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遺品(日記)  作者: 朝日奈 素美矢
2/2

 久しぶりにログインをした。

 僕は昔から三日坊主というやつになる運命らしい。

 日記をつけると言って作ったこの作品のページだが、2022年から今に至るまでの合計執筆数は1だ。

 自分で言うのもあれだが、続かなさすぎだろう。

 一筆目であんだけ気取っている文章を書いている人物とは思えない。

 当時高校に入学したばっかだったが、今年の春に卒業してしまった。そして今は大学生として過ごしている。

 最初こそ友人ができるか不安だったが、その心配を杞憂にすることができてよかった。

 さて、ここまで文章を書いたがもう疲れてしまった。当時はまだまだ自分について書けただろうが、あいにくとそんな力はもう僕には残っていないらしい。

 昔とは違って今の僕には不安を吐き出す場所があるし、少しばかりの愚痴を聞いていくれる友人もいる。だからこそ、今の僕にはおぞましいともいえるような昔の頃の自己顕示欲はなくなった。

 それはきっといいことなんだろう。世間もきっと同じことを言うはずだ。

 けれど僕は疑わざるを得ない。だって、昔の自分がひどく輝いて見えてしまうから。

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