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AI-Evo  作者: Machio
3/4

Chapter 3

3/4

 不満を表せずにいられない所はやはりまだ学生(こども)らしいが、それでもこうして逃げてしまわず話し合いができる分、うちの新人たちと比べて見所はある。

 まったく、一年足らずで三人が退職か。 〝やりがいがない〟なんて言って、あたり前じゃないか、まだ仕事らしい仕事はしていないんだから。さらにもう二人ヤバそうなヤツらがいるし…年が明けたら、もう会社に来なくなるんじゃないだろうか。

 原因はわかっている。仕事の内容なんか関係ない。人間関係と時間外労働の問題だ。相も変わらず社内にはパワハラと若手のオーバーワークが蔓延している。新卒についてはこの先ずっと売り手市場が続くと言うのに、何度言ってもそれを理解できない、しようとしない管理職がいる。 二年はお客さん扱いしてやらないとダメなんだよ。 自分たちの時代とは、価値観とライフスタイルが大きく違うんだ。いつまでも見下ろそうとしていないで、彼らの目線に合わせるべきなんだよ。


「じゃあ、今度はモカにします」

「はい、モカですね。 何になさいますか?」

「あ、ああ、 じゃあ僕もモカで」

「ホットコーヒー モカ二つ、でございますね?」

 女性店員がほっとしたような笑顔を見せた。


「またコーヒーだけで良かったのかい? お腹すかないか?」

「え? あ、もう…コーヒーだけで十分です」

「若いんだから、遠慮しないでいいからね」

「あ、はい、ありがとうございます」

 ………

 ………

 注文で会話が途切れてしまったな。 ここは年長者の方から始めてあげないと…。

「えっと、君は確か、IT系に進みたいと話していたね?」

「え?」

「就職先」

「あ、はい、 ええ、まあ…」

「技術系ですか?」

「いえ、そっちの方はあんまり勉強していなくて…」

「じゃあ営業や総合職ですか?」

「ええ、まあ、 そうですね」

「もういくつか、希望先を決めているんですか?」

「あ、あの」

「ん?」

「その、 そういうお話はちょっと…。 あくまでその、Kotaの代理というスタンスなので…」

「ああ、そうか。 まだその設定でいくのか」

「はい、そこはお願いします」

「じゃあ、僕はMintでいくわけだね」

「いや、あの…お父さんで」

「あ、そうだったね。わかったわかった。…では余計な話はやめにして、改めて本題に入るとしよう」

「はい」

「ああっ 少々お待ちください!」と大きな声で言って、店員が早足でコーヒーを持ってくる。なぜそう急ぐんだ?

「お待たせしました」

 そんなに待っていない。

「モカです。 こっちも、モカですよ~」

 かわいい笑顔で、ゆっくりテーブルの上に置いてくれた。今度はこぼさなかった。

「ごゆっくりどうぞ~」

 そして店員は下がった。が、わりと近くに立っている。どうして?


 コーヒーをお互いひと口啜った。

「それで、Kotaさんはリアルで彼女ができたから、Mintとのお付き合いを解消しようとしているわけだが、それはどうしてなのかな?」

「いやあの、理由は何度も説明しましたが…」

「だから改めて確認する意味で、って… もう、さっきも言ったじゃないか、何度言わせるんだ」

「あ、そうでした。…すみません」

 いかん…。若い人相手にこうしてすぐに苛ついてしまうのは、仕事のストレスを引きずっているせいだ。ちゃんと割り切らないと。

「きつく言っちゃってごめん、パワハラになっちゃうな。部下でもないのに、ハハ」

「いいえ、すみません」

「その…リアルで彼女ができたのは、良かったと思っているんだよ。 Mintはあくまでもアイエヴォでの恋人だし、その…僕なんだからさ、おじさんがそれに文句を言う資格はないと思っているよ」

「え、ええ」

「でもさ、それとこれとは別の話じゃないか」

「別?」

「だからね、リアルで彼女ができた、それはおめでとうございます。でも、アイエヴォはリアルとは別なんだよ。だからアイエヴォの恋人は、Mintのままでもいいじゃないか」

