今までかかって特に大変だった病気
前回は3つだったところを、今回は2つ語っていこうと思います。
ちなみに、両方とも高校生の頃の話です。
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2年生の2月。
風邪が治って間もない頃だが、奇妙なことに咳だけがなかなか止まらなかった。
その上、息を吸う度に何やらヒューヒューと変な音がする。
これは風邪にしては少し変だと、僕自身自覚はしていた。
だが、病魔は徐々に僕を苦しめ始め、階段を上った後や運動をした後も咳や息切れが止まらなくなるようになり、大好きだった体育の授業は拷問となった。
今思い返すと、夜になると咳がよりひどくなっていた気がします。
そして、ある土曜日の夕方。
2階の自分の部屋に行ってしばらく経つと突然息が詰まり、咳が止まらなくなった。
もう苦しくて苦しくて、その場で小さくうずくまる僕。
更に追い討ちをかけるように38℃の熱が出て、ベッドに寝転がっているうちに気絶したらしく、気付いたらもう朝になっていた。
後日、病院に行くと診断は『気管支喘息』。
数週間の薬物療法により、平穏な生活が戻ってきたのだった。
今はだいぶ治まっているが、あの時は正直「こんなにつらいなら、いっその事自殺してしまいたい」、「僕はこのまま死んじゃうんだろうか」と思った。
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3年生の10月。
微熱が出て、最初はただの風邪だと思っていたのだが……。
学校から帰った後しばらくすると急に腹痛&下痢の波が来て、何度も何度もトイレに駆け込んだ。
そのうち吐き気にも襲われ、トイレの後は布団に入り、そして数十分おきにまたトイレに駆け込むという始末。
蛇口になったのかと思うほど何時間か格闘し、これはどう考えても尋常じゃないなと悟った。
熱は下がったものの他の症状はまだ完全に治まっていなかったので病院に行くと『急性胃腸炎』と診断された。
持ち前の根気強さで少しずつ治していき、あんな事はもう二度とごめんだと思った。
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余談ですが、最近僕は食事をした後に吐き気を催すことが多くなっています。