表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
追憶の俺たち  作者: 春天アスタルテ
第二十八話 商売敵と世界平和
103/168

商売敵と世界平和③


「人をさらってその油で……!? さらうって、もしかして……四十年くらい前にこの地域であったっていう神隠しと、何か関係があるとか!?」


 ひらめいて興奮するジュンジは、しびれた足を伸ばしてそのふくらはぎをモミモミした。


 そして、ネクターピンクはフンフンと鼻息荒く叫ぶ。


「その話を知っているのね! そうよ、そうやって集めた子供の油を過去の商店に行って、卸しているの! 私たちの過去のお得意様たちにも売りつけて、お客様を奪っていくのよ!!」


 はっ? 何を言ってるんだ……とジュンジは固まった。


 このタイツ五人兄弟はガマさんたちの汁で作った油を販売していて、彼らの叔父である仙田サブ郎も誰かと手を組んで人間の子供の油を販売している……


 しかも、彼らが油を売る客層は被っていて……


「過去の人々に販売している……!?」


「そうそう。現代って健康や美容のための食品ってあふれちゃって、なかなか難しいじゃない? それにアレルギーとか品質に関しても厳しいし。昔の時代に戻って販売する方が楽なのよ、緩いし」


 ねぇ、とスカッシュイエローとコーラブルーは目配せする。


「そ、そんな過去って簡単に行けるものなんですか? それに、ノブオさんが巻き込まれたっていうのはどういうことなんですか? グラスグリーンさんと四十年前の過去で一緒に行動してるっていうのは!?」


 突拍子もない話にジュンジの不安は一気に噴出した。



評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