第48話 愛する妻が今日も規格外すぎるが、そこも愛おしい
フェルド辺境伯爵領の朝は、俺が王都にいた数年前より、ずっと騒がしくなった。
いや。
正確には、“生きた音”が戻ってきたと言うべきかもしれない。
屋敷の窓を開ければ、まず下の中庭から使用人たちの活気ある声が聞こえる。
俺が到着した当初は、必要最低限のやり取りしかなかった。皆どこか顔色が悪く、余計な言葉を飲み込んで怯えていた。
だが今は違う。
厨房からは、新名物の焼き菓子が焼ける甘く香ばしい匂い。
倉庫前では、商会へ向けた大声の搬出確認の声。
若い使用人が走り、庭師が花壇を整え、馬丁が機嫌よく鼻歌まで口にしている。
さらに、少し耳を澄ませば。
遠く領都の方から、活気を取り戻した市場のざわめきも風に乗ってくる。
その賑やかなざわめきが、俺は嫌いではなかった。
俺が幼い頃に知っていた、あたたかい領地の音へ、少しずつ確実に戻っている気がするからだ。
そして、その劇的な変化の中心にいるのは。
「……やはり、すでに起きておいででしたのね」
背後から落ちた鈴の転がるような声に、俺は振り返った。
俺の愛する妻、ルシアがいた。
薄青の朝のドレスに、まだ少しだけ急いで整えたと分かる銀の髪。
手には分厚い紙束。
多分、今日の農地視察の予定か、隣国商会向けの確認書類か、そのあたりだろう。
こいつは朝から晩まで、本当によく働く。働きすぎる。
ただし、本人に『労働している(無理をしている)』という自覚は極めて薄い。
“考えるのが好きなだけですわ”とか、“推し(俺)の領地が良くなるのが嬉しい(オタクの喜び)だけですもの”とか言う。
だが、そういう人間が一番、気づかないうちに限界を超えて働きすぎるのだ。
「また早いな。もう少し寝ていろと言っただろう」
俺が少しだけ咎めるように言うと、ルシアは悪びれもせず目を細めた。
「クライス様こそ」
「俺は昔からの癖だ」
「私も、その言い訳を使いたいですわ」
「却下だ」
「理不尽ですわね」
「お前には、体を休める必要がある」
「クライス様にもございます。お互い様ですわ」
1ミクロンの迷いもない即答だった。
まったく、その通りで反論しづらい。
こいつは時々、こちらの逃げ道を完全に読み切ってきれいに塞いでくる。
ルシアは俺の隣へ来て、窓の外を見た。
領都の屋根、朝靄の残る豊かな畑、湯気の立つ山(俺の疲労回復のためにこいつが半日で作った超高級温泉)の方角。
その視線は自然だ。だが、その景色の一つ一つへ、ちゃんと意味と計算を見ている。
農地の土壌菌の定着はどうか。
水路の水圧は持つか。
菓子の搬出ルートに滞りはないか。
温泉の利用客の導線は混雑していないか。
多分、そういうことを、あの頭の中で同時にいくつも並行処理で考えている。
その美しい横顔を見ていると、時々不思議になる。
どうしてこの公爵令嬢は、ここまで何もない辺境の俺の領地へ、本気になれるのかと。
いや、答えは知っている。
“愛する推しの領地だから”だ。
本人は大真面目に、頬を赤くしてそう言う。
最初は、その“推し”という言葉の意味が分からなかった。今も、完全に理解したとは言いがたい。
だが。
少なくとも、そこに込められた感情に嘘はない。
ルシアは本気で、この土地を良くしようとしている。
俺のために。
俺が守るべき領民のために。
そして、多分、自分が愛したものを全力で守り抜きたいという、そのどうしようもなく真っ直ぐで重い感情のために。
「何を考えていらっしゃるの?」
不意に、ルシアがこちらを見上げた。
「また顔に出ていたか」
「少しだけ」
「そうか」
「それで?」
「……」
俺は少し考えてから、正直に答えた。
「お前は、本当に『規格外』だなと思っていた」
「まあ」
ルシアがフンスと胸を張る。
「最高の褒め言葉ですわね」
「そうだ」
「でしたら遠慮なく受け取りますわ」
「だろうな」
こういうところも出会った頃から変わらない。
褒めれば、真っ直ぐにちゃんと受け取るくせに。時々そこに処理しきれない照れ(限界オタク特有のパニック)が混じるから、見ていて飽きないし、少し面倒だ。
だが、その面倒さも、もう嫌ではない。
どころか。
多分、俺はかなり、溺愛していると言っていいほど気に入っている。
◇ ◇ ◇
領地へ戻る前の俺は、正直に言えば、ここまで劇的に短期間で変わるとは思っていなかった。
代官が腐っていることは、薄々分かっていた。
父上からの書簡でも、領地の空気がおかしいとは読めた。
