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お手伝いする①
小学校に着くと、子供たちは午後の授業をそれぞれこなしているようだった。
暑くなりかけの真っ青な空の下、グラウンドではドッジボールやサッカーをしているクラスがあったり、また音楽室の前を通れば合唱の練習が聴こえ、爽やかで切なくキュンとしたものがノブオの胸をかすめていく。
ノブオは仙人について学校中の切れた蛍光灯を取り換え、様々な備品をちょこちょこ直して歩いた。
そうしているうちに日は傾き、気づけばあんなにしていた子供たちの声も聞こえなくなって、学校はしんと静かになっていた。
「んっ、んっ……ノブオ、ご苦労様だったなぁ。おかげで前から直したかったところがすっかり良くなって。んっ、ありがとうなぁ」
「いえいえ、お役に立てて俺も嬉しいです!」
昇降口の傘立てをガタガタ揺らして安定したのを確かめたノブオは、清々しい気持ちで腰を伸ばし、ふぅと息を吐いた。
今日は終わりにしようと仙人とノブオはそのまま外へ出る。
仙人があっ、と思い出して口を開いた。
「んっ、そうだ。ウサギ小屋の様子を見に行かないと! んっ、子供たちがな、ちゃんと世話してやっているか確認せんとなぁ」
「それは大切だな! 行きましょう!!」
二人は校舎の裏側にあるウサギ小屋へ向かった。




