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22/68

未定22

「ぶもぉぉぉ──!!」


おぉ、おぉ! ──怒ってらっしゃる!

目の前にはここまで来るなかで出会ったミノタウロスでは非にならない、およそ3倍サイズのミノタウロスが居た。


(それに普通じゃないな?)

普通のミノタウロスは土褐色な感じなのに比べて、こいつは青いというか──下半身は黒いし、鉤爪はあるし羽も生えてるな?


鑑定──


ёミノタウロス(悪魔化)

突然変異種


ははぁーん……こう来ますか。

ここのダンジョン作った方の何かに触れちゃったのかな?

たまにこういう無理ゲーを押し付けてくる場合があるらしい。

まぁ、自分がパーティー向けに作ったダンジョンをソロでポンポンクリアしてくるやつが居たら、そりゃぁ……ねぇ。


『けれども、俺には関係ない』

そう、逆に美味しい。

見たこともないスキルや今手持ち以上のスキルレベルがフィードバッグされていく。


自然治癒 5

自然回復 3

自動蘇生 2

自己回復 2


同じようなスキルが並んでいたりするが。

人や魔物でスキルが違ったり似てたり同じようなものがあったりする。

でも……、自然治癒とかは悪魔の特権かな? ちょっと特殊なスキルも見られるな。

赤ん坊の頃に一通りスキル項目を読み漁ったけれども、全ては覚えきれていない。

まぁ、その記憶や会話の思い返しについての能力もあったから──いつかはそれを狙っていたりもしている。


『──っと!』

強制的に突然変異された影響か目の前の元ボスミノタウロスさんは怒り狂って自分へと攻撃を仕掛けてくる。


『──とと!』

それに今までのミノタウロスは1本だった斧が、こいつは両手に持って大きな斧2本で攻撃してきている。


魔斧かな──斧からもほんのり特殊な気配を感じる。

これは面白そうだ──自分が笑っているのが感じられる。


そして、ワクワクが止まらないまま──自分も振り下ろされる斧に向かってストーンブレードと言えば良いか。

土から産み出した鋼鉄の剣を打ち合わせるのだった。

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