だが、俺一人で戻ってきたところで、長年の腐敗の立て直しには時間がかかるだろうとも思っていた。
時間をかければできる。だが、どうしても遅れる。遅れれば、その分だけ冬を越せずに苦しむ領民が増える。
そう、重く考えていた。
そこへ、ルシアが一緒に来た。
最初は、“俺の妻なのだから当然連れてくる”以上のことを、そこまで考えていなかった部分もある。
もちろん、こいつが桁外れに有能なのは知っていた。
あの腐った王宮で何をしてきたかも。
第一騎士団の兵站でどう立ち回ったかも。
国境で地竜型をどうやって一瞬で消し飛ばしたかも。
誰より近くで見てきたつもりだ。
だが、それでも。
領地へ入ってからのこいつの動きは、俺の想像をさらに遥かに超えていった。
隠蔽された裏帳簿を一晩で暴いて論破し。
代官を完膚なきまでに追い詰めて追放し。
死んだ農地を魔法で数十秒で蘇らせ。
山に規格外の温泉施設を半日で建て。
前世の知識とやらで絶品スイーツを当てて財源を確保し。
今では、領民から文字通り『豊穣の女神』扱いまでされている。
……女神。
あれは正直、やりすぎだとは思う。
黄金像の話が出た時は、こいつが本気で慌てる姿が少しだけ面白かったが、それはそれとして止めるべきだとも思った。
もっとも、ルシア本人が羞恥心で全力で拒絶していたから、当分は大丈夫だろう。
……多分。
俺は窓の外を見下ろした。
中庭を横切る使用人たちの中に、若い女がいる。
菓子工房へ回された娘だ。
以前は代官に怯えて、ほとんど顔を上げなかった。それが今は、抱えた商品の箱を落とさないように気をつけながらも、口元に誇らしげな笑みがある。
庭の端では、下働きの少年が湯上がり処へ運ぶ布を干していた。
あれも、赴任当初より背が伸びた気がする。ちゃんと腹一杯食べられている証拠だろう。
農地の方を見れば、遠くで大勢の人が動いているのが分かる。
春の終わり。次の仕込みに向けて忙しい時期だ。
だが、あの動きはもう、以前の“ただ鞭打たれて疲れて働いている”絶望的なものではない。
希望を持って、先を見ている動きだ。
それを取り戻したのは、俺の妻だ。
もちろん、俺も領主として動いた。
兵を締め、役人を再編し、父上からの古い流れを引き継ぎながら、どうにか骨組みを整えてきた。
だが、こいつがいなければ、ここまで短期間には絶対にできなかった。
「何を見ていらっしゃるの?」
また、ルシアが問う。
「俺たちの領地だ」
「どうです?」
「良くなっている。劇的にな」
「ええ」
ルシアは自分のことのように嬉しそうに頷いた。
「もっと良くなりますわ。私が最強の領地にしてみせます」
「そうだろうな」
「はい。安心してお任せくださいまし」
本当に、その言葉に一切の嘘や誇張がない。
だから困る。
いや、困るというのは違うか。
眩しい、の方が近い。
こいつは、自分のやっていることの凄まじさを、時々全く分かっていない。
“少し畑を戻しただけですわ”と言うが、あれは“少し”の範囲ではない。神の奇跡だ。
“温泉を整えただけ”と言うが、半日で山の中へ高級施設を生やすのは、どう考えてもおかしい。
“焼き菓子が少し売れただけ”と言うが、王都の巨大商会と隣国から名指しで大量の注文が来ている時点で“少し”ではない。
完全に規格外だ。
だが、その規格外さが、この領地を救っている。
そして何より。
俺自身が、どれだけその『規格外の愛』に救われているか、もう痛いほど分かっていた。
◇ ◇ ◇
ルシアが働きすぎる時、俺は止める。
止めている、つもりだ。
少なくとも本人へは何度も口酸っぱく言っている。
休め。座れ。茶を飲め。仕事から離れて俺の隣で寝ろ、と。
だが、あまり効かない。
いや、完全に効かないわけではない。
こいつは俺の言葉を無視するタイプではない。一応、聞く。
ただ、その上で“では、この紙を片づけてから”とか、“商会への次の指示を出したら休みますわ”とか言い出す。
そして、その“次”が、有能すぎるがゆえに永遠に終わらない。
「ルシア」
「はい?」
「今日の午後は休め。仕事は禁止だ」
「どうしてですの」
「昨日も帳簿の確認で遅かった」
「でも、隣国の商会向けの――」
「明日でいい」
「温泉の新しい運用表も」
「明日だ」
「焼き菓子の第二工房の配置図が」
「明日」
「……」
「……」
「……クライス様」
「何だ」
「最近、私に少々過保護で厳しくありませんこと?」
「俺の妻だからな。当たり前だ」
