まさにサルベリス家が生きるか死ぬかの瀬戸際に立たされているからだ。そこにその問題をどうにか出来るかもしれない魔法使いと言う反則的なまでに強力カードが降って湧いたことに、喜びより先に不信が生まれるのが貴族と言う生き物のようだ。


「干渉、シャラハお嬢様との縁談ですか……王家が弱っている今、下手に応じるのは問題ですな」


 彼らの社会は常に弱肉強食、どんなに位が高い者であっても足元を掬われ集団で襲われればひとたまりもなく、常に周囲を警戒するのは貴族としての常識である。サルベリス公爵家と言う最上位に位置する家であっても、昨今の水不足の影響は大きく、周囲の貴族は弱った獲物を狙うハイエナの様に様子を見ているのが現状であった。


「しかも家格の低いものばかり、浅ましい……」


「旦那様の予想ではどこぞの家が雇った魔法使いだと?」


 常に上を目指す姿勢と言うものは過酷な環境で生き抜くためには必要であるが、弱った王家を蔑ろに自らの利益のためにだけ動く貴族の姿は、ランシュードの目に醜く映り、その目がユウヒに対して不穏分子の疑いを掛けてしまう。


「う、むーん……もしくは国家簒奪を狙う魔法使いか」


「無理筋ですな」


 ランシュード自身、自分の考えがおかしい事は自覚しているが、そう考えてしまうほどに彼は心労を溜めている様で、ユウヒに関して話し始めてから終始呆れた視線を向けてくる執事に眉を寄せて見せる。その表情は父や祖父に愚かな間違いを指摘される少年の様であった。


「しかし土と火だと言うではないか、貴族の意思が無くとも悪だくみ・‥‥まさかシャラハが目的!?」


「……旦那様、悪い癖が出てますぞ?」


 そこにさらに駄目な父親まで顔を出しては、ランシュードが生まれる前から仕える執事であっても溜息は止められず、溜息を吐かれた主人は少し心外そうに眼を見開き、執事の諫言に今にもうめき声を洩らしそうな表情で口を窄める。


「以前だって魔法使いを名乗る男がシャハラを狙って!」


「あれこそ他家の魔法士だったではないですか、今はまだ様子を見ましょう? 下手に動けば万が一の場合相手の思う壺になりかねません」


「うぅむ……」


 どうやら彼がここまで駄目になっている理由の一つは、シャラハを狙った魔法使い詐欺が割と最近発生したばかりだからのようだ。その魔法使いはサルベリス公爵家の利権を掠め取ろうとする他家の策略であったようで、ユウヒがもしもそう言った類の人間であれば、何の問題も起こしていない時点で動く事は悪手であると諭されるランシュードは、落ち着くように背中を擦る執事に何も言えず唸ると、諦めた様に彼を手で払い老執事の苦笑を誘うのであった。





 突然現れた魔法使いの対応に頭を悩ませるサルベリス家、そんな公爵家で朝を迎え、使用人に身だしなみを強制的に整えられ、何とも言えない気持ちで朝食をシャラハと共にしたユウヒは、深酒をしてまだ寝ていると言うランシュードの心配をしつつ邸宅を後にしていた。


「ふぅ……流石貴族なのか、朝からよく食べるなぁ」


 お腹を摩りながら昨日も散歩した道を歩くユウヒは、砂の海の貴族の食卓について考えている様だ。もとより朝からあまり食事を摂る習慣の無いユウヒにとって、貴族の所狭しと並べられた朝食は重かったようで、特に朝と夜の二食がこの辺りの習慣であり、一日三食に分けて食べる普通の日本人から見ても量が多い。


「おや? ユウヒ殿じゃないか、そんなところでどうしたんだい?」


「ん? アダさんとバンストさんか、いやぁ貴族は朝からいっぱい食べるね」


 朝食と言えば、明華や流華から無理やり食べさせられる以外基本食べないユウヒがふらふら歩いていると、前方から街歩きの服から眩しい褐色の肌を晒したアダが歩いてくる。その後ろにはバンストが付いてきており、眠たそうな顔でユウヒに気が付くと疲れた笑みを浮かべ手を振って見せた。


「貴族の朝飯か、羨ましいなぁ」


「まぁすごかったけど、朝はあまり食べない派だからお腹が苦しくて……」


 朝の挨拶を交わした酒臭いバンストは、貴族の朝食について話していたと知り羨ましそうに呟くが、ユウヒの言葉に眉を上げると贅沢な悩みだと言いたげな表情で肩を竦めて見せた。