「え、いや、ですから、彼女と…新しくできた彼女とは、アイエヴォで知り合いましたので」

「それは聞いたよ」

「ですから、アイエヴォでもその、お付き合いをするので…」

「どうして? リアルで彼氏彼女になったんだから、そんな必要ないじゃない」

「いや、その、アバター同士でも交際を続けようと…」

「だからどうして?」

「彼女とは、お互い住んでいる場所が少し離れているので、そう頻繁に会えないんですよ。ですから普段はアイエヴォで会おう、って…」

「いやいや、それならメールとかチャットとかを使えばいいじゃない」

「それも使いますが、でも、アイエヴォなら一緒に映画観たり、イベントに行ったりできるじゃないですか。お金も時間もあまり使わないで…」

「それが君、アイエヴォのルールに反しているんじゃないのか、って言ってるんだよ。現実を持ち込まない、つまりリアルの恋人関係をもちこむのは、本来NGなんだよ」

「ルールって…。べつに禁止されているわけじゃないでしょう?」

「非推奨行為だよ」

 あ~イライラする。ここでいつも堂々巡りだ。

「そんな事はないと思うんですが…。 そういう使い方している人って、わりと多いと思うけれどな…」

「それなら他にもいっぱいあるじゃないか。なにもアイエヴォにこだわる必要はない。映画でもライブでも、チャットを繋いでいくらでも一緒に観ればいい」

「そうですけれど、でも、アイエヴォを使っても…それは自由じゃないですか?」

「じゃあ、彼女とMint、両方と付き合えばいいじゃないか」

「え?」

「複数人と交際を結んでも、アイエヴォでは問題にならない」

「そうですが …いや、無理ですよ」

「それはMintの正体が僕だからか? それとも彼女が嫌がるからか?」

「あの、その…いくらアイエヴォでも、二股はダメかなって、個人的な倫理観の問題ですけれど…」

 思わずため息が出た。

「君はなんというか、若いくせに保守的だな」

「保守的? は? どういう意味?」

 ん? ちょっと怒った様子だぞ。保守的とか言われる事に抵抗がある…意識高い系か?

「アイエヴォはさっきも言った通り、現実世界とは切り離した交際を持つ場だ。アバターは性別、人種、年齢、社会的地位、性癖といった様々な垣根を取り払ってくれる。そうして、新しい人間関係を構築する場なんだよ。リアルの自分を模していても、嘘で塗り固めていても、そこには本当の自分がいる。だがリアルを過剰に持ち込むと、同時にリアルの虚飾も持ち込む事になる。そうすると、その価値は失われる」

「ん? ん~ まあ…  でも、 …ん~」

 よくわかっていないか、うまく反論する言葉が出てこないようだな。 フフ… こういう話をすると、この手の若いコはおとなしくなる。新しい価値とか、固定概念を壊すとか言っておけば、それを否定すると見くびられる、と思い込むのだ。

「じゃあその…どうすればいいんですか? アイエヴォから退会しろって事ですか?」

「何を言ってるんだ! これでやめちゃ意味がないだろ。君は自分が時代についていけない、と敗北宣言をするようなものだぞ」

「敗北って…」

 苦笑い…絶対認めたくないのだろう。


「新しい人間関係って、どういうものですか?」と、つい声を出してしまった。


 二人ともびっくりしている。最初はあたしが二つテーブルを挟んだだけの、わりと近い位置に立っている事を気にしていたが、その後は会話に熱中していた。そのまま最後まで話を聞けたかもしれないのに、馬鹿なことをしてしまった。

「ずっと聞いてたの?」と、おじさんが言った。怒っているわけではなさそうだ。

「すみません、なんか、気になっちゃって」

 ええい、もう参加してしまおう。

「あの、けっして興味本位ではありま…すけれども。でも、バカにしているわけではなく、その、なんというか、勉強になるな~と思いまして…」

「もしかして、お姉さんもアイエヴォをやってる?」

 どうしておじさんって、自分よりも若い女を 〝お姉さん〟と呼ぶのだろうか? …まあ、そうするのはおじさんだけじゃないから、差別するのは良くないか。

「いえ、やってみようと思った事もあったんですが、アバターを作る過程でめんどくさくなっちゃって…」

「あ~確かに、そこは難関なんだよね。A.I.設定のために、どうしても細かくなるからね~」

「ええ、それにどうしても、自分を偽る事に抵抗があって」

「抵抗?」

「ええ、その、人それぞれでしょうけれど。アバターは、本人とはまったく違うキャラクターが多くいるわけですよね」

 おじさんが手招きしてくれたので、あたしはテーブルに近づいた。

「じゃあそこで友達になっても、恋人になっても、本人とはまったく違う可能性が高いわけだから、そこで親しくしたって、その友達や恋人の言葉は直リプでもA.I.でも、所詮はニセモノって事になるんじゃないでしょうか? そんな人間関係なら無意味だな~って思って…」

「お嬢さん、それは違うよ」

 なぜ 〝お嬢さんに〟 に変えた?

