表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
追憶の俺たち  作者: 春天アスタルテ
第一話 再会
3/168

再会③


「俺だよ!! 意山敏也いやまとしやだよ!! ほら、小学校で同じクラスになったこともあるだろ!?」


 意山敏也はノブオの両肩を強くつかむと、前後にガシガシ揺らす。


 一段上から急に伸びてきた手にノブオは首を絞められるかと一瞬息を止めた。


「んっ!? はっ、意山……敏……也……おぉ!! 敏也か!! お前、敏也かよ!!!」


 思い出した。クラスで一番、いや学年で一番はいくだろうイケメンの敏也だ。大きな二重にすっとした鼻筋、厚すぎないバランスのいい唇からのぞく整った真っ白な歯……そうだ部活で日焼けした肌がかっこよすぎる男、意山敏也じゃないか。


「おぉ、懐かしいなぁ。よく俺が福田ノブオだってわかったな。あぁ、そうだ! 敏也は確か、卒業した後に引っ越していったんだよな? 中学の時には会ってないし……もう四十年ぶり……くらいだな! 本当に、よく気づいてくれたよ!!!」


 床に段ボール箱を置いたノブオは感動のあまり、敏也の手を自らの両手で熱く握りしめた。


「実は最近ちょっと……気になることがあって、というか……小学校のアルバムをよく見ててよ。ノブオのことも思い出してたんだ」


 さっきまで目を血走らせノブオを凝視していた敏也の視線は不意にそらされ、言葉は急に歯切れが悪くなった。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