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【詩集】Shangri-La

あけぼの

作者: 野鶴善明


 あけぼのが

 雪の平野を

 染めていく

 恥じらうような

 あかね色に


 夜汽車が

 朝へ飛び出せば

 雪景色

 凍えた窓に

 君の笑顔が映る


 ずいぶん待たせてしまったけど

 今君を迎えにゆくよ

 風がささやく

 愛を抱きしめろと

 君住む街はもうすぐ



 雪しぶき

 列車は走る

 短い

 汽笛が

 心に鳴り響く


 星々が

 朝焼けに

 隠れるのは

 新しく創る

 一日を始めるため


 ためらうことなどなにもない

 ふたりの夢を叶えよう

 風がささやく

 愛こそが人生

 君を連れて旅立つ



 君でなければ生きてゆけない

 愛でしか満たせないのさ

 風がささやく

 なにがあっても

 幸せを手放すな


 朝ぼらけ

 雪国の町

 君が見える

 ホームに立って

 僕を迎えてくれる


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