「そうなのかい? 朝はしっかり食べないと元気が出ないよ?」


 一方でアダは困った子でも見るように小さくため息を洩らすとしっかり食べろと、なんとも冒険者らしく、またどこか母親の様な雰囲気で諭すように語り掛ける。


「それはまぁそうなんだけどね、ちょっと走って依頼先に向かおうと思ってたんだけど、今走ったらお腹が痛くなりそうでどうするか悩んでたんだ」


「走りでっておま……あぁいや、まぁ魔法使いだしなぁ? それで依頼と言うと遺物のやつか?」


 アダの善意による言葉を困った様に受け止めるユウヒは、これから依頼にあった突き出し海岸と言う場所の確認に向かうようだ。片道半日以上かかる場所に走って向かうと言うユウヒの言葉に驚き呆れるが、魔法使いならばそれも可能なのかと、眉を寄せて首を傾げるバンスト。


「一人で大丈夫なのかい?」


 バンストの問いかけるような視線に知らないよと言いたげに肩を竦めるアダは、ユウヒに一人で大丈夫なのか問いかける。城塞都市スルビルの周辺に関しては領兵による定期的な監視と魔物の駆除が行われているので比較的安全であるが、少し離れるだけで急に魔物の気配を感じ始めるのが砂の海と言う地域だ。


「ええ、まぁとりあえず嫌な予感もしないので、行くだけ行ってみようかと……周辺の地理も覚えたいから」


「地理把握は大事だな」


 特に悪い予感も感じないと話すユウヒは、オアシスからスルビルまで馬車に揺られる間で感じた砂の海をより肌で感じたいのか、地理把握の重要性に頷くバンストに向ける楽しそうな目は今すぐ外に出たいと輝いている。


「気を付けなよ? 魔法使いだからってトラブルは避けてくれないからね」


「ありがと」


 若干お腹が重く感じるユウヒであるが、その好奇心は止める事が出来なさそうで、アダの言葉に頷いた彼は礼を口にしながら踵を返し、少し早いテンポで歩き始めるのであった。





 気のせいか貴族との会食に向かうより幾分軽い足取りで硬い土道を踏みしめるユウヒは、門番に訝しげに見られながら一人荒野に足を踏み入れていた。


「岩がゴロゴロとした荒野に聳え立つ巨大な石壁、このくらいやらないと人が住む場所を作れないのか……厳しい土地だな」


 頭の中にある地図を頼りに歩くユウヒは、ずいぶん小さくなった城塞都市を振り返り周囲を見渡す。少し小高くなった丘の上に作られた城塞都市の壁は高く厚く、周辺には大小様々な岩が積み重なり、日陰のある場所には多少の緑色が生えている。しかし大半が茶色で占められ、一目見ただけでも厳しい環境であることが解り、城塞都市の重厚な壁は周囲の光景にふさわしくユウヒの目に映ったようだ。


「草木も少ないけどそこそこ生えてはいる。植生は砂漠らしいと言えばそれらしい光景だな、サボテンとかサボテンとか……でかくないか?」


 遠くに見える壁から視線を足元に落としたユウヒは、角張った砂利の多い道の隙間から伸び上がる、枯れた様にも見える草に確かな生命力を感じ小さく頷くと、少し離れた場所に目を向けて何とも言えない表情を浮かべてサボテンと呟く。


「【探知】【飛翔】そい!」


 昨日はシャラハの馬車に揺られ西の門からスルビルに入ったユウヒ、今日は街の東門から出て突き出し海岸を目指しているのだが、スルビル周辺は東西で随分と植生が違っており、西側では見なかった巨大サボテンをよく見る為に勢いよく空へ飛び上がるユウヒは、5メートル近い高さの太いサボテンが乱立する大地をを見下ろすと目を細めた。


「【ブリーズカーテン】……ぺっぺっぺ! 口元を覆う布がいるな」


 その理由は風に乗って来た大量の砂ぼこり、地面よりある程度高い場所の方が砂埃の量が多く、周囲に魔法で風の膜を作り出したユウヒは目を擦りながら口に入った砂を吐き出す。


