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この作品には 〔残酷描写〕が含まれています。
苦手な方はご注意ください。
この連載作品は未完結のまま約7年以上の間、更新されていません。
今後、次話投稿されない可能性が極めて高いです。予めご了承下さい。

ReDieR

作者:tamu
 その日を何度繰り返しただろうか。
 必ず最後は一二時に死神の少年に殺されて朝に戻る。
 それの繰り返しだ。

 一度目はコンビニで立ち読みした帰りに巨大な鎌で切り裂かれた。

 二度目の時は混乱していた。
 殺されたはずなのに、時間が巻き戻っていることが信じられなかった。
 悪い夢か幻覚を見たのだと思い込もうとしていた。
 ――だが違った。

 そして結局、一度目と同じようにして殺されたのだ。

 それからは同じことの繰り返しだ。
 どこに逃げても死神は追ってきた。
 家族や友人に助けを求めても、回避できない。
 それどころか、犠牲者を増やすだけだった。

 一日中部屋に閉じこもっても無駄だった。
 必ず死神は現れる。

 ――部屋の中にも。夜の街にも。遠くの山にも。
00 プロローグ
2017/12/17 22:56
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