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輸出・令和版  作者: 大久保次郎
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シンガポール支店

通常、欧米の企業ではシンガポールにアジアでの業務を統括する組織を設置する場合が多い。米国・欧州各国から駐在員を派遣し、アジア各国の支店や現地法人の業務を管理する。シンガポールは、暑さに難があるものの、台風も地震もなく、社会的なインフラに優れている。そして、欧米人はその生活を楽しむ術に長けているのだ。かつてのコロニアルな邸宅こそ選ばないものの、高層コンドミニアムで、朝ないしは夕方からプール、テニス、ジムを利用するのは欧米人だ。


日系企業でも同じようなアジアの統括拠点を設置するも、なぜか働きぶりは大きく異なる。日本の本社の出先機関として、本社との打合せ、会議が中心。やれ、本社への申請だ、報告ができていないと走り回っている状況。当たり前だが、日本の本社では海外拠点対比で英語がわかる職員は相対的に少なく、本社中心主義はそのまま日本語中心主義となる。


シンガポールは、過去に英国や日本による占領を経験している。当時も、英国人と日本人で働き方が大きく異なっていたようではあるが、戦後70年以上経過してもこの彼我の差は埋まらないようだ。


さて、前置きが長くなってしまったが、自己紹介。このたび、シンガポールに地銀の雄のうちの1つとして考えられている。

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