「それ、大変便利な無敵の言葉だと思っていらっしゃいません?」
「思っている」
「開き直りが早いですわね……」
ルシアは、少しだけ唇を尖らせて不満そうに頬を膨らませる。
その顔は、領民の前で見せる『完璧な伯爵夫人』のものではない。
俺にだけ向ける、不満とも甘えともつかない、無防備な顔だ。
そういう顔を見るたび、胸の奥が妙にあたたかく、くすぐったくなる。
こいつが、俺へ寄りかかることを、少しずつ覚えてきた証拠だからだ。
前は何でも一人で完璧に抱えようとした。
王宮の激務でそうしてきた、悲しい癖なのだろう。
誰かへ任せるより、自分が無理をしてやった方が確実で早いと、本気で思っていた。
多分、今も半分くらいはそう思っている。
だが。
最近は少し違う。
疲れた時、素直に俺の肩へ寄りかかるようになった。
眠い時、馬車や長椅子で膝枕を求めるようになった。
甘いものを食べて嬉しかった時、何も言わずにこちらへ寄ってきて袖を引くこともある。
そういう無意識の甘えを知るたび、俺は思う。
ああ、この女を、俺が全力で守る意味は、ちゃんとあるのだと。
強い。圧倒的に有能だ。魔法も実務も規格外だ。
正直、俺がいなくても、こいつ一人で大抵のことはどうにかしてしまう気もする。
だが、それでも。
俺が、守りたいと思う。
これ以上、前世の記憶とやらも含めて、傷ついてほしくない。
疲れすぎてほしくない。
ずっと笑っていてほしい。
俺の隣で、何の憂いもなく、安心して幸せに包まれていてほしい。
そう思える相手が自分の人生にいるというのは、存外に重く、そして幸福だ。
そして、その幸福な重さを、昔の無愛想だった俺は全く知らなかった。
◇ ◇ ◇
午後、領都の視察を終えて屋敷へ戻る途中。
広場の端で、またあの木組みが目に入った。
黄金像の件だ。
布は外されていなかったが、明らかに少し作業が進んでいる。
誰だ、俺が言った“保留”を“黙認(作っても良い)”と勝手に解釈したのは。
「……」
俺がそちらを見ると、ルシアも気づいたらしい。
「み、見ないでくださいまし」
「見えているぞ」
「忘れてくださいまし」
「難しいな」
「どうしてですの」
「完成して似ていたら、少し面白い」
「そこですの!?」
「いや」
俺は少しだけ真面目に考えた。
「ちゃんとした素材で作らせれば、俺の妻の美しさが後世まで残る」
「やめてくださいまし!」
「冗談だ」
「半分くらい本気でしたでしょう!」
「三割だ」
「三割も本気なら、十分危険ですわね!?」
本気で羞恥に青ざめるルシアを見て、俺は声を出して少しだけ笑った。
……そう。
笑うことが、劇的に増えた。
王都にいた頃の俺は、こんな風に声を立てて笑うことなどほとんどなかった。
必要がなかったし、そういう気分にもならなかった。
血の通わない『氷の騎士』だの何だのと言われるのも、別に否定しなかった。その方が、面倒な貴族を遠ざけるのに都合がいいこともあったからだ。
だが今は全く違う。
自分の領地へ戻り。
愛する妻がいて。
領民が希望を持って笑っていて。
死んでいた屋敷の空気が生き返っていて。
その全部の中心で、こいつが今日も慌ただしく、限界オタクだの何だのと騒ぎながら、最高に眩しく動いている。
なら、笑わない方が難しい。
「クライス様」
「何だ」
「今、笑いましたわね」
「そうだな」
「何がそんなに面白かったのです?」
「お前が慌てるのが、可愛くてな」
「ひどい方」
「知っている」
「しかも自覚がおありなのが腹立たしいですわ」
「それでも、俺の隣にいるだろう」
「……」
「何だ」
「……はい」
ルシアは少しだけ照れたように頬を染め、それから小さく呟いた。
「一生、おりますわ」
その甘い返事に、胸の奥がギュッと熱くなる。
やはり、可愛い。
規格外で、面倒で、時々周囲の想像を軽く飛び越えていく暴走機関車のくせに。
こういうところだけ、妙に素直で愛おしいのだ。
◇ ◇ ◇
夜。
執務を終えた後、俺たちは屋敷のテラスで遅めの茶を飲んでいた。
春の終わりの風はやわらかく、遠くの領都の灯りも穏やかだ。
温泉の方角からは、まだ客で賑わう気配が少しある。
今やあそこは、領民たちにとっても、俺たちにとっても、かなり大事な場所になっていた。
ルシアは、今日も結局、完全には休まなかった。
休ませようとしたが、焼き菓子第二工房の配置図を「どうしても完璧に確認したい」と言い張った。
その結果、夕食後に少しだけウトウトと船を漕いでいたから、ソファーで膝を貸した。
