欠席という名の問題児
どーもお久しぶりです、榊 真二です。久しぶりに小説を投稿しましたがちゃんと話を覚えてて良かったとか思ってしまいました。やはり早めに書いて落ち着くのが一番ですね。それでは更生プロジェクト、最後までお付き合いください。
更生プロジェクト6日目。土日を挟んで週明けの行くのがだるい学校へと足を運ぶ。
「今日はいい加減笹木を連れてこないとな」
そんなことを胸に決心していつもの通学路を歩いていた。しかし、問題が1つある。
「鏡のやつ、遅っせーなー…。何やってんだよ」
そう、いつもなら鏡が俺に前回の復習を見せつけてくるはずなのだが…。
「電話してみっか」
そう言い俺は現代の文明の利器、スマイルボンバーを取り出す。前から思ってたけど携帯電話なのにボンバーしていいのかよ。ネーミングセンス皆無かよ。
「プルルルルルル…プルルルルルル…プルルルルルル…只今電話に出ることができません。発信音の後に…」
やっぱり電話にもでなかった。何やってんだろ。
気になりつつも遅刻すると母親に怒られるので足早に学校に向かった。
「うわ…キモ島が来たぞ…」
「うわお…相変わらずキモいな」
教室入った瞬間悪口言うのやめてもらっていいすかね、僕泣くよ?
「ん?鏡のやつ学校いないのか?」
「あぁん?俺様に気安く話しかけるんじゃねぇ!この腰抜け!今朝犬のうんこ踏んでたの見たからな!」
「まじかよ!それもっと広めよーぜお頭!」
「なんで知ってるんだよ!やめて!お願いだからやめてー!…そうだ!これあげるから許して!」
と言い俺は鞄の中からあるものを取り出す。
「ほら今朝買ったうんみゃ飴。うんみゃ味って気になるよな」
「お前らやっちまえ!」
「何でだよー!」
俺はその後先生に呼び出されて説教を2時間ほど受けていた…と思われる。
「はぁ…。今日は散々だった…。」
俺はあの後全校の人間にうんこ踏んだキモ島君という不可解なあだ名をつけられて弄られてた。帰ったらぬいぐるみのミー子に慰めてもらおう。そういえばぬいぐるみって言えば笹木を思い出すな…。あれは面白かったわ。
「あ…そういえば、鏡いなかったから忘れてたけど笹木の更生してなかったな…」
あいつのあれはどうにかしないとな…。将来困っちまう。…あれ?俺なんか良いお父さんみたいになってね?まあいっか。今日は早く帰ってモンハ○して寝るか。
更生プロジェクト7日目。この日も鏡は学校を休んだ。笹木も話を取り合ってくれなかった。更生プロジェクト8日目。この日も鏡はおらず、流石の笹木も気になっていた。更生プロジェクト9日目。未だに鏡は学校に来ない。クラスのみんなも鏡いない事件とか言って遊んでたな。しょーもな。するとそこに
「ちょっとあんた…。鏡について何か知らない?」
と笹木が近寄って聞いてきた。久しぶりに喋れるのは嬉しいんですが周りからの視線が怖いんで教室じゃない方が良かったとか思っていた。俺はその事を表に出さないように
「何も知らん。お前のスリーサイズも」
とかドヤ顔って言っちゃった。その後笹木に腹パンコンボ喰らって下痢になりました。
更生プロジェクト10日目。この日も鏡は学校にいなかった。一体どうしたのか…。
「おい、鏡の噂聞いたか?」
「ああ、聞いた聞いた。他校の女に手出してその学校の男に注意されたら殴ったって話のことだろ?」
「おい…」
「あぁん?何だテメェ?殺されたいのか!」
「今の噂詳しく聞かせろや」
「んひぃ!分かりましたのでそんな目で睨まないでください!体がムズムズしちゃうので!」
鏡…テメェ待ってろや。俺が説教かましたる。
今回も更生プロジェクトを読んでいただき誠にありがとうございます!今回の話の流れは最初はアホっぽく入って最後の最後でシリアスな展開になっていたかと思います。意識したんでこれでなってなかったら作者はベッドの上で泣きます。話は一転しますが、最近投稿ペースがかなり落ちています。前回の一件で作者のやる気がなくなったせいで今にも影響が出おりますが、これからどうにか少しずつ投稿して行きたいと思っていますので温かく見守っていただきたいです。それでは最後に読者の皆様に感謝を込めて!