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死を忘れた世界で  作者: 黒川 イヌキ
プロローグ
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000.プロローグ

2XXX年11月23日に起こったことである。

新薬開発中に偶然できてしまった人類が犯した最大の過ちである。


それは、この世の摂理を変え、人類は次のステージへと、進化したともいえる。


その頃の人類はそれを喜ばしく思っていた。


それを開発したメーカーは大量生産し、誰にでも買えるような価格で販売したと言われている。


そうしてその薬のようなものは、瞬く間に全世界へと広がった。


死にたい者はそれを買わず、死にたくない者は薬を買ったのだと言う。


そう、ここで開発したされてしまったものとは、人間を死ななくする薬であり、人類の進化を止めてしまったとも言える。


それを服薬した時点で成長及び老化が止まり、死ななくなる。


そして、人類はいつしか、死という概念を忘れ去り、人口は増え過ぎロケットの開発が急速に進められた。死なないとはいえ、空腹にはなる、病気にだって…………。


人類は楽に暮らせるように努力を続けた。


そうして気付いた頃には地球はパンク寸前にまでに人口が膨れ上がっていた。


だが、この頃には火星への移住が進み他の星に移り住むものも少なくはない。


だが、宇宙空間で事故に遭い永遠と宇宙空間を漂わなければならなくなった者も少なくはない。


そんな中、世界のバランスを整えるための動きが見え始めていた。


秘密裏に進められていた人類を倒すための計画。


そして兵器が開発された。


その名は……"イモータルブレイカー"これが人の域を超えた人類を消すための、不死を壊すための武器。


それからしばらく後の時代に1人の少年が居た。

見た目や知能も平凡ではあるが、周りとは違う事が一つだけある。


一つだが、とても大きな差だ。


大概の人は16〜20歳で薬を飲むのだが、飲む事を否定していた。


それでは、人で居られないと。


彼は人であることを望んだ。それ故に困難も多くあるであろう。


だが、その先には必ず得るものがあるはずなのだから、彼は戦い続ける。今も……

長編版プロローグ読んでいただきありがとうございました。不定期ではありますが続けていきます。よろしくお願いします。

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