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追憶の俺たち  作者: 春天アスタルテ
第二十三話 ジュンジ〜ノブオさん、いなくなる〜
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ジュンジ~ノブオさん、いなくなる~③


 翌日の朝、昨晩ほとんど眠れず頭の働きがすこぶる悪いジュンジは、生あくびをしながら会社に向かうため歩いていた。


 ぼおっと歩いていると、ふと会社の駐車スペースが目に入る。


「……んっ!?」


 そこには昨日、ノブオが乗っていったはずの社用車がとまっている。


「昨日、僕が家に帰る時にはなかったはずだけど……そんな遅くに、ノブオさんは帰ってきたのかな?」


 シルバーの軽に近づいていく。運転席のドアの下にキーが落ちていた。


「やっぱり、なんか変だ……!」


 キーを拾い、解錠してドアを開ける。すると、ダッシュボードの上に丁寧に畳まれた地図があった。


 ノブオは神経質なところがある。カーナビやネット検索だけでなく、しっかり紙の地図も確認することをジュンジは知っていた。


 そんなノブオのことだから、この地図には残されたヒントのような何かが、あるかもしれない。


 ジュンジは慌てて地図を開く。畳まれた紙の間から、一枚のメモ用紙がはらりと落ちた。


「住所だ。それに名前も書いてある……外国人? あれっ? この家、キャテリーヌちゃんの家とだいぶ近いな……そういえば、キャテリーヌちゃんの散歩には行ったのかな、ノブオさん……」


 はぁと深くため息をついて、ジュンジは心を決めた。


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