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翌日、起きる③
ゆっくり出来上がった遅い朝食を食べ終えた二人は、食後のお茶をすすっていた。
「んっ、そうだノブオ。この後なぁ、小学校行って用務員の仕事があるんだけども、一緒に手伝ってくれるかぁ?」
「もちろん! 何でも手伝いますよ! 一宿一飯の恩義……あれっ? 一飯じゃないな……」
ノブオは斜め上を見てちょっと考える。
「はっは!! んっ、じゃぁたくさん頼むかなぁ、はっは!!」
仙人は嬉しそうに笑った。
「ははっ! うん、なんか楽しみだなぁ……」
40年ぶりの母校……銭湯や屋台のときとは違って、ノブオはなんとなく緊張とワクワクが入り乱れたような興奮で、胸がいっぱいになってくるようだった。




