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追憶の俺たち  作者: 春天アスタルテ
第二話 再会(2)
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再会(2)③


「おっ……そうだ、そうだ。そう、小学校!! どうしても聞いてもらいたい話があるんだよ!! えっと、ちょっと待ってな……」


 立ち上がって敏也はごそごそと両手で物をかきわける。


「あった!! 小学校の卒アルだよ!!」


 ノブオに卒業アルバムが手渡された。ガラガラ物を蹴飛ばしながら敏也は元のところへ座る。


「ほぉぉ、懐かしいな……河ノ沼小学校卒業記念か。はぁ、そうだったな。確か、俺と敏也が同じクラスだったのは五年生のときだったような?」


 厚みのあるページを適当に開きながらノブオは尋ねた。


 めくっても出てくるのは主に六年生のときのクラス写真だったり、遠足や運動会などの行事のものだ。


「そうそう、五年二組だったよ。それで……さ、野分倫子のわきみちこって覚えてるか? 倫子も同じクラスだったんだけど」


 一緒になってアルバムをのぞきながら、敏也は照れたようにおでこをかいた。


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