対策オンラインゲーム係浅間の休日(悪役令嬢)
リアル時間深夜一時、家に帰りソファーに寝そべりながら、明日は やっと取れた休み、と、うきうき気分で居るのは、オンライン対策係の浅間幸。
「さて、行きますか」
休みだと言うのに、オンラインゲームを休みでもするのか?と自分でも可笑しな感じだけど今回やるゲームは少し古い昔ながらのゲームを現代版に直した。と言う触れ込みのゲーム
機械を操作して幸の意識がゲーム世界に入っていった。さーと景色が変わり
{悪役令嬢スフレの逃亡オンラインゲームにようこそ}
舞台は、ロンドン風
僕が産まれる。ずっと昔のゲームは、今と違い、ゲームの中に入る事ができなかった。その時、流行っていたゲームらしい。
{さぁ、ゲームの始まりです。ログインをポチっと押して下さい!}
え?僕の目の前にログインと書いた看板が……
{無理なら蹴って下さい}
え!?あの…ナレーションの人?何がしたいんだ?
{今からユーザー様は悪役令嬢の逃亡の手助けをする悪役令嬢の学生時代の大親友となり、プレイするのです!}
ナレーションの人が怖い口調で言うので………看板を蹴りました……
{よろしい。次にキャラを製作して下さい。}
男か女か、次は、髪型髪色好きに作って良いらしい。
職業……何で暗殺者?確か令嬢だよね?魔法使いと騎士なら分かるけど……
料理人、庭師もある………何でもありの自由度を付けたかったのかな?
先ほどから、ナレーションの女性が言っているのは、大昔に、流行っていた。悪役令嬢と言う話しで…僕が産まれる前には、影も形も無くなった?と、言われていた。ヒロインとやらに、王子を盗られた。元婚約者令嬢の断罪後日の話しだとか……
僕は料理人の職業を選んだ。キャラは、リアル同様男、スキル火炙りで、当然ながら、火属性
髪色瞳の色栗色
{チャラ♪チャラ♪、今から説明します。まず悪役令嬢スフレのところに行き話しをします。}
景色が変わり急に寒くなり、肌寒さに震えた。どうやら、牢屋の門の前が始まり地点の様だ。
{始まりクエスト開始です。ユーザー様の設定により操作方法は自前に確認済との事スキップします。}
僕はマップを展開させた。
まず門番に声をかけようとしたら……手をガシッとつかまれた!
「そこの人、レベル1だよね?」
「……そうだけど?」
「今は止めた方が良い!悪役令嬢スフレの元婚約者はレベル………1000なんだ!」
ん?でも悪役令嬢スフレを助けて逃亡するところからゲーム開始しないと前に進められないよね?
「あ。ごめん初対面なのにいきなりつかみかかって、俺は偽名だけど、ユウと言う名でプレイしているユーザーなんだ。最初スフレを助け様として、王子が来て負けた、次に他のプレイヤーとフレンド、パーティー組んでも駄目だった……ギルドに入ってコイン稼いで、ポウション買いまくって、ポウション表示しながら戦って………負けた…このゲーム相手にタッチしないとレベル解らないからタッチするところまで行けたんだがレベル1000……ふざけんな!製作者!みたいになって……」
「皆止めて行ったとか?」
「製作者の悪口言いながら変なほうに逆に盛り上がった」
ん?
「………ドラゴンには勝てたから、あと屋台機能、鍛治屋、とか充実した機能が……それに、無課金の人に優しい機能がたくさんある。」
「え!じゃあスフレは?」
「………多分スフレ助けて終わりのゲームかな?」
ユウがさって行った後僕は{スフレに話し}というナレーションの人のセリフを思いだした
「やっぱり…スフレに話しかけるだけで門番に話しかけろとは言ってないから……」
僕は隠し通路を見つけた。牢から上に登る階段のところに手をあて押したらひらいた…ちょうど門番からはわからない位置に……と言っても……昔のゲーム設定なので話しかけないかぎり反応しない設定だからかな?
……変だとは、思ったんだ。ゲームの話しではスフレをつれて逃亡するとある。それは、こっそりするのであって、どうどうと、する事ではない、製作者のミスはスタート地点を門番の前にしたことにある。
流石に言い出せなくて泣く泣く自由度のたかい、ゲームにしたと言うところだろう。
逃亡するなら、王子とて、追いかけてくる。だろうから……ラスボス扱いにしたんだね…
{やっと……見つけて下さいました………やっと}
ナレーションの人?機械では、なかったの?!
それから、僕はスフレに話しかけに行ったのだが…ナレーションの人もとい、製作者がスフレに入っていて愚痴を聞かされ…
こうして、僕の休日は、終わった。
最近はまってしまった RPG MMO悪役令嬢もの出してくれたらいいなと思い書いたのですがなんだか変ですね(´▽`;)ゞ