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追憶の俺たち  作者: 春天アスタルテ
第十五話 お手伝いする
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お手伝いする②


 トタンの屋根に金網の張られたウサギ小屋を外からのぞいてみる。


 明るくはない小屋の中で五、六匹ちょこちょこと跳ねるようにして動いていた。


 いくらかフンは転がっているものの、そこそこ掃除もしてあるようで餌だろうキャベツの葉もちゃんと散らばっていた。


 ウサギも元気そうで、特に問題はなさそうだ。


「大丈夫そうですね。ごはんも足りてそうだし……えっ!?」


 言いながらチラッと仙人を見たのだが、びっくりして二度見する。


 裂けんばかりに大きく見開いた仙人の目は小屋の中の一点を凝視していた。おまけに怒りなのか、仙人はプルプル小刻みに震えている。


「んっ……これはいけない……!!!」


「なっ、何、どこ……?」


 仙人の視線の先をノブオも急いで探す。


 それは金網の内側で、金網の下のコンクリートになっている部分と土のところに大きな穴が開いているのだった。


 穴は深く、小屋の中と外でつながるトンネルが今にも完成してしまいそうだ。



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