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ひなた  作者: さやっち
1/1

~君と出会ったときから~






誰かを思う気持ち。







それはまっすぐじゃなくてもいい。











私は死のうと思っていた。






ずっとずっと苦しかった。









私は友達がいなくて、根暗で、だれかと明るく会話することなんてなかった。










高校生になってからも、だれとも話さず、



1日1日、ただ黙々と過ごしていた。










そんな自分がいやだった。








そんな自分の性格がコンプレックスだった。









わーきゃー叫ぶクラスの子たちが、自分と違う世界の人に見えた。








私は、このままずっと友達ができないのだろうか。














家に帰ったら、お母さんがいて、

毎日私を笑顔で迎えてくれる。








「おかえり」









そう笑ってくれるお母さんが、大好きだ。











でも、私が学校で友達がいないことを母は知らない。










「今日、学校どうだった?」









母は毎日同じ質問をしてくる。









「楽しかったよ」










笑顔でありきたりな答えをいう。











「そう」






母の背中にぬくもりを感じる。











私は。このまま誰とも会話せず、楽しいこともせず、

高校を卒業するんだな、とどこかであきらめていた。










そんなとき、ある事件が起こる。






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