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遺品(日記)  作者: 朝日奈 素美矢
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才能不在

高校入試を終え、いつも通り課題を入学式前まで溜め込んで今頑張って進めている最中に思いついた。


僕は中学の頃と同じようにただただ何もせず過ごす生活が高校でもやってくるんじゃないか、と。


怖い、恐ろしい。これじゃまるで同じことを繰り返すだけの人生じゃないか。


起きて、朝ごはん食べて、学校行って、学んで、お昼ご飯食べて、友情を育んで、体を清めて、夜ご飯を食べて、歯を磨いて、寝る。


そして朝が来たら同じことを繰り返す。


こんな人生は嫌だ。


社会人になったら、と考えたこともあったが結局は先程描いたスケジュールのどこかが消えて、何かが生まれる。


そんなものなんだ。


人生の先輩は他にも良いことはある、と思うかもしれないけれど。


そこで、思いついたのが日記だ。


今まで生きてきた中で日記は小学生の時の夏休みくらいしか描いてこなかった。


だがしかし、それを日記と呼べるのか、と聞かれたら僕は肯定できないだろう。


名目上は日記だが、小学生の頃の僕は日記を書いていたというより、課題としての義務感から日記を書いていた。


似ているようで違うもの。そう例えるのがふさわしいだろう。


僕は僕の人生にあまりにも真面目に向かい合っていない。


だから、今日から生まれて初めて、いままで生きてきた人生、これからの人生に向き合ってみようと思う。



ごめんな。今の俺を作った昔の自分。お前がいてくれたおかげで今の俺が生きている。

なのに今まで真剣に向かい合わなくて、ごめん。



テンプレートのような、たった二行の言葉を今書き終えたところだが、このたった二行のおかげで僕はなんだか前に進めた気がする。


こんなことなら、前から早く向き合えばよかったな、と思った。


それはまるで喧嘩して長年悪い関係が続いていたが、何回かの会話で仲直りしたときの気持ちにも似ている気がする。


改めて今書いたこの文章の書き方が小説みたいだ、と思ったが何か遺してから死にたい。という思いからできた日記です。


そのため、「遺品」と名付けました。



2022年4月2日

今日は高校の合格者説明会のときに貰った課題をやりました。

貰ってから二週間近く経っているがまだ何も手をつけていない。

流石に危機感を覚えようやく開始したわけです。

僕の尊敬する人は課題を素早くこなせる人も入っているんですよね。

自分のかけているパーツを持っている人がいるとやっぱり尊敬しちゃいますよね笑

幼い頃の僕ならば、奪おうとするんでしょうが、僕はもう大人なんで笑(年齢は子供だけどね)

そんな訳で進めている課題、全然終わりません(泣)

他の高校に進学する友人に聞いてみたら全部で50ページほどと聞いたのですが、僕の進学先の高校はなぜか180ページくらいあるんですよね〜

理解できない

まあ他の高校よりかなりレベルは低いからかな?

そう思えば理解できた気になれる。

少し考えれば、少しだけ理解できるんですね、また一つ新たなことを覚えました。

正直に言うと終わる気がしないんですよね。

早めにやらなかった僕が悪いのはわかっているのにね。

けど逃げたりはしません。

僕実は中学の頃はいろんなことから逃げてきたんです。

それでテスト受けなかったり、不登校になったりしました。

嫌なことからすぐ逃げてしまうんですよね。

人を殺したい、と思ったことはありませんが嫌なことから逃げる自分は殺したいと思いました。

だからこれからは何事にも正面からぶつかってみます。

できれば応援していただきたい笑

独りは寂しいんですよね。

てなわけで、そろそろ今日の日記は閉じようかな。課題やんなきゃいけないし、もしこの日記を見ている人がいたら、こんなのに時間使わないで課題に使いなさいって思う人もいるだろうし。ていうか書いてる間に日付変わったし。

毎日書くことはきついかもしれないけど精一杯がんばります。

ここなら喉から出せない言葉も出せるし。

そして何より楽しい!




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