表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

19/68

未定19

ёミノタウロスの討伐

名もなきダンジョンボス

ё必要素材

※その他あれば全て買い取ります


(ふぅん……)

名もなきダンジョンか。

ダンジョンには名前が付いているのもある。

それは難易度が高いダンジョンやそれを売りにしてる街やイベントに応じてだ。

基本的には魔力の吹き溜まり部分で精霊なり、邪神、神々が娯楽目的で産み出してるとも言われてる。

ただ、その性質は産み出した存在の目的や思考が反映されているのか、時には凶悪に、時には慈愛に満ちた物もあるから多様性の幅は広い。

しかし、そんなダンジョンは見到達、未発見、多く世界には存在している。

すべてのダンジョンに名前など付けていたらキリがなく、だからこういう風に大まかなダンジョンは名もなきダンジョンとなっている。


まぁ、名前無くとも地元の人の言う通り名などもあるから一概になんとも言えないが。

今回のはそう言うとミノタウロスダンジョンと分かりやすく言われてる。

定期的に魔力が未だに溜まるのか、それに応じてボスのミノタウロスが生まれるのだ。


定期的に倒さねば、ダンジョンから魔物が溢れてスタンピード現象にもなりかねない。

必要なお仕事でもあるのだ。


「おっ! シエルか! ハハッ! 何を狩ってくるんだ?」

「狩り以外の可能性もあるだろ?」

「何言ってんだ! シエルは最速のC級の通り名以外に討伐狂いとも言われんだぞ!」

(ぇっ? そうなの?)


「まぁ、そっか……で何を狩るの?」

「ミノタウロスを狩りに行く」

「ほらな! じゃあ! 気を付けろよ!」

手を挙げてブラブラさせながら、2人組。

シンとフィンは立ち去っていく。


(もう2人は居ないのか)

パーティー人数は制限は無いが、あそこもなかなかの有望株で残りは魔法使い1人と、ヒーラーの1人。

男性2人と女性2人の組み合わせだったりする。


(とりあえず、行くかな)

シルティからそう遠くは無い場所にミノタウロスダンジョンはある。

中級クラスのダンジョンでパーティー推奨だが問題は無いだろう。


街から出た僕は人目が無くなるところまで歩いたら全身に風魔法を纏わせる。

そして、ローブの形を飛びやすく…羽状にして──。


風魔法とモンスタースキルの飛翔術の組み合わせだ。

普通に飛ぶことも出来るが、こっちの方が精度も速度も出やすいから──何より少しだけ格好いい。

年頃だと言われたらそうだが、そんなところもあって僕は漆黒のカラスみたいになってはミノタウロスダンジョンへと向かうのだった。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