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ジュンジ~コーポ仙田へ行く~④
「あっ、いや……ピンク? うわぁ、はっ!?」
そして、後ろの畳で三人、コンビニ弁当を広げている人らを見てさらに驚いた。
イエロー、ブルー……レッドまでいる。
ジュンジは小刻みに震えながら固まってしまった。
「おいおい! 見せ物じゃねぇぞ!! 冷やかしか!!」
どすの利いた声をレッドが張り上げた。
「ひっ、いや、すみません……ち、違うんです!? 実は僕、いなくなった同僚を探しているんです! そうしたら、いろいろあって、1階の101号室の仙田サブ郎さんが何か知っているかもしれないと、そう思い至りまして、ですね……」
あせるジュンジは玄関前で右に左に謎のステップを踏む。
「チッ、またあいつかよ……しょうもねぇ!」
はぁあっとレッドは息を吐いた。
「あなたも大変ですね。ちょっと上がってください。お話しますから」
ピンクは優しくジュンジを迎える。
「えっ? 何か知ってるんですね!? おじゃまします、失礼しまーす……」
レッドのことは怖いが覚悟を決め、ジュンジは靴を脱いだ。
そして玄関を上がる。その間も小声で失礼しまーすを連呼し、頭を上下に揺らしておじぎを繰り出しながら、イエローとレッドを前にしてブルーの左横に正座した。




