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罪と幻想の物語-クライムオンライン  作者: 蒼天癸亥
第一章 強者必衰の理を表す竜
14/21

変異と怒りと最強と 3

くっ!ソルトさん!【仮面舞踏会】は!?」


「すみません、リキャスト中に加え魔力切れですぅ!」


「こっちも罪法を使った時の罰が…戦闘終了とみられたんだろうな。」


「神よ!かのものの罪を洗わんことを!【神の救済】!これで罰は軽くなったはずです!」


<ふむ、準備は整ったのか?>


律儀に待っていてくれたみたいだ。


「皆行けるか?」


「魔力は自動回復がありますしねぇ、それにポーションも使いました。こんどは【恵みと殲滅】メインで戦いますよぉ!」


ソルトさんは目をたぎらせ、戦闘準備充分なようだ。


「大丈夫だ、T-G。今度こそは活躍してやるよ。」


と、俺は答える。


「私も、少し本気を出さないとですね。神よ、我らに祝いと祝福を【神の祭り】!」


メアリーさんが祝詞を上げると俺たちに力が沸き上がる。


「神々の祝福ですか、ありがたいですねぇ。」


<大丈夫そうだな…では行くぞ!>


と、言うと遠吠えを上げる。


そうすると、地面から錆びた武者鎧が出て来て、狼が装備する。


最後に、天から降ってきた刀を咥える。


さあ、真の戦いの始まりだ!


≪【黄泉返りし賢狼】バイホーンサムライゴーストシャドーウルフとの戦闘を開始します。≫


<【永久ノ忠誠】【飢餓ノ狩人】【終ワリ亡キ苦痛】>


「我が目前の敵を薙ぎ払え!【轟轟焔風】!」


とてつもない突風と轟炎が狼を襲う!


「トップスピードで行きますよぉ!【一番星】!【神風】!【快速】!抜刀、【恵みと殲滅】!来てください、【イフリート】!剣舞【炎精幽玄】!」


と、ソルトさんが呼ぶと筋肉質の炎に包まれた170cmぐらいの男が出てきた。


<了…解、殲滅…開始!>


「まずは小手調べ!【空歩】!【魔断】!」


「神よ、我らが敵を弱めたえ。【神の一撃】!【看破】!」


T-Gの魔法とソルトさんの剣劇、メアリーさんのデバフが入る。


当たれば、ある程度のボスならば死んでいるだろう。だが、普通のボスではないのだ…


<温いわぁ!【地命魂斬】!>


口にくわえていた刀で切ってくる。


その刀から放たれている光は美しく、恐ろしくもあった。


「なに!?」


「ぐぁっ!」


「なにっ!?」


その一撃は魔法を切り、俺とソルトさんの剣劇を同時に弾き飛ばす。


流石に、メアリーさんのデバフは弾けなかったようだが。


<はっはっは、魂に勝るものなしよ!>


「魂…?」


「看破情報出ました!」


「パーティチャットに張り付けろ!」


<ぐるるるぉぉ!>


こう話している間にも敵は待ってくれない。


「っく…いなしにくいですねぇ!」


「【空歩】!はっ!」


空歩で一気に近づき斬るも、全く刃が通らない!


「パーティチャットに貼り付けました!」


メアリーさんからの情報を見たとき俺は勝てるのかと思ってしまった。



ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


種族名 バイホーンサムライゴーストシャドーウルフ


RANK10


固有名 無し


武器 魂狼刀


防具


頭 魂狼ノ兜


胴 魂狼ノ鎧


足 魂狼ノ足鎧


靴 賢狼ノ足袋


アクセサリー 忠誠の証


HP 150000


MP 6000


STR 35000


DEF 2000+8000


INT 5000


RES 2000


DEX 1500


AGI 30000


スキル


【永久ノ忠誠】


【飢餓ノ狩人】


【終ワリ亡キ苦痛】


【魂刀術】Lv10


【HP自動回復】Lv10


【限界突破】


【宣誓:忠誠と信頼】


【終始輪廻】


【心前御前】


魔法


【魂雷】


【魂風】


ユニークスキル


【終演と開演の円舞】


【黄泉返り】


【現世返り】


加護


【魔狼の加護】


二つ名


【黄泉返りし賢狼】


【死を乗り越えし物】


【忠狼】



ーーーーーーーーーーーーーーーーーー


なんだよこれ…



「ユニークスキルに加護、見たことのないスキルのオンパレードですねぇ…」


「まじで?」


「第三エリアのボスより強いんじゃないですかね…」


「まぁ、あそこはギミックボスだからな…」


<まだやるか?降参するなら楽にしてやろう。>


「まぁ、こいつに勝てなきゃあ沙羅双樹には勝てないだろうなぁ!なぁ、ドラ?」


「そうだな、さっさとコイツぶっ倒そうぜ、T-G?」


「そういえばこのパーティの目標は沙羅双樹を倒す事でしたねぇ。」


「そういえばそうでしたね。」


<では、まだ立ち向かうのか?>


「ああ、そうだ!行くぞ皆!」


「「「おう!(ええ)」」」

ドウモ=ドクシャサン

今回は精霊について解説していくよ

この精霊は妖精が進化したものなんだ。

召喚するには妖精より魔力を使うことになるんだけども、その分賢くて強いよ。

進化条件は妖精と仲を一定以上深めて、レベルを上げること。

因みに、現在の妖精騎士の中で精霊を持っている人は5000人中10人ぐらいなんだって

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