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ソロ狩りとトラップ

24話目になります。


久々の投稿です。お待たせして申し訳ないです。

 今日は火曜日。テストが午前中で終わったので、いつもの講義の時間よりも早く帰ることができ、2時前からログインしている。


 昨日は結局ドゥームスパイダー狩りを、クエストが終了しても夕食前まで狩り続けた。その後はログインせずにテスト勉強に当てたので俺とたぶん真人もログインせずに勉強をしていたはずだ。


 ログインをしてフレンドリストを確認するが他の人はログインしていない。真人なら昨日と同じように帰ってすぐにフリスタをやっていると思ったのだが、何かあったのだろうか?


 俺は昨日できなかったスパイダー狩りのクエストするためにアーカン西の草原へと向かう。


 草原へと向かう途中で何人かのプレイヤーとすれ違った。どうやら狩りを終えて報告に向かう臨時パーティのようで、この後も狩りに行くけど一緒にやらないか?といった会話が聞こえてきた。


 俺もパーティを組んでから来ればよかったか?とも思ったが俺の場合は、倒してしまうまで時間がかかるのでパーティで狩ろうとすると他のメンバーが気になってしまうので今回はやめておく。昨日はマサトによばれて入ってみたが、俺1人の場合はさすがに迷惑だろう。


 ちなみに、昨日のドゥームスパイダーの討伐と素材の納品で新しく出たのがこの2つ。



・ローズソーンの退治

 リグー西側にいるローズソーンを15匹倒す

 報酬450C


・薔薇の花弁の納品

 薔薇の花弁を10個持ってくる

 報酬200C



 はっきり言ってうまみが少なそうだ。移動の時間を考えるとヒツジや牛の方がスキル上げも出来てちょうど良い気がする。

 現状もしこのクエストをやるとしても、何かリグーへ行くついでにやるか、新しいクエストを出すために1回だけやるだけだと思う。


 スパイダーがいた辺りまでやってきた。平日の午後といってもまだ早い時間なので、見える範囲でスパイダーを狩っている人は少ない。いないわけではないが、お互いに十分離れて戦えるので、1回の戦闘が長くなっても周りから見られることもなさそうだ。


「・・・おっと」


 俺はスパイダーを探しながら、草原を歩き回っていたのだが、突然足が動かなくなって倒れそうになる。どうやらまたスパイダーの巣にかかってしまったようだ。


 回りを確認してみると、右前方からスパイダーがこっちにやってくるのが見える。早速俺は《ポイゾネストラップ》を仕掛けてからスパイダーに《ポイゾネス》を使う。《ポイゾネス》の方で毒になってくれたらよかったのだが、さすがにそこまでうまくいかない。


 俺に近づいてきたところでスパイダーが《ポイゾネストラップ》の範囲に入った。俺が動けなかったために、一緒に紫色の煙に包まれる。


 いつものように仕掛けた後離れているわけではないので前がよく見えない、そして煙が晴れたときに俺が見たのは毒にかかったスパイダーと俺の状態異常<毒>の表示だった。


「・・・え?何で毒にかかってるんだ?」


 俺は一先ず《アンチポイズン》で自身の状態異常を解除する。その間もスパイダーは俺を攻撃していたのでLPが1割以上削れてしまっていた。


 俺は急いで《ヒーリング》を使ってLPを回復する。


 どうして毒の状態異常になったのか、考えるまでもないだろう。普通に考えれば《ポイゾネストラップ》が原因だ。今までドゥームスパイダーやスパイダーと戦っても毒になったことはなかったので、スパイダーの攻撃に状態異常がついているとは思えないからだ。


 今までと今回の違い・・・。


 いつもは俺は仕掛けた後に離れていたが、今回は移動ができなかったので俺も《ポイゾネストラップ》の効果範囲に入っていたことが原因だろうか?だとするとこの状況は非常にまずい。俺ができる攻撃手段が<妨害>をメインにした戦闘方法しかないので、確実に状態異常にできる各種トラップは非常に便利なのだ。しかし今回のように自分も巻き込まれるとわかっていると使いづらい。


 何か新しいスキルを取得するか?


 今の状況で長々と考えるのは大変だ。一先ずクールタイムが終わり次第 《ポイゾネス》を使ってスパイダーが毒にならないか試してみる。《ポイゾネストラップ》のクールタイムが終わってもかからないようならもう一度自分も巻き込んでトラップを仕掛ける。


 これを繰り返すことで何とか勝利できたが。はっきり言ってMPが持たない。《ヒーリング》に2種の毒攻撃、今回はそれに加えて《アンチポイズン》まで使ったのだから消費が少ないわけが無い。これを後9回も繰り返すのはさすがに無理そうだ。


 俺は一度ここを離れようとして考え直す。今の状態なら巣に引っかかることがないので安心して自分のステータスを確認できる。俺は早速自分の取得できるスキルがないかの確認もかねて『メニュー』から『スキル』を表示する。



<ステータス上昇:小>Lv12 <補助>Lv14 <妨害>Lv13

<罠>Lv6 <テイム>Lv3



 うん。まぁわかってた。<ステータス上昇>が10を超えてSPが1取得できているが<罠>をとるときに全部使ってしまっているから現状増えていても覚えられるものが無い。というかあれだけ使っている<補助>と<妨害>が思った以上に伸びない。どうやらスキルLv10を越えたあたりから上昇に必要な回数が一気に増えるのかも。


 50になるまでにどれだけやり込んだのだろうか・・・。そんな関係ないことを考えていた俺にマサトから『TEL』がきた。出るついでにミサトやミコ、マツやリカもログインしていないか確認してみると、全員ログインしていた。


「どうしたんだ?てっきりテスト勉強だと思ったんだけど」


「ゲーム中にその話はやめようぜ兄弟。お前だってやってないじゃないか」


「そういえばそうだな。それで?どうしたんだよ」


「いや、一人で戦えてるのかと思ってテルしてみた。話ができるってことは今は戦闘中じゃなかったんだな。町中か?」


「いや、スパイダーと1回戦闘してみてどうしようか悩んでたとこ」


「毒殺ってむごいよな?そこのところどう思うよ」


「こっちも毒にかかってイーブンだと思いたいね」


「なんだそりゃ?」


 まったくわけがわからないぞ。そんな呆れた風に突っ込まれる。確かにそうかもしれないが、俺の心情としてはまさに今言った通りなのだから仕方が無い。俺はマサトに先ほどあった自分がトラップに巻き込まれたことを説明する。


 話を聞いたマサトは少しの間何も話さなかったのだが


「・・・だせぇ」


 そう一言だけのたまってくれました。


 ここを1人で戦うのは無理そうだから一度戻る。何所にいるか教えてくれと頼むと、ギルドのテーブル席で座って待ってるという。俺は待たせるのも悪いので急いでアーカンの町へと戻ることにした。

誤字・脱字・質問などお気軽に下さい


次回投稿も日曜になると思います。

ただ、引越しの可能性があるのでネット環境がしばらく無くなり不定期の可能性もあります。その場合は活動報告で連絡します。

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