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追憶の俺たち  作者: 春天アスタルテ
第二十六話 ジュンジ〜コーポ仙田へ行く〜
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ジュンジ~コーポ仙田へ行く~①


 カーナビとフジ江さんが教えてくれた行き方を頼りに、ジュンジは車を走らせた。


 着いてみれば、意山さんの空き家とキャテリーヌちゃんの家、そして”コーポ仙田”はわりと近所であり、道中に古そうな小学校も見かけた。


「こんなに静かな町で神隠しか……それにしても、古いアパートだなぁ」


 いたってシンプルなアパートだった。


 外壁は長年の雨が黒い筋になって染みつき黄ばんでしまっただろう白色で、小豆色のドアが並んでいる。もちろんそのドアノブは、最近ではあまり見かけないガチャガチャする様式の、銀の丸いものである。


 二階建てであるそのアパートの階段は茶色くさびついて、登っても大丈夫なものか強度が心配になるほどだった。


「はぁ……101号室は……」


 さびついた階段のすぐ裏側に101号室はあった。


 ドアにはカピカピになって破れかけた紙に”仙田”と手書きで書かれたものが貼られている。


 ここだと思ったジュンジは小豆色のドアを強めにノックした。


「すみませーん! 仙田さん、ご在宅ですか? 荷物を配達する会社の者ですけども……」


 声をかけてみたものの、どうやら留守らしい。居留守でもないと感じた。


「うーん、手詰まりか……」


 アパートの外に出、もう一度建物を眺めなおして一つ思い出す。



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