表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

24/68

未定24

ドルマンはこれを防具として見ていなかった。

僕はこれをそれ以上に見ていた。

そう──こいつは先ほどのギルドの時みたいに尖らせたり姿形を変えられる。

そして、意思を持ってると来た。

っと、なるとだ。

目覚めていないだけで立派は伝説級のインテリジェンスウェポンにもなるということだ。


『さて、目覚めろ──!!』

一気に魔力を流す。

ドクンっとローブがなびいた感じがした。


「──」

少しだけローブの意識が感じた気がした。


(さてと──)

そんなローブの一端を伸ばして切り、自分の手に納めて──剣状にする。


剣技 8


父さんより、スキルレベルが高い人が居たのがちょっと残念でもあり、見つけられたラッキーでもあったかな。


「ぶもぉぉぉ!!」

そして、目の前のデミタウルスは魔斧にも魔力を乗せて僕に攻撃を仕掛けてくる。


『何度も何度も──通用はしないよ!』

「ぶもぉぉ?!」

ガキンっ──!!

っと、自分の剣と魔斧が衝突したと思った手前、相手のデミタウルスの魔斧のを弾き返していた。


「────!!」

ダンジョンマスターの驚いた気配を感じる。


(僕の魔力を這わした剣だ──折れるはずも弾けるはずもない!)


剣には全属性と抵抗を含めた恩恵をそのまま流し込んでいる。

どんな作用があろうと生半可な攻撃ではビクともしないだろう。


『残念だけれども、これで終わりだ──!』

体勢の崩れたデミタウルスに一気に駆けよって僕は剣を振りかぶって──刀身のみを一気に伸ばして袈裟斬りにデミタウルスを斬り裂いた。


「ぶもぉぉぉ────!!」

デミタウルスの最後の絶叫を最後にドタンっと倒れ伏して動かなくなる。


(へぇ──)

素材を丸ごとくれるらしい……魔斧はダメなのだろう粒子となって消えていっていた。


そして──ポンッとボス部屋空間の中に豪華…とは言えない禍々しい箱が出てくるのだった。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