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才能

作者: 黎明

才能という概念がないとは言わせない。


生まれながらに持ちえている才能と生まれた後に得る才能がある。


前者の最もたる例は記憶力だと思う。

どんなに努力しても事実上の限界があるのが記憶力だと思う。


私も恵まれた才能を持って生まれた方だと自覚している。

極度の集中状態にあるとき擬似的なフォトアイ(瞬間記憶)を使うことが出来るのだ。


テスト前なんかに教科書をちらっとみて、問題に教科書に乗っていた一部のフレーズを見つけると教科書のページが頭に思い浮かぶと言った具合だ。


きっとこれを読んでいる人はずるいと思ったことだろう。

ただこの程度のことであればできる人は山のようにいる。

あくまで高尾山級の才能でしかない。


日本だけでも十八ヶ国語読み書きできる人や本屋で1度読んだ本を家で書き写す人もいる。

富士山級の才能だ。


世界には物心ついた頃からの目で見てきた映像全てを記憶し、図書館から目的の本を探すように思い出せる人もいる。

文句無しのエベレスト級の才能だろう。


これを努力でどうにかなるという人がいるならどうか自身で証明していただきたい。


後者の最もたる例は人の考え方だと思う。

これは周りの環境というキリマンジャロのように大きな敵がいるが当人の努力次第で大きく変わるものだと思う。


私自身の経験でいえばフォトアイが使えなくなった。

これは悪い意味で働いてしまった結果だ。


簡単に経緯をまとめると自分に自信を持てなくなったのだ。

自分は記憶力が良くてそこらの人には負けない。

そう思い続けていればきっと今でも使えただろう。


心が体についてこなくなったとでも言うのだろうか。

頭ではこうすれば記憶できると分かっていても心を蝕む疑心が歯車を狂わせてしまうのだ。


アインシュタインの名言にこんなものがある。



私には特別な才能などありません。


ただ、ものすごく好奇心が強いだけです。



彼自身は自分が天才だと思っていなかったようだが彼のことを誰に聞いても天才だと、才能の塊だと答えることだろう。

アインシュタインの脳の研究から事実普通ではない。有名な相対性理論は昼寝中の夢から仮説を立てたと言う。

理解の範囲を超えていると言わざるを得ない。


先天的な脳の才能と後天的な考え方の才能が噛み合った結果、彼のような超越者が生まれたのだろう。


しかし彼は完璧超人ではない。

悪い逸話は沢山残ってる。

歪曲や誇張はあるとしても普通と逸脱した生活だったことは明らかだ。


有名な話でいえば自身の電話番号が覚えられなかったというものがある。

ノーベル賞を取るような人物がたった十数桁の数字の羅列を覚えられない。


優れた才能の影にはそういった劣った能力もあったのだ。


今までダラダラと才能について語ってきました。

最後にまとめる。


結局は才能。







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