表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
11/86

幕間.魔物の大群(魔王モルト視点)

クッハッハッ、この時をどれだけ待ち望んだか、静かに身を潜め、魔物達が育つのを待ち、ようやく準備が整った。


まずは王国を乗っ取り、そこで、男達は餌や労働力にし、女達は孕み袋にして、魔物達をさらに増やし、次は帝国や法国を乗っ取ってくれる。


そうして、領地を広げ、いずれは、この俺様が、世界の覇者になるのだ!

その為には、まだ勇者が育っていない、今が、攻め時だ、案の定出てきた勇者や騎士は弱い、これなら直ぐに、街を落とせるだろう。



うん?何だ?今なにかが光って……ま、まずい!あれは、聖剣の光か!?

おのれ、こうなれば、俺様自ら、街に入って、勇者が寝静まったら首を取ってやる!




チャンスを伺うんだ、焦っては今までが水の泡になってしまう、少しでも情報を持ち帰れば、あいつに恩を売ることができる、そうすればまだ、挽回ができるはずだ。

その為には、今は息を殺し、隙を待とう。


どうやら、パーティーが開かれるらしい、ならば、その会場を奇襲すれば簡単だ。

せいぜい今を楽しむがいい勇者よ……

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