今はもう目も覚めて、俺の隣で湯気の立つ茶杯を両手に持っている。
「……何ですの」
視線に気づいたらしい。
ルシアがこちらを見る。
「いや」
「また何か、重いことを考えていらっしゃる顔ですわね」
「そうか」
「そうです」
「なら、考えていた」
「何をです」
「お前を、一生かけて守り抜くと」
ルシアが、ピタリと止まった。
茶杯の湯気が二人の間へ細く上がる。
夜風が少しだけ、彼女の美しい銀の髪を揺らした。
俺は真っ直ぐに見つめて続ける。
「前にも言った気はするが」
「……はい」
「ここ(領地)へ来てから、余計にそう思う」
「……」
「お前は強い」
「ええ」
「有能だ」
「存じております」
「規格外だ」
「褒め言葉として」
「受け取っていい」
「ありがとうございます」
「だが」
俺は茶杯を置き、ルシアの方へ身体を向けた。
「それでも、俺は俺の意志で、お前を守りたい」
ルシアの瞳が、静かに揺れる。
「働きすぎるし」
「……」
「すぐ無茶もするし」
「少しだけですわ」
「常に限界までしている」
「う」
「自分より先に、すぐ他人のために動く」
「……」
「だから、俺が一番近くで見ていないと、心配で狂いそうになる」
それは、多分。
昔の俺なら絶対に口にしなかった、弱みを見せるような類いの本音だ。
だが今は、言いたかった。
ちゃんと、言葉にして伝えておきたかった。
この女の規格外さに甘えて、ただ横で見ているだけの男では駄目なのだと。
俺もまた、こいつを支える『最強のパートナー』でありたいのだと。
ルシアはしばらく何も言わなかった。
やがて、そっと茶杯をテーブルへ置く。
それから、静かにこちらへ寄ってきて、俺の肩へコツンと額を預けた。
「……嬉しいですわ」
泣きそうな、小さな声だった。
「そうか」
「でも」
「何だ」
「私も、同じですのよ」
「……」
「クライス様の方が身体が強くて、剣が圧倒的にお上手で、領主として頼もしくても」
ルシアは俺の肩へスリと頬を寄せたまま言う。
「私も、あなたを守りたいのですわ」
「……」
「領民のために働きすぎるところも」
「……」
「不器用で、一人で抱え込みがちなところも」
「……」
「全部ひっくるめて、私が」
その言葉に、俺は静かに目を閉じた。
ああ。
そうだ。こいつは、こういう女だ。
ただ守られるだけでは絶対に終わらない。
ちゃんと、こちらへも同じだけの『特大の愛』を返してくる。
だから眩しい。
だから厄介で。
そして、だからこそ、絶対に誰にも渡したくないし、離したくない。
俺は、ルシアの華奢な肩を強く抱き寄せた。
「なら、一生そうしていろ」
「命令ですの?」
「そうだ。絶対の命令だ」
「……では、妻として喜んで従いますわ」
「よろしい」
「ですが」
「何だ」
「その場合、クライス様も一生、私の隣で甘やかされて守られてくださいましね」
「……面倒な条件だな」
「特大の愛ですわ」
「知っている」
ルシアが小さく笑う。
その笑い声が、夜気へ甘く溶けていく。
俺はその愛おしい横顔を見ながら、静かに思った。
この領地は、まだ全部が完全に整ったわけではない。
山積みの問題は残っている。
急激な発展に目をつけた、隣国の不穏な動きも最近気になる。
商会との調整も続くだろう。
農地も、温泉も、菓子工房も、もっと広げていくならさらに手はかかる。
だが、やれる。
この女が隣にいるなら、どんな壁でも絶対に越えられる。
いや。
やるのだ。
俺の領地を守る。
俺の領民を守る。
そして何より。愛する妻が、今日も規格外に走りすぎてどこかで無茶をしないよう、ちゃんと隣で支え、甘やかしていく。
それが、今の俺の人生のすべてであり、最大の望みだった。
「ルシア」
「はい?」
「明日は、午前だけでも休め」
「……またそのお話ですの?」
「そうだ」
「本当に、過保護で容赦がございませんわね」
「お前を世界で一番愛する夫だからな」
「本当に便利ですわね、その言葉」
「知っている」
「でも」
ルシアは俺を見上げて、少しだけ、最高に幸せそうに笑った。
「嫌いでは、ございませんわ」
その一言で、今日一日の疲れが完全に嘘のように軽くなる。
ああ。
やはり、俺はもう完全に駄目だ。
規格外で、面倒で、今日も女神扱いされかけているこの愛する妻のことが。
どうしようもなく、狂おしいほどに、愛おしい。
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