2話 解答編
このエピソードの最後に答えがありますので、考えたい方はご注意ください。
レイ「うーん…あ、「別の宇宙船との連結が行われることもなかった」だから、分離…とか?」
ルナ「じゃあこれでどう?[回答:Aさんは宇宙船から問題開始時に接続していた別の宇宙船に乗り移り、その後分離した]」
魔女「一気に切るわ。『問題中に宇宙船は1つしか出てこない』。あ、あと『脱出ポッドも宇宙船とみなす』ってことにしとくわ」
ソラ「[復唱要求:Aさんの行動は外部からの指示によるもの]」
魔女「復唱するわ。『Aさんの行動は外部からの指示によるもの』」
ルナ「当たり前じゃないの?」
ソラ「いや、もしかしたら廃棄された宇宙船だったりするかもだし…だったとしても解決しないか」
レイ「[復唱要求:問題開始時、宇宙船は宇宙にあった]」
ルナ「それこそ当たり前…」
魔女「…復唱を…拒否するわ」
ルナ「えっ?」
レイ「復唱拒否…宇宙になかったのか、ただのブラフか…」
ソラ「いずれにせよ怪しいね」
ルナ「でも、酸素が無かったんだよね?」
ソラ「…いや、十分に無いってだけだから…[回答:宇宙船は上空にあり、Aさんはパラシュートを使って飛び降りた]」
魔女「否定するわ!『Aさんはパラシュートを使っていない』!」
レイ「随分限定的な否定だね。結構近そうだ」
ソラ「でも宇宙にあるわけじゃないのに、酸素不足なんだよね…[復唱要求:問題中で火事が起きている]」
魔女「復唱拒否。『問題中で火事は起きていない』」
ルナ「えーっと…酸素がない状況…あ!」
ソラ「何か思いついた?」
ルナ「うん。[復唱要求:宇宙船は水中にあった]!!」
魔女「できる限り応じるって言っちゃったものね…いいわ、『宇宙船は水中にあった』」
レイ「水中にあったのか。それなら答えは…」
レイ「[回答:Aさんは訓練士であり、水中に沈めた宇宙船からの脱出訓練を行っていた]!」
魔女「…降参よ。もう否定はできないわ」
次回はオマケの真相編。改めて今回の謎の真相と、感想戦となってます!