プロローグ
俺はとある専門学校に通っている学生19歳だ。
顔などはまあ老けたおっさんだと思ってくれればいい。
こんな面をしていると友達は少ないわけで結構世知辛いをしているわけで、まあそんな俺にも数は少ないが友達がいるわけでその2人とゲームをしていた。
よくある普通のオンラインRPGゲームだ、俺のプレイプレイスタイルはパワーでごり押しするいわゆる脳筋プレイなわけで
「うおりゃあああああ!!!!よっしゃ今日もいい感じだ!」
「ちょっと!ごり押しはいいけどこっちの事も考えてよね?」
こいつは阿部ちゃんこんな俺と一緒にゲームをプレイしてくれる数少ない友達の一人だ。
「ああごめんごめん、次から気を付けるから許してな」
「そう言っていっつも突っ走るじゃないか、おきからも言ってやんなよ」
「(´・ω・`)」
そしてこいつがおき、もう一人の友達だ、こいつはいっつも顔文字で会話するちょっと変わったやつなんだがなれれば結構いい奴なんだよな。
とまあこんな感じの三人でプレイしている、ちなみに俺ら3人の武器は俺・斧、阿部ちゃん・メイスそしておきがランスとなんか微妙なバランスのパーティーになっている。
「おきもいつもヘイト稼ぎしてもらってすまんな」
「(`・ω・´)」
「それよりこの後どうする?まだ狩りつづけるの?」
「いや今日はもういいかなとりあえず解散でいいかな、おきもそれで大丈夫か?」
「(`・ω・´)b」
「それじゃーお疲れさん」
そう言って通話を切ると足元に何か触れたような感覚がし見てみるとそこには愛犬のシュナがいた。
何か物ほしそうな目でこっちを見てくる
「どうした?おなか減ったのか?」
「ワン!」
「よし待ってろ今ご飯やるからな」
シュナは自分が一人暮らししてから買った俺の愛犬だ、俺は生まれてから19年間動物と離れて暮らしたことがないのだ、実家には犬が4~5匹いて祖父母の家には猫と犬が2匹づついる、そんな俺が動物のいない生活など耐えられるはずがなく貯金をためて買ったのがこのシュナだ。
やはり動物はいいなあとつくづく思う、ご飯をこんなにも幸せそうに食べている姿を見ていると笑みもこぼれるよな、そんな感じでシュナを見ていると「なに?」みたいな感じでこっちを見てきたから「何でもないよ」というと「そう?」というような表情をしてまたご飯を食べていく。
ああやっぱり動物は最高だな!なんて思いながらパソコンの前に座りネットサーフィンを始める。
「なんか面白そうなゲームないかな~」
と言いながらネットをカチカチしているととある広告に目が留まる、その広告にはこう書いてある。
ーあなたは現実を捨てる勇気がありますか?ー
一瞬背筋がゾクッとした、喉をごくりと鳴らして恐る恐る広告をクリックするとゲームの説明が出てきた内容はこうだ。
ここはアリシア大陸と呼ばれる大陸に魔の手が忍び寄っている、冒険者の君たちの手で魔王を退治してくれ
この大陸には4つの種族によって統制されている、人族 魔族 獣人族 妖精
この種族の中には順位があり、第1位魔族・第2位獣人族・第3位妖精・第4位人族と順位が決まっている君はこの人族になりこの世界の頂点を取るのだ
さあここから君たちの冒険が始まるまずはキャラクターをつくろう♪
「・・・・・ってただのゲームかよ!」
気づいたら大声を出してしまっていた、結構ビクビクしながら見ていたがただのゲームだったのか・・・
なんだか心配して損したなぁ、取り合えずキャラでも作ってみますか
えっと?何々?決める項目はたったこれだけ
キャラクターネーム
年齢
種族
使用武器
の4つだけだ、その下にアンケートみたいなものでどんなプレイスタイルがいいかとかを答える物がありそれ以外は特にない
項目少ないなと思いつつ項目を埋めていく
キャラクターネーム リョーマ
年齢 19
種族 人間
使用武器 斧
まあこんなとこだろう、ちなみにキャラネは偉人の名前、龍馬からとりました理由はカッコいいから以上!
種族は獣人とかにしてリアルケモミミだ!とかやりたいけどこの見た目でやってもなあ、後まだ人間でいたい(切実)
アンケートには「物理で殴っていきたい、後動物モフリたい」とでも書いておいた。
「まあこんなところかな、よしENTERっと」
-これで入力は終了ですあと1時間後にゲームが開始しますのでしばらくお待ちください-
と言って画面には1時間のタイマーがセットされた
「なんだ?消えないぞこれ?」
画面には消えないタイマーがずっと動いている、まあいいかとりあえずうちの可愛い愛犬を預けに行くか
こんなことをしていたが実は明日ネトゲ仲間と旅行に行く約束をしていてその為近所のおじさんの家にこの子を預けないといけないのだ
「それじゃあ行くか、行くぞ~シュナ」
「ワン!」
シュナを預けに行ったし帰りにコンビニで飯でも買いに行くか、てかさっきからパトカーうるさいな何かあったのか?
まあいいや、飯買ったしさっさと帰ろうと外に出て家への道を歩いているとおばちゃんたちの会話が耳に入ってきた
何でも若い青年たちが無免許運転ここら辺を徘徊していると警察に見つかり逃走しているらしい、つまりDQNが馬鹿なことをしでかしたと言う事だ。
何ともまあ迷惑な話なんだが関係もないし帰ろうとして曲がり角に出た時に
グシャ!
という音とともに体の感覚が途絶えてしまった、ああこれ死ぬんだなと直感的に思ったときにふと頭の中に声が聞こえてきた
「・・・1時間経過しました、これよりゲームを開始します」
この音声とともに意識が途絶えた。