「ニセモノのキャラクターだからこそ、本心を、真心を示せるんだよ」

「はい?」

「意味わかんない?」

「わかんないです。だって匿名なんですから、言いたい放題、やりたい放題する人もいるんじゃないですか?」

「何を言うのも自由だがね、アイエヴォはそういった誹謗中傷が蔓延するSNSとは差別化が成されている。システム面だけではなく、ユーザーがそういったものを排除しているんだ。これはかなり進化した、情報型プラットフォームの理想型と言える程のものだよ」

「タチの悪いユーザーがいない、って事ですか?」

「中にはそういう人もいるだろう。単に冷やかしでやっていて、全部A.I.任せならまだマシだが、わざと相手に対して迷惑な、不快な言動をする者がいる。でもそういうヤツらのアバターはいずれ知れ渡って、誰からも相手にされなくなって、無料期間を過ぎると退会する。アバターのA.I.は会話や行動内容、交際相手の好意度のデータが蓄積されて成長するわけだし、再設定にはお金がかかるから、最初はいい加減にやっていても、続ける人たちはわりと真面目になっていく。だから最初の方は無法地帯みたいなところもあったんだけど、最近は高度な秩序が整っているんだよ」

「へえ~、そうなんだ。よくうまくいきましたね」

「みんな友達や恋人をつくるためにプレイしているんだから、わざわざ嫌われるような振る舞いをする人は、もともと少数なんだよ。いわゆる〔荒らし〕だ。無視されたら消えるしかない存在だよ。それに 〝現実を持ち込まない〟というルールに、運営と多くのユーザーが拘っているおかげもある。現実のコンプレックスを持ち込む〔荒らし〕の罵詈雑言なんか、虚飾の鎧を纏ったユーザーには全然通用しない。そういう強い意識を持てるんだよ」

「虚飾の鎧? なんかカッコイイですね。 でも、あたしにはやっぱり無理かな~ ついリアルを求めてしまいそう」

「そういう人ほど、やってみれば意外と嵌るんだよ。周りもみんなニセモノなんだから、それが当たり前なんだから。 …いや、ニセモノという言葉は良くない。もう一人の自分なんだよ」

「もう一人の自分、ですか?」

「お嬢さんはさ、新しく人と交流を持つとき、自分と相手の、どんなところを気にする?」

「気にするところですか? …特にないですけれど」

「ハハ、 君は若くて美人の女の子だからね。あまり物おじしないだろう」

 おじさんでも、そう言われて悪い気はしない。

「君はどうだい?」

 急に話をふられて、男の子は慌てた。

「いや、その… まあ、年齢ですかね。立場も…偉い人相手には、多少気後れしてしまうと思います」

「そうだろう。僕だってそうだ。でも、アイエヴォにはそれがない。年上だろうが金持ちだろうが、全部架空の世界なんだから気にする必要はない。そんなフラットな心理状態で、心まで偽る必要があるかい? 男のくせに、女のくせに、大人のくせに、子供のくせに、部下のくせに、上司のくせに、貧乏なくせに、金持ちのくせに、低学歴のくせに、ブサイクなくせに…そういう卑下が、コンプレックスが存在しない世界なんだよ」

「コンプレックスがないから、本音で話せるって事ですか?」と、男の子が尋ねた。

「本音と理想を話せるんだ」

「本音と理想?」

「本音には有害な思想も入っているからね」

「理想だってそれぞれ偏りがありますからね、十分有害ですよ」

「真理だねえ」

「哲学科です」

「へえ~」

「でも、やっている事は友達づくり、恋人探し、なんでしょ?」

「そうだよ。誰もが求めていることじゃないか。アイエヴォでは、リアルでは友達や恋人になれない、なりようもない人と語り合い、愛し合う事ができる。正体を求めない限りね」

「なのに、求めちゃったんですね」

「そうなんだよ…」

「どうして?」

「いや、彼が、他に彼女ができたから別れるって、わけのわからない事を言うからこじれちゃって…」

 男の子が首を大きく傾げて反論した。

「いや、わけがわかるでしょう~ 普通の事を言ってるんですよ」

「その普通はリアルの普通であって、アイエヴォでは二股したって、それこそ普通だって言ってるんだよ。ちゃんと切り分けなさいよ」

「いや、ですから、リアルの彼女が気にしちゃうと、嫌じゃないですか」

「だから、その彼女を交えて話し合おうって、何度も言ってるじゃないか。アイエヴォのルールに従って、新しい、未来型の関係を築こうじゃありませんか、と提案したいんだよ。きっと理解してくれると思うんだ」

「だから何度も断ってるのに…。 変ですよ~」

「なにがそんなに嫌なんだ。実際に肉体関係を結ぶわけじゃあるまいし」

「ちょっと~ だからやめてくださいよ。気持ち悪いな~」

「なにが気持ち悪いんだ! あんなにかわいい()を相手にして!」

「あ、見たい。Mintちゃんって、どんな顔?」

「見せてあげよう」

 おじさんが隣のイスの上に置いてあったビジネスバッグから、タブレットを取り出した。カバーをめくる様子が、自信に満ち溢れている。

「どうぞ」と、タブレットを手渡してくれた。

 実写と見紛うほどの、美麗なCGが表示されている。

「うわっ! めっちゃくちゃかわいい!」

「でしょう? 他にもあるよ。スワイプしてもらえば…」

 言われた通り、二枚目、三枚目の画像を見る…まだまだある。

「うわっ うわっ うわ~」

 感嘆の度に、おじさんの顔が綻んだ。

 いかにも普通の男が好むような、前髪ぱっつんの黒髪ロング、お人形さんのような白い肌には、当然吹き出物なんてありゃしない。愛らしい丸い目に、あどけない小さな鼻と口、全体的に少し地味目にしているところが小憎たらしい。 …笑顔、めっちゃいい笑顔、すまし顔、テレ顔、おっと、六、七枚目はビキニの水着姿だぞ、こりゃたまらんわ~。

