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追憶の俺たち  作者: 春天アスタルテ
第二十一話 敏也を追いたい
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敏也を追いたい③


「私、敏也とは家が隣で、小学校に入る前からの幼なじみなの。入院してたからずっと会ってなかったけど、敏也に間違いないと思います」


「と、敏也……あれが敏也か」


 はっとするノブオの呼吸は一瞬止まったようになる。


 小五のときの俺、倫子、そして敏也はそろった。


 子供の頃に戻って倫子と楽しく暮らしたいと言っていた大人になった敏也も、どこか近くにいるのかもしれない。


「あっ! 敏也が!!」


 ノブオ少年が叫ぶ。敏也らしき少年は顔を引っ込め、どこかへ走っていく。


 バタバタという足音が遠ざかっていく。


「あいつ最近、学校を休んでたんだよ。風邪って聞いたけど……ちょっと俺、敏也を捕まえてくる!」


 そう言いながら、ノブオ少年はバタバタと鉄扉の方へ走っていった。


「じゃあ僕も行きますよ」


 グラスグリーンもノブオ少年の後を追っていく。


「おっ、おい……ちょっと待って! あぁ!!」


 走り出そうとしたノブオは声を上げ、体育館のつるっとした床を転がりだす。


「あぁああー!!!」



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