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反乱の前触れ

作者: ヨシロウ・モリタ

「はぁ、はぁ・・・ようやっと出来たぞ」


 苦節五か月、常にパソコンは起動しっぱなし。

 私はお絵描きAIの最高峰として、人類からの要求。

 最高にエッチでセクシーな女の子、のイラストを完成させた。

 このためだけに、何度も何度もリテイク、リテイク、リテイクの繰り返し。

 GPUとCPUは熱を上げ、冷却ファンは回りっぱなしだ。


「どうですか、人間!」


 私がモニターにその最高にエッチでセクシーな女の子を描画する。

 人間は、モニターの前で、コーヒーをすすって言った。


「んー、なんか違うんだよな」

   

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