もう少し話すことあると思うけど、豚野郎のことしか話していない
陽介「はい」
修三「ンゴッ、ンゴッンゴゴ、ンゴゴゴゴ、フゴフゴンゴゴ(とてもよく似た豚の鳴き真似)」
パン!パン、パン!パンパンパン・・・そしてどこからともなく降霊現象のラップ音も聞こえる。修三が臀部を叩く音、ではないはずたが。
陽介「あっはっはっはっはっは、カスが!暇なの?」
「まあ、暇っちゃあ暇」
「(スロット)打ちに行こうぜ」
「もういいよ、どうせ出ないし」
「珍しくおとなしいな」
「別に普通だけど、まあ、この前の大雪の日に、登山なみの完全装備で歩いて打ちに行って負けたからな」
「はっはっは、馬鹿だね。そこまでして打ちに行ったの」
「はあ、そうだよ。あたしってホント馬鹿(魔法少女)。耳当て付きのふかふか帽子、ゴアテックスの耐寒、耐風ウェアで、吹雪なんかに負けるか!元気いっぱいに行って、負けた。はあああ~」
「はっはっは!男の中の男!俺は今、猛烈に感動している!」
「あっはっは!カスが!はあ~、誰も来なくて良い台が取れると思ったんだけどなー」
「まあ明日リベンジしようぜ」
「もうやだよ」
「あきらめたら、そこで試合終了だよ」
「終了でいいよ。さ、金無いからメシ作るかな」
「何を作るんだい?」
「焼きそばか、パスタか、カレーかな」
「そういや、幸本の結婚式でもらったカレー皿使ってる?」
「ん、ああ、今言ったの全てあの皿で食べてる。大活躍してるよ。親子以上の関係と言っても良い」
「よくカレー食べてるよねー」
「そうだな、シーチキンも入れるとマイルドで美味い。でも今日は焼きそばかな」
「学生時代は鍋のまま食べてたよな」
「今はきちんと皿に乗せて食べてるよ」
「野菜は?」
「無い。麺のみだ。まあ、茹でた麺に軽く卵を絡めて、胡椒とマヨネーズで炒め、最後に粉末ソースで仕上げる。カラシもあると良いけど今無いなあ」
「ふうん、美味い?」
「半端無く香ばしいよ。もうびっくりするくらい。リアクション教えてあげようか?」
「いいよ、どうせ悶えるか叫ぶかでしょ」
「はっはっは、違うよ。これを聞いたら君も食べたくなること受け合い」
「はは、全く期待してないんだけど、」
「ふっふっふ、心して聞くが良い・・・『ふぉふ、ふぉふ、ふぉふ、ふおおおおおおお!ズルズルズルズルルルル~』」
「はっはっはっはっは!予想通りくだらなかったよ!」
「ンゴッ、ンゴッフゴフゴ」