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第1話「ニートには時間と夢があるんだよ!」1

近所にお兄さんがいる。お兄さんは所謂ところのニートと呼ばれる階層の中でも駄目人間だ。


働けるが働かない人間。


山中大茶はそんな男の子(二九歳児)。


そして今は有箱ファミリーの末っ子だ。両親は小学生百合夫婦だ。時代は進んでいるものだ。


大茶の姉は黒猫(一歳)のシロアンだ。


大茶はシロアンよりも仕事がない。シロアンは日向ぼっこを大茶の背中に張りついているが、彼女は夜のお仕事をやっているのだ。


大茶は迷った。母を呼ぼうにも、どちらもママなのだ。ただそこは流石は母のような何か。大茶の言い澱むことを察している。


「カスタードのの魔女と呼べばいい」

「バニラの魔女ですよ、大茶ちゃん」


大茶は環境に適応している。だから深くは追求せず、流水に無理に抗う真似は決してしなかった。

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