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追憶の俺たち  作者: 春天アスタルテ
第二十四話 ジュンジ〜意山さん家に行く〜
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ジュンジ~意山さん家に行く~①


 慎重に、慎重に運転するジュンジは閑静な住宅街の中を進んでいた。


“ピンポーン! 目的地、周辺です! 案内を終了します……”


「なっ!? 何を勝手なことを!!」


 カーナビにもてあそばれるようにして、ドキドキと汗が止まらないジュンジはその辺を三周くらい回った。そうして、ようやくその家を見つけた。


 新しいマンションや戸建てが並ぶ中で、その古い二階建ての一軒家は浮いていた。灰色のコンクリート塀に囲まれた小さな庭は、全く手入れがされていないようで、青々とした草が伸び放題で荒れている。


「誰も住んでいないようだけど……」


 塀の前に車をとめたジュンジは降りると、門扉のところにある石でできた表札を確かめた。意山と彫られている。


「……メモの住所はここで間違いなさそうだし、名前もスティーヴン・イヤマ様って書いてあったからたぶん、この意山さんなんだろうけど……」


 門扉はすっかりさびついており、その上、鎖でぐるぐるにまかれて南京錠がかかっている。


 やはり、誰も住んでいるようには見えない。


「どういうことなんだろうなぁ……はぁぁ」


 ちょっぴりやけっぱちになったジュンジは、だめもとで鎖をカチャカチャしてみる。


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