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詩集『曲解』第四十八部
詩集『曲解』
第四十八部
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異常なる、ヤマタノオロチの様な、いや、これは、災害の発露か。
ー俺たちの、純粋無垢は、ここで、決定されるのだろうか、不可思議。
メルセデスを見ても、俺は逆上しないだろう、昔、軽自動車に乗っていました。
ー笑えるね、黒い残酷が、冥利に尽きる、減点の更新免許で。
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事細かく言えば、俺は俺になった気で居ただけの、俺の痛恨さ。
ーベジタリアン、ジベタリアン、俺たちが夢中になることの、それ。
果てない曲解において、目隠しで移動、慰労、ここはどこだ。
ーなに、シッテイルだろ、お前の生まれた、ここは病院さ。