「全体的に植物に活力が無いなぁ……これはそう言う植物と言うより水不足が原因かな?」


 若干ふらつきながら空の上を滑るように飛ぶユウヒは、足元に見える草木やサボテンを両目でじっと見つめると顔を顰める。どうやら植物に活力が見られないのは右目や左目の力を使わずとも見てとれるようで、その原因をシャラハが言っていた水不足だと予想するユウヒは、周囲に流れる魔力を左目で見渡す。


「水なぁ? 用意しようと思えば出来るけど、ちょっと用意したくらいじゃ意味無いよなぁ」


 周囲を見渡すユウヒの目には小さな精霊の姿がちらほらと見えており、その中に水の精霊がほぼ居ないことに小さく唸ると、体の奥底から魔力を呼び起こし手の上で弄びながらどうしたものかと悩む。


「もう少し高く……いや、すごく嫌な感じがする」


 ただ単にユウヒの魔法で水を生みだしても根本的な解決にはならない。それでも何もない所で一時的なスコールを発生させるくらいにはユウヒの魔力も異常、その為にもっと高空から魔法を使ってみようかと空を見上げるが、その瞬間背筋を凍らせるような悪寒を感じて思わず落下するように高度を落してしまう。


「あのレーザー、もしかして飛ぶものを無差別に攻撃するんか?」


 勢いよく空に飛び上がろうとしたユウヒが感じた悪寒は、砂の海へとホバーバイクに乗って降下した時に感じた死の気配と同じもの、どうやらユウヒの相棒二名を吹き飛ばした攻撃は、空高く飛ぶ者を狙っている様だ。


「俺もずっと飛ぶのは疲れるし、やっぱ地上用の足が必要かな、うん? あれが砂海か! 確かにこれは海だ」


 細心の注意を払えば空を飛んで移動することも不可能ではなさそうだが、危険な事には変わらず、肉体的な物より精神的な影響を強く受ける魔法をそんな状況で使い続けるのは、ユウヒも出来れば遠慮したいらしく、魔法の力を弱めて落ちるように降下する彼は遠くに見え始めた砂海に向けて風を胸に受けながら落ちて行く。


 それから十分ほど、長いすべり台を腹ばいになって滑るように地上へ落ちて行ったユウヒは、地上近くで態勢を整えると【飛翔】の魔法から魔力を抜いて砂浜へと着地する。


「よっと、とと!? おお、そうかこれがサンドシューズの力! 歩きやすいけど予想に反した感触で戸惑うな」


 ユウヒが魔法の使用を止めたのは二階の床ほどの高さ、そんな高さから砂浜に落ちれば砂の中に埋もれかねないが、彼の足が砂浜に着くとまるで体操競技に使うマットの様な感触で反発してくる。それはサンドシューズと言う神の道具の効果であり、すっかりその事が頭から抜けていたユウヒは思わぬ反発に体をふらつかせ数歩を跳ねるように砂浜を歩く。


「……ここまで地面はどこも荒れ地で砂地じゃなかったからちゃんとした効果を感じられなかったのか、とりあえず海岸線? を探してみよ」


 これまでユウヒが歩いて来たのは、踏み固められた砂や土、岩肌や砂利道ばかりで砂の道を歩いて来ていなかった。ここにきてやっとステレオタイプの砂漠らしい砂の上を歩くこととなり、その感触に戸惑いつつ足を海岸線に向ける。


「……うん、波打つ砂の上は歩けそうにない。何だろうこの感触、不思議だな」


 海岸線らしきものはすぐに見つかり、細かく水の様な砂が波となって砂浜に打ち寄せては返っていく。そのあまりに異常な光景に首を傾げるユウヒは、波打つ砂を足で踏みしめようとするもするりと水のように避ける現象に目を見開くと、そのまま砂海の中に両足を入れ、サンドシューズ越しに感じる足裏の砂浜とほんのり暖かな水の様な砂の奇妙さな感触に、しばらくそのまま動きを止めて両目を輝かせる続けるのであった。



 いかがでしたでしょうか?


 苦手な貴族からやんわり逃げるユウヒは開放的な街の外へ踏み出し、砂の海に広がる砂海に足を踏み入れ、その不思議な感覚に色々と感情が高ぶっている様だが、どんな出会いが彼を待っているのか、次回も楽しんで貰えたら幸いです。


 それでは、今日はこの辺で、皆さんの反応が貰えたら良いなと思いつつ、ごきげんよー

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