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追憶の俺たち  作者: 春天アスタルテ
第十九話 集合
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集合②


「おじさーん!! はぁっ、おじさん……無事だったんだね!!」


 手を振りながら走ってきたのはノブオ少年だった。


「ノブオ君!!! よかった無事で……その子は?」


 おかっぱ頭のかわいらしく上品な女の子が後からやってきて、ノブオ少年の横に立った。


「はぁっ、あぁ……同じクラスの野分倫子だよ! でも、俺も今日初めて会ったんだ。去年からずっと入院してたけど、明日から学校に通えるんだってさ。さっき、おじさんが職員室を出て行ったあとに代わりに入ってきたんだよ」


 ノブオ少年は張り切ってノブオに説明する。


「野分倫子です。ノブオ君から、同じノブオって名前のエスパーおじさんに助けてもらったって、聞きました。どうぞ、よろしくお願いします」


 にっこり微笑んで、倫子はノブオにおじぎした。


「いやいや、こちらこそ、よろしく……」


 思わずノブオもおじぎを返した。


 野分倫子は本当にいたんだな……ただその顔を見てもノブオはいまいちピンとこない。


「ああぁ!! もしかして、グラスグリーンっ!?」


 唐突に声を上げたノブオ少年が右に左に飛び跳ね興奮している。


 指をさされたグラスグリーンは、まんざらでもない様子でおでこをかく。


「えっ!? ノブオ君はこの人を知ってるの?」


 ノブオ少年の様子にノブオは驚いた。


「おじさん、エスパーなのに知らないの!? 先週、最終回で全四話しかやらなかったけど、俺大好きだったんだよ!! 飲料戦隊・甘エンナー!!!」


 ノブオ少年はポーズを決める。


「なに!? 君、テレビに出てたの!?」


 ノブオ少年が知っているのだから、おそらく自分も知っているはずなのにと思うノブオだが、全くグラスグリーンを見た記憶がない。


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