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恋の寄生虫

作者: ヤマ

 私は、好きな人がいる。

 もう何年も恋をして、かなわないと思ったことも何度もあった。

 それでも彼は、私を選んでくれた。

 誰にも気づかれずに、誰にも選ばれずに。――でも、彼は私を選んでくれた。

 それに感謝するけど、私は知っている。――彼にも好きな人がいる。

 そのことを私は彼に言う。それを彼も認めている。


「もう、いってくれないか――――――」


 彼から告げられた、その言葉。――私は心のどこかで、その言葉を待っていたのかもしれない。

 その言葉を聞けて、もう満足だった。


「今まで、ありがと」


 そう言葉を残し、私は、光となった。


 ――ハッピーエンドというけれど、それは間違いだ。少なくとも私は、そうは思わない。

 この幸せは、一生続くのだ。私が私でなくなっても、ずっと。

 私の中で居続けるのだ――。


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― 新着の感想 ―
[良い点] なんかまた難しいぞ?( ̄・_______・ ̄) 光となって消えるってええね 普通に亡くなるのよりは 幻想的?でええよね! [一言] がーんばれ!がーんばれ!
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