「こりゃ惚れますね~」

「そうだろ? ふられる理由があるかい?」

「ありません」

「ほら~」

「いやいやいやいや、 おかしい、おかしいですって!」と、男の子が右掌を小刻みにふる。

「かわいくない、ってのか?」

「ってのか?」と、相乗りしてやった。

 男の子は泣き出しそうな表情になった。

「いや、かわいいですよ。そりゃ知ってますよ。その…恋人関係だったんだから」

「あ、じゃあ、もっとすごいのを、Kotaさんは見た、って事ですか?」

「ああ、Kotaは、この男は見たんだよ!」

「や、やめてくださいよ! …そんなのもう、塗り変わっちゃいましたよ」

「あ、ひどい~」と、おじさんの代わりに言ってあげた。

「…傷ついたよ」

「絶対ふざけてますよね! 二人とも」

「やっぱりなんだかんだ言って、君はMintのリアル、つまり僕を知った事でもう交際をやめたい、と言っているんだな。 つい一時間ほど前までは、そんな気はなかった。僕がもしも若い女の子だったら、君は二股するかも知れなかったんだ!」

「だから違うって… いや、もうそれでいいです! もうどう思ってくれても構いません。ですが、もう交際は終わらせて頂きます」

「断る!」

「こっちだって断る!」

「あの、 ちょっといいですか?」

「ん? どうぞ」

「別れたいなら、勝手にできるんじゃないんですか?」

「恋人関係の解消には、お互いの同意が必要なんだ。一方的にジョイントを外そうとしても、相手が同意しなければ、三か月間は繋がれたままになるんだよ」

「え~、めんどくさ~。 じゃあ、今もジョイントされたままって事ですか?」

「そうです」と、男の子が元気なく返事した。

「三か月間は恋人関係のままですか、それじゃあ今の彼女は?」

「その、Mintと別れた後でジョイントしよう、って言ってるんだけど…」

「じゃあそのまま一か月以上経過しているって事か。それで今日、ちゃんと別れようと?」

「そう」

「律儀だな~」

「真面目だね、そういう所が好きなんだよ」

「ちょっと、もうほんっとにやめてください」

「Mintがだよ。割り切れっての」

「あんまり気にしないと思うけどな~」

「え?」

「今の彼女さん? たぶんそれくらい構わないと思うよ。ホントの二股じゃないんだしさ」

「だよね?」

「あたしがもし彼女さんの立場なら、面白くて応援しちゃう」

「マジで?」

「マジで」

「でも、お、お、おじさんだよ?」

「だから余計に楽しいんじゃない。相手が女の子よりずっといいよ。ぜひとも二股かけて欲しいくらい」

「ほら~ 彼女は進歩的だ」

 まあ、自分がリアルで二股してるくらいですから…。

「たぶん、Mintさんのエッチな画像を見たがるんじゃないかな~。あたしなら絶対そう」

「ええ~⁉」

 おっ? その気になってきたんじゃない?

「彼女さんと会わせてくれよ、相談してみよう」

「い、いやでも、彼女はその、この店員さんとはキャラが違うから…」

 あたしとはキャラが違う? どういう意味だコラ、 言ってみろ~

「どうしても嫌か?」

「すみません」

「どうしても別れたいのか?」

「はい、あ、でも…友達関係なら」

「無理だろう、僕の事を知ってしまったのだから。もともとそれができる性格だったなら、恋人関係だって続けられたはずだ」

「はあ…」

「あと二か月、待てないんだな?」

「もうこれ以上、彼女を待たせたくないんです」

「…よし、わかった。 今年限りで交際解消を認めよう。 だが、条件がある」

「条件?」

「最後にひとつだけ、Mintと一緒に行ってもらいたい所がある」

「どこですか?」

「どこ?」と、あたしも尋ねた。

「つい先日、新しくできたアイエヴォの新スポット…ウェディングチャペルだよ」

「は?」


「さて、洗い物しなくちゃ」

 もう十分笑わせてもらいました。ちょっと疲れてきたので一旦下がります。ラストオーダーは二十時半、閉店まであと一時間半もあります。しばらくはお二人だけでどうぞ~ 結末はあとでお聞きしますね~。


明日 ラスト